上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

あまりにひどい、参院選を控えた各党の「タレント候補」戦略

ここでは、「あまりにひどい、参院選を控えた各党の「タレント候補」戦略」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
タレント政治家あるいはタレント候補者と呼ばれるものは、調べてみると案外古くからいるようだ。むろん、これについて何か書こうと思えば、まずタレント政治家なるものの定義を明らかにしなければならないだろう。とはいっても、Wikipediaで調べるかぎりでは必ずしもその定義が明らかになっているわけではなく、いわゆるタレント業を生業としている者だけを指す場合もあれば、単にメディアを通じて知名度が高いことからタレント政治家と呼ばれる場合もあるという。

そこで、ここでは後者の定義をあてはめて、いわゆるタレント政治家あるいはタレント候補者のことを述べたいと思う。

まず、昭和に生まれた私がタレント政治家として最初に意識したのは、山東昭子、安西愛子あたりからで、いずれも自民党から立候補して政治家になった。もちろん、当時小学生だった私は政治のことなどよりはウルトラマンや怪獣の方に熱心であり、タレント政治家になど、大した興味はなかった。
それでも、「歌のおばさん」として人気のあった安西愛子が私の通っていた小学校の卒業生で、あるとき大先輩で政治家にもなった安西先生が学校を訪れ、校庭に並んだ私たちに話しかけ、一緒に校歌を歌ったことがある。
そのときは政治家といえば偉そうに聞こえるが、目の前にいる歌のおばさんはまるで幼稚園の先生のように子どもたちにやさしく、非常に身近な存在に感じたものだった。
安西愛子が小学校を訪れたのは、後にも先にもそのときだけだったが、私の中ではタレント政治家というものが、難しい政治をわかりやすく小学生にも親しめるようにしてくれる存在なのだろうという意識が形成された。

その意識は、おそらく大人たちも同じように持っていたようで、それ以後も主に自民党から数多くのタレント政治家が生まれたが、それはタレント本人が持っている知名度とともに、彼らがより庶民に近い立場から政治を分かりやすいものにしてくれるという期待がこめられてのことだったように思う。

印象に残るタレント政治家といえば、無所属で出た青島幸男と横山ノック(後に二院クラブ)で、青島は「意地悪ばあさん」で売れていた頃だったし、ノックは「マンガトリオ」のリーダーで、タコの真似をして私たちを笑わせてくれる存在だった。青島も横山も、たしか記録的な得票で当選を果たし、それが契機となってタレントは票が取れるということになり、その後どんどんタレントが擁立されていったように思う。
後年、それぞれ東京と大阪の首長となった二人が、大した成果を残さず、むしろ何もやらなかったり、破廉恥な行為で訴えられるなどして晩節を汚すことになったのを見て、タレントなどに政治をやらせてはいけないと私は思うようになったが、自民党をはじめとする政党はそんなことには凝りもせず、どんどんタレントを擁立していったのである。

タレント政治家に、どんな人材がいたのか、ちょっと振り返ってみよう。山東昭子が出馬して当選したのが1974年の参議院選挙で、この年にはNHK紅白歌合戦の司会者として知られた宮田輝も出てトップ当選をした。また77年にはレコード大賞の司会などを務めていた高橋圭三が無所属から出馬して当選している(当選後は自民党に所属)。そういえば立川談志も71年に立候補して全国区50人中50位の最下位で当選していた。このときは子ども心に落語家が政治をやっちゃいけないと思ったものである。

タレント政治家は、その後1983年に全国区制が廃止されて比例代表制厳正拘束名簿式となって一時不利な状況になったが、2001年には個人名でも投票できる比例代表制非拘束名簿式になってからは、知名度による集票力を期待されてふたたび各党から擁立されるようになった。その2001年参議院選挙では舛添要一や大仁田厚が自民党から出馬、社民党からは田嶋陽子、民主党からは大橋巨泉が出馬して当選した。
しかし、このなかで政治家として目立った活動をしたのは舛添要一くらいで、大仁田厚は何をやっていたのか分からず、田島と大橋にいたっては任期途中で職を投げ出すような形で辞めてしまった。

1995年には橋本聖子が自民党から出て当選。
2004年の参院選では自民党から神取忍、荻原健司、民主党から喜納昌吉、蓮舫が出て当選。
2007年参院選では自民党から丸山和也、丸川珠代(東京選挙区から出馬)、義家弘介、民主党から横峯良郎が当選している。

