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イスラエル国内でもガザ侵攻に反対デモ

ここでは、「イスラエル国内でもガザ侵攻に反対デモ」 に関する記事を紹介しています。
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イスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への侵略はその後も続き、地上軍の侵攻に加えて国際的にその使用の規制が論じられているクラスター爆弾が使用されているとの情報もある。
こうした攻撃により、ガザ地区では600人近い民間人の死者が出ており、その中には160以上の子どもがふくまれているという。

1月4日に上げたエントリでは、こうしたイスラエルの一方的とも言える侵略行為がかつてナチスがユダヤ人たちに対して行ったジェノサイドに等しいものであるとし、今後も批判の声を上げることの重要性を唱えた。
現在、イスラエルにはフランスのサルコジ大統領が停戦仲介のために訪れているが、ペレ巣大統領、オルメルト首相と相次いで会談したものの、説得は不調に終わった模様だ。

狭い地域に150万人もの人々を閉じこめて長期にわたり糧道を断ったうえ、空爆と地上侵攻するイスラエルの行為は決して許されるべきではない。
この点については同じ思いを抱く方が多いと思うのだが、なかには「イスラエルにも空爆を」という意見も出るなど、日本人の間にも苛立ちに近い思いが広がっている。

しかし、どんなことがあっても戦争が起きれば必ず無辜の民間人が巻き込まれるのは避けられない。日本人までが急進的になって「イスラエルにも空爆を」とは、やはり言い過ぎだと見るしかない。

実際、先日のエントリに対してはホタルさんという方から貴重な情報が寄せられている。

それは、イスラエル国内でも政府と軍部の暴力行為に対する反対運動が起きているというものだ。
以下は、いただいたコメントのコピーだ。

  一つ、あまり報道されない事実は、政府の強攻策に反対するイスラエル市民が沢山いるということです。毎回の選挙の結果が左・右ぎりぎりで拮抗していることからも、国民のほぼ半数は戦争反対と言えます。私はイスラエル滞在暦が長かったことから、その空気をよく知っています。また、市民の平和団体も多数あって、アラブ人イスラエル人が協力して活動しています。
(中略)
約1万人が攻撃反対デモに参加している。日本でさえ1万人のデモはそう無いでしょう。

ここまで市民が反対しているのに、政府は非道な行為を強行する。国際社会が動いても容易には説得されないでしょう。


残念ながらホタルさんが紹介してくれたサイトを開くことはできなかったが、私も調べてみようと思い、検索してみると次のようなものがみつかった。
記事のタイトルは「イスラエル国内でガザ侵攻に反対して10万人以上がデモ」である。
この記事によると、年末から年始にかけて中東・ヨーロッパ・アジア・アメリカなど全世界で約100万人の労働者・学生・市民がイスラエル弾劾とガザ連帯の集会・デモ行動に決起している。そしてきわめて重要なこととして、イスラエル国内でもパレスチナ人とユダヤ人がともに手を組んで決起し始めているという。1月3日には、テルアビブで1万5000人が参加したデモが行われ、パレスチナ人の多い北部のサクニンでは10万人以上が参加した巨大なデモが闘われた。
テルアビブでは、「ユダヤ人とアラブ人は敵同士であることをやめよう!」「ユダヤ人とアラブ人は人種差別・民族差別に対して闘おう!」「平和なくして安全なし。資本の支配を解体しよう!」といったスローガンが多く掲げられた。

日本ではなぜかほとんど報道されない事実だが、この背景には今行われている侵略行為が、アメリカの支援を受けているという要因が良心あるイスラエル、パレスチナ双方の人々を動かしたと見るのが妥当だろう。
こうした反戦運動が行われていることひとつをとってみても、「イスラエルにも空爆を」などとは決して言ってはならないことだと思う。

自国に対して強硬な態度を取る組織がたまたま第一党に選ばれたからというだけで、圧倒的な武力を行使して他国に攻め込むというのは、どんな国にも許されないことだ。
これを容認しているアメリカは、今後、イスラエル政府同様に国際的な非難を受けるべきだろう。
バラク・オバマは自国の経済対策を行う前に、イスラエル問題対策に追われるかもしれない。

ガザ地区では、今この瞬間にも侵略が進められ、多くの人々が血を流し、命を奪われている。
われわれはそのことを決して忘れることなく、この無法行為に反対する全世界の人々と一緒に、反対の声を上げ続けていかねばならないと、あらためて思う次第である。
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関連タグ : イスラエル, ガザ侵攻, , 反対デモ,

コメント
この記事へのコメント
コメントを取り上げてくださって恐縮です。
差し上げたURLはハイフンが抜けていました。次のが正しいURLです。
http://www.gush-shalom.org/     言語を選択すると記事のページに入ります。

市民の声について考えました。ベトナム戦争でもイラク戦争でも米国内の大々的な反対運動が起こったけど、政府は結局強行した。

短絡的には「どうせ変わらない」という姿勢になるでしょう。しかし、あの時抗議の声が上がったからこそ、もっとひどくなる事態を回避できたのだと思うのです。
その意味で、「全世界の人々と一緒に、反対の声を上げ続けていかねばならない」というooaminosoraさんに連なりたいと思います。

長くなりますが、もう一言。ユダヤ人(≒イスラエル人)とアラブ人(パレスチナ人を含む)の関係を見てみると:音楽家--互いに友好的; スポーツマン--互いに友好的; 科学者・文学者など--互いに友好的; 自動車泥棒--互いに協力的・・・
結局、対立抗争してるのは政治家だけじゃないか! と思いました。
2009/01/07(水) 22:37 | URL | ホタル #OARS9n6I[ 編集]
ホタルさん
こんにちは。
おっしゃる通り、対立しているのは何らかの利害関係に絡んでいる政治家と戦争することで金儲けをしている戦争屋どもですね。
世界中で非難の声を上げて、こういう奴らを追い詰めていくことができたら、と思います。
2009/01/08(木) 08:48 | URL | ooaminosora #v64swWl6[ 編集]
http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1230733152340&pagename=JPost%2FJPArticle%2FShowFull
エルサレムポストによるとサクニンのデモは1万人超、アラブ系イスラエル人によるものだそうです。
また、BBCの記事ですが
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/7816794.stm
イスラエル国民の多数はこの戦争を支持しているようです。
コメントのコピーでは選挙結果が左右拮抗しているとの事ですが、パレスチナに対する政策は政権与党がなんであれ苛烈である事には多少の違いしかありません。
2009/01/09(金) 09:13 | URL | 名を名乗れ #-[ 編集]
BBCの記事、読みました。今起こっていることは、これまであった諸紛争の大規模再現フィルムで、うんざりします。

世論調査というのが気になって、数字を探してみました。驚くべき支持率がHa-Arez紙に載っていました(下記)。
http://www.haaretz.com/hasen/spages/1051852.html

でも・・・と思うのは、回答数がたったの472人! これは統計的に有意な数なのかなあ。
2009/01/11(日) 00:09 | URL | ホタル #OARS9n6I[ 編集]
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