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政府の「粋なはからい」は貧困層には届かない

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5日から開かれた通常国会の冒頭で論議の的になっているのは、国民一人あたり1万2000円を支給するという、例の低額給付金もとい、定額給付金だ。

民主党の鳩山由紀夫が税金の無駄遣い、悪しきバラマキであるとして撤回を要求したが、答弁に立った麻生太郎はまるで意固地に固まったように撤回する意志はないと繰り返す。
その麻生太郎は、昨年中は「所得が1億円ある人がもらうかどうかは、人間の矜持の問題である」と語り、「自分は受け取る気はない」と言っていたものだが、今年に入るや「時代が変わった」として受け取るかどうかはこれから決めると、これまた例のごとく発言を転換して全国を呆れさせた。

もともと筋の悪い政策、天下の愚策というしかない定額給付金なのだが、自民党では幹事長の細田博之が「国会議員も受け取るべきだ」と発言、はやくも高額所得者には取得制限すると言い、「1800万円以上」を所得制限とするとしていた総務省の目安をなし崩しにしてしまった。なぜなら国会議員の平均所得は2500万円もあるからだ。

その総務省のトップに立つ鳩山邦夫も、当初は給付金は受け取らないと言っていたものがここにきて「給付金は政府の粋なはからいのようなもの」と言い、自分は受け取って地元のとんかつ屋だか鴨料理屋だかで飲み食いするつもりだと言っていた。

いったい、国会議員先生たちの矜持というのはどこにあるのだ?

一方、所得が2500万もある先生たちが棲息する永田町にほど近い日比谷公園に暮れから正月にかけて集まった「年越し派遣村」の元派遣労働者たちは、多くが住居も失ってしまったために給付金を受け取ることができない。給付金は住民票を元に支給されることになっているからだ。

国会では麻生太郎が「定額給付金にはGDPを0.2%程度押し上げる効果がある」と言い、公明党の副代表・井上義久も「GDPを押し上げる効果がある政策は定額給付金しかない」旨の発言をした。

しかし、住処さえ失ってもっとも金を必要としている人々が受け取ることができない恐れがある金で、この国のGDPが0.2%ほど上がったところでどれほどの意味があるというのだ。
定額給付金が天下の愚策であり、筋の悪い政策だというのはこの点にあり、筋の悪さにおいて、とても「粋なはからい」などとは言えないのである。

総額2兆円の金をどうしてもばらまきたいならばばらまけばいい。
しかし、そのときには少なくとも全国民に平等にばらまくのが最低条件だろう。今のままではその最低条件すら守られずに2兆円は泡のように消えてしまいかねない。
麻生太郎はなぜ、定額給付金にこうまでもこだわるのだろうか。2兆円を使うなら、その分を消費税減税に回す方がまだ不公平感がない。
大阪府知事の橋下徹は年収400万の所得制限にして財源を確保し、その金を学校の耐震化に使う、さらに臨時職員を雇って所得の確認業務に当てると提案した。
橋下程度の男にもこのくらいの提案ができるというのに、麻生太郎をはじめとする政府の人間たちは、ひたすら民主党に反対することしか考えていないように見える。その顔がいかにも愚鈍に見える。

私は、この筋の悪い政策は第2次補正予算案から切り離すべきだと思う。そしてもう一度、ゼロから見直すべきだ。
「粋なはからい」と思っているのは自民党のおめでたい議員だけで、多くの国民はこれほど野暮で愚劣な企みはないと思っているのだから。

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関連タグ : 定額給付金,

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「定額給付金」問題こそは、自公政権の国民を愚弄する最悪の政策、麻生首相の無定見と公明党の愚民政策の産物、この給付を受けるか受けないかをめぐる、自民党議員の対応こそ国民遊離の政治意識の表明となっている。この金で「飛騨牛を食べる」などといって、これが消費の底上げ、景気回復への貢献だなどという人間の本質的欠陥を、徹底的に議論しようではありませんか。
2009/01/10(土) 16:15 | URL | 河原の枯れすすき #-[ 編集]
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