さて、ここに挙げたセンセイ方の中で、目覚ましい活躍をしている人物がどれほどいるか。

彼らの多くは自らの政治理念を持ってその実現にあたるどころか、自民党あるいは民社党にとって都合のいいイエスマンとして働くだけで、国民の生活をどうするとか、国の財源をどうするとか、沖縄の米軍基地をどうすべきだとか、公務員の天下りを禁止して予算の無駄遣いをなくすにはどうしたらいいかとか、今の日本が直面している問題にはほとんど声を上げてこない。たしかに今や野党になり、打倒民主党しか頭にない自民党の議員たちにしてみれば、国民の生活のことなどどうでもいいだろうが、民主党の議員になったタレント政治家たちは何をやっているのか。

こんなことなら、タレント政治家などイラナイのである。にもかかわらず、今度の参院選に向けて、民主党も自民党も、あるいは国民新党までもが懲りもせずにタレント候補を擁立しようとしている。
もう自民党のことは言うまい。三原じゅん子を立てようが、堀内恒夫を持ってこようが、はたまたあべ静恵を擁立しようが構わない。勝手にバカをやってくれと言うだけである。

しかし黙っておれないのは、民主党である。

民主党が擁立しようとしているのは、谷亮子であり桂きん枝であり、岡部まりであり、池谷幸雄であり、岡崎友紀であり、庄野真代であり原田大二郎である。このなかでも谷亮子は、もし当選しても柔道で現役を続けロンドン五輪を目指すことは変わらないと語り、「私なら議員もできると思った」と会見で答えた。
これについてはすでにブログでも多くの批判が寄せられているが、詰まるところは谷亮子のような政治の素人が、五輪を目指す片手間で政治をやって、日本をよくできるかということにかかっている。
はたして谷は、国家財政の問題を、国民の生活の問題を、沖縄の米軍基地の問題をどうすれば解決できると思っているのだろうか。記者会見のときには民主党が政治とカネの問題で批判を受けていることについて聞かれても、「これからより良い方向に向くと信じている」と述べるだけだったと言うが、他の重要な問題についても「これからより良い方向に向いていくと信じている」としか考えていないとすれば、大問題だ。
谷亮子だけではない、岡崎友紀や池谷幸雄以下のタレント候補者たちも、政権党として重要な仕事が待っているというのに、どれほどの覚悟を持ち準備をしているかといえばはなはだ心許ないとしか答えようがない。

明らかに、彼らは民主党の頭数をそろえるために動員された名前だけの存在であり、民主党としても大した期待をしていないことは明白だ。こんな候補者ばかり並べて、どうか参院選でも過半数を取らせてくださいと言っている小沢一郎以下の民主党は、選挙民のことをバカにしきっているのであり、よしんば選挙に勝ったとしても「国民の生活が第一」という公約を実現する腹など、もはやないといっていい。

今度の参院選では、くだらない野合から出来上がった立ち枯れ新党や舛添新党などは鼻から相手にされず、散々な結果になるだろう。しかし今、国民がもっとも怒りを持って意思表示しなければならないのは、民主党だ。国民をないがしろにし、選挙をもてあそび、公約をないがしろにする政党には、是非とも痛打を浴びせてやる必要がある。
どの政党に投票するかは各人の良識に期待するしかないが、私は地方区・比例代表ともに共産党を記入するだろう。共産党が単独トップになることなどないだろうが、今の政治状況にバランス感覚を取り戻すには、この政党が一定の力を得ることがいちばんだと考えるからである。
スポンサーサイト

関連タグ : 民主党, タレント, 谷亮子,

コメント
この記事へのコメント
正直に言って、もう景気は回復しないと見ています
ダウや日経が上昇していても、会計基準を変えたり、税金投入でごまかしたり、外需依存だったりします
いずれにしても、いい想いを出来るのはグローバル企業やその背後にいる投資家だけです
どうも、カネを横流しして特定の企業や投資家が利益を絡めとるという流れができつつあります
派遣労働にしても期間従業員という名前に変えようとしているだけで、事実上中身は改善されていないようです
2010/05/18(火) 14:20 | URL | マイケル #-[ 編集]
自民がタレントを擁立していたときには、国民をバカにするなとか言っていた連中が、民主が一緒なことをしたときにはタレント候補者を批判するのは職業差別とか言い出しやがった

失せろよ民主党盲信者ども
2010/05/19(水) 20:44 | URL | マイケル #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://funnyarome.blog82.fc2.com/tb.php/408-bc07a1e4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。