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大蔵省解体をはばんだ田波耕治を選ぶ福田康夫の選択眼

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自民党首相の福田康夫は18日になって、ようやく日銀総裁案を提出した。
福田にしてみれば17日に後任人事を明らかにすると約束していたのが、1日遅れてしまったのだから、よほど困った上で出した結論なのだろう。

そして明らかにされた後任人事は、田波耕治・国際協力銀行総裁だった。
田波もまた、旧大蔵省出身の事務次官経験者である。
大島理森
先に武藤敏郎にダメを出した民主党の拒否理由は、「財政・金融分離の原則に反する」というものだった。たとえそれが表向きの理由だったにせよ、武藤は結局見送らざるを得なかったというのに、またしても福田康夫が選んだのは大蔵事務次官経験者だった。
福田には、というか福田と協議を重ねたはずの自民党の大島理森らは、雁首そろえながらまったく前回の失敗を教訓にすることができなかったことになる。

吉本の芸人ならば、「お前ら、アホちゃうか!」と突っ込みが入るところだろう。

あれだけ大蔵事務次官経験者はダメだと言われていたのに、またその経験者を選ぶということは、福田康夫以下の政治家たちが無能であるということに加えて、財務省内にも日銀人事は事務次官経験者をという強い思惑が働いていたのだろう。
田波耕治
武藤が「ノーパンしゃぶしゃぶ」接待を受けた者をかばって更迭された人物なら、田波はこのスキャンダルで更迭された上司の涌井洋治に代わって内政審議室長から異例の事務次官に就任した人物である。田波自身に「ノーパンしゃぶしゃぶ」接待は直接関係はないものの、庶民感覚からすれば、同じスキャンダルが元で出世した人物が日銀総裁になるということには、なんだかなあという違和感を感じてしまう。
どうしてこんな人選しかできないかね、自民党

それに、そもそも田波耕治という男が日銀総裁の器なのか、という問題もある。
福田康夫は、田波が国際協力銀行総裁を務めていることから「国際金融をよくご存じだし、金融機関に身を置いていた」と説明しているが、朝日新聞は財務省幹部の言葉として、国際協力銀行は政府の途上国援助(ODA)の一環である円借款の実務などを担っており、「日銀の仕事と関係するような国際金融のイメージとは異なる」という異論を紹介している。

実際、田波耕治という男を調べてみても、国際金融について目立った業績も研究も行っていないらしいことがわかる。
それどころか、かつて行政改革会議の大きな目玉だった、財政と金融を分離しようとする「大蔵省解体」問題において、これを阻止するために黒幕的な働きをしたのが内閣内政審議室長時代の田波耕治だったという話もある。(「大蔵省はなぜ解体されないか」より)

旧大蔵省の財政と金融を分離しようとしたのは、それが大蔵官僚の証券界や銀行界への天下りに大きく寄与していたからであり、この官と業との癒着が「ノーパンしゃぶしゃぶ」のような破廉恥な接待を生み出す温床にもなった。
しかし田波の暗躍によって、財政と金融分離の試みはあっさり見送られたのである。

この一事を持ってみても、田波耕治が新しい日銀総裁にふさわしい人物かどうかといえば、やはり民主党ではなくとも私はNOといわざるを得ない。
武藤が隠蔽体質の持ち主ならば、田波は癒着体質の持ち主であり、つまりは自分たちさえ美味しい思いをすればいいという考えの持ち主であるということで、とても日銀総裁の器とはいえないだろう。

福田康夫はどうしてこうも、人格的に問題のある人物ばかり選び出すのだろうか。
学習能力のなさといい、人を見る目というか、素人でもできる程度の調査能力さえ持っていないという無能さといい、日銀総裁を選ぶ以前に己が自民党総裁=総理大臣としてふさわしくない人物といえるのではないか。
福田康夫

内外ともに問題が山積しているなかでの、このもたつきようは、明らかに福田政権も末期にきていることを明らかにしている。
今さらこの首相に、これからのヴィジョンを聞く気になる者など、もはやいないだろう。
それは自民党、公明党全体に対してもいえることだ。

われわれ国民としては、一刻も早く彼らに政界から身を引いてもらいたいと願うのみである。


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