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小沢一郎、ほんにお前は屁のような

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宮沢喜一が総理大臣だったとき、週刊文春が「ほんにお前は屁のような」という特集記事を書いて思わず喝采したことがある。宮沢は「政治改革をやる。これは、やらねばならないことなんです」と久米宏を前にニュースステーションで大見得を切っておきながら、なんら有効な手だてを打てなかった。
当時はリクルート事件があって、政治家の倫理問題がやり玉に挙がっていたのだが、宮沢内閣は政治改革法案を成立させようとして果たせず、とうとう総理の座を細川護煕に明け渡したのだった。

今は民主党の小沢一郎に対して「ほんにお前は屁のような」と言いたい気持ちだ。

昨日、国会では新テロ対策特別措置法案が衆議院で再可決され、成立した。
この席で、民主党の小沢一郎代表は棄権して大阪府知事選の応援に出かけてしまった。
これについては民主党内からも批判の声が上がっているが、自民党政治にうんざりしている国民の側から見ていても、「何をやっているのか」と思わずにいられない。

小沢一郎という男は、はたしてリーダーたりうる器なのか。
小沢は自民党にいる頃から表立って行動することを嫌い、陰で取引するのを得意としてきた政治家だ。マスコミはそれを「豪腕」となづけて、さも実力者のように扱ってきたが、ほんとうのところ、小沢の実力などは大したものではないのでないかと思いたくなる。

安倍内閣以降、政府に対する信頼がこれだけ低下しているというのに、小沢がやったことといえば大連立の話にシッポを振ってみたり、それを咎められれば「辞める」と駄々をこねたり、みっともないことばかりだ。とても自公に替わって政権を取るのだという気概があるとは思えない。

なぜ、小沢は、民主党は、新テロ対策特別措置法案を廃案に追い込まなかったのか。57年ぶりの衆院再議決に対して問責決議案を出さないのか。
民主党内にも不満が高まっているらしく、今のままでは民主党が分裂する可能性もあるだろう。
新自由主義派の議員が離党して、自民党に吸収されるかもしれない。自民党にとってはこれほど嬉しいことはないだろう。

年金問題、防衛省スキャンダルと、今の政府には突っ込みどころが満載なのに、小沢は何もしようとしない。ほんにお前は屁のような男、だ。何のためのリーダーなのだ。民主党は何のための野党なのだ。小沢は自民党と内通して、民主党を内部から崩壊させようとしているのではないか。

衆議院での採決を欠席したことについて、記者の質問攻めにあった小沢は終始無言で通したという。なんと煮え切らない男か。こんな男を政権交代の旗印にするのは御免だ。いまや、民主党に吹いていた追い風は、急速に止みつつあるといえるだろう。信用を回復するなら、早期解散の実現だ。これしかない。いつまでも自民党による新自由主義政策を許すな。切にそれを願う。
小沢一郎
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関連タグ : 小沢一郎, 民主党, 自民党,

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