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「見殺し」にすることの罪深さ

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大統領就任

オバマ大統領は、就任第一日目から精力的に仕事を始めているようである。
とくに外交問題では最初にパレスチナのアッバス議長に電話をかけ、話し合いをした。次いで矢継ぎ早にイスラエル首脳とも話し合い、今後の中東和平について話し合ったと見られる。

しかし、繰り返して書くが、バラク・オバマは、今回のイスラエルによるナチス的なジェノサイドを黙認することで支持をした。その点において、強く非難されるべきであり、オバマは自らの行為を恥じなければならないと私は思っている。

第二次世界大戦を経験したヨーロッパの人々は、戦争中にナチスに協力したか否かを厳しく問われた。ナチスに少しでも荷担したことが明らかになった場合、その行為は糾弾され人によっては職を失ったり、名誉を失った。日本でも有名なココ・シャネルは戦前は売れっ子のデザイナーとして活躍し、多くの文化人との交流もあったが、パリがドイツ軍の手によって陥落するとナチス将校と愛人関係を結び、その庇護のもとで自堕落な生活を送った。
戦争が終結してパリが解放されると、国民はシャネルを「ナチスに魂を売った売国奴」として非難し、シャネルは難を逃れてスイスに亡命しなければならなかった。フランスでは今でもシャネルを嫌っている人がいるという。

ナチスはその宣伝に芸術を取り込む戦略をとっていたことが知られているが、ここでもナチスに協力したか否かで、戦後の人生を大きく変えられた人々がいる。
たとえば音楽界では、名ピアニストとして知られたフランス人のアルフレッド・コルトーは、ナチスに招かれて演奏会を何度も行ったが、そのことが戦後になって非難の的になり、パリの音楽界からボイコットされることになった。オランダが生んだ偉大な指揮者と言われたウィレム・メンゲルベルクも、ナチスに招かれてベルリン・フィルで指揮したことが問われて戦後はすべての名誉と財産を剥奪され国外追放されるという憂き目にあった。
また、ドイツが誇る名指揮者といわれたフルトヴェングラーは、必ずしもナチスに対して協力的ではなかったけれどもドイツにとどまり、結局はナチスに利用される形で演奏し、その模様がフィルムに撮られていたのが証拠とされて、戦後は演奏活動を禁止された。

これらの例を見れば分かる通り、戦争は人間ひとりひとりの真価を問う試金石となっている。
映画でも描かれたオスカー・シンドラーはナチス党員でありながら、そのあまりに残虐な行為に心を痛め、密かにユダヤ人たちを助ける活動をした。日本の外交官だった杉原千畝もまた、政府の命令に反してユダヤ人の亡命に便宜を図ったことで知られる。

人心にもとる非道が行われ、罪もない人々が苦しみ、財産を奪われ、あるいは命を落としていっている事実を知ったときに、人はどういう態度を取るべきなのか。
パレスチナのガザ地区を中心に繰り広げられたイスラエル政府による虐殺行為は、世界中が知るところである。
しかし、この許されざる行為を前にしながら何もしなかったという点で、バラク・オバマは強く非難されるべきではないかと、私は思っている。
もちろん、親イスラエル政策をとり、戦争兵器を大量に売りつけて金儲けしていたブッシュ政権はナチスに協力した人間と同じように名誉を剥奪し、国外追放にしてもおかしくない罪を犯したといえる。バラク・オバマはこのときまだ政権についておらず、自分では何もできなかったと釈明しているが、彼もまた残虐行為を知りながら黙認したというだけで罪を負うべきだろう。

オバマはすでに次期大統領として、普通の人間に比べればずっと大きな影響力を持っていた。たとえ外交筋に働きかけることはできなくとも、世界が期待を寄せている人物ならば、反対の声をあげるだけでも大きな効果があったはずだ。
アメリカはユダヤ系人種が大きな権力を握っており、オバマが大統領選を勝ち抜くためには彼らの力がものをいったという背景はあるのかもしれない。
オバマとしても難しい微妙な立場にあったのかもしれない。
ダンス

それでも、と私は思わずにいられない。
大統領就任式の前、ボランティアとして施設の壁にペンキを塗る暇があったのならば、オバマはイスラエルに対していい加減に人殺しは止めてくれと声を上げるべきだったのだ。
就任式の後、優雅にファースト・レディとのダンスを披露する暇があったのなら、オバマは犠牲となったパレスチナ人民に対して詫びをいうべきだった。
何百人ものパレスチナ人が殺されていっているときに、ハワイでゴルフを楽しんでいる姿を世界中にさらす必要などなかったはずだ。
麻生太郎でさえ、形式的なだけにせよ、イスラエル政府に対して憂慮の念を伝えたときに、オバマは何を考えていたのか。
ガザ地区

バラク・オバマはアメリカ国内のみならず、世界中から期待と喜びをもって大統領に迎えられた。
しかし、彼は就任したそのときからすでに、目の前にある非道を黙認し、消極的ながらも支持したという罪を背負っていた。
歴史はイスラエル政府が行った大量虐殺行為に対して、厳しい評価を与えるだろう。
同時に、ブッシュはもちろんのこと、バラク・オバマを筆頭とするアメリカ政府に対しても大きな汚点を残したとして記録にとどめることになるだろう。

■追記
今、国連総会に対して「イスラエル戦争犯罪特別法廷」の設置を求める署名運動が起きています。下記のアドレスのサイトの上のほうにあるSign the Petitionをクリックすると、署名のページになるので、名前とメールアドレスを記入してください。
メッセージを書くこともできます。これは英語でなければだめでしょうけれども。
今回のイスラエルによる大量虐殺に対して反対の意思を唱える方は、ぜひ署名してください。
よろしくお願いします。
もちろん、私も署名しました。

http://www.PetitionOnline.com/EAFORD09/petition.html
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2009/01/23(金) | 晴天とら日和
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