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黙っていることの罪

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女性や子どもをふくむ数百人の犠牲者を出しながら、イスラエルはいまだに空爆を止めず、さらには地上軍を侵攻させて本格的なパレスチナ侵略を始めた。
イスラエル側の口実はただ一つ、「自国南部の安全を確保するため」。
しかし実際にはイスラエル南部をロケット砲で攻撃していないパレスチナ西岸地区までイスラエルの空爆がおよんでいる。
今後、本格的な地上軍の攻撃が始まれば、ガザ地区に閉じ込められている150万人もの人々が命の危険にさらされる。
イスラエルはこれまで2年間もガザ地区を封鎖し、物資の搬入や薬剤の供給さえ禁止してきた。周囲をイスラエルに取り囲まれたガザ地区に住む人々は、逃げ出そうにも出国できず、次第に食糧が尽きて危機的状況にあった。そこに空爆を加えられて、今では電気の供給もままならない状態にある。

イスラエルはハマスを壊滅するまでは攻撃をゆるめないつもりのようだ。
日本ではハマスというとイスラム原理主義組織あるいはイスラム過激派組織などと表記されるが、彼らは2年前に民主的な選挙によって選ばれた政党であり、パレスチナ人民の支持を集めた人々なのだ。
それを過激組織だとして一方的に攻撃しているのはイスラエルであり、世界はこのイスラエルの蛮行をなぜか黙認している。

国連安保理は即自艇停船を求める議長声明採択を、アラブ諸国を代表してリビアが求めたが、アメリカが反対したために物別れに終わっている。

今、世界から見ればいかにもちっぽけなパレスチナという地区の一区画に150万人もの人間が押し込められ、逃げ出すこともできないままにイスラエルからの無法な攻撃を受けている。

これはイスラエルによる明らかな侵略行為であり、武器を持たない一般市民をも巻き込んだ大量虐殺である。

この国家による犯罪行為に対して、なぜか世界の反応は冷ややかだ。EU代表団が停戦調停に乗り出したりはしているが、イスラエルを非難し、非人道的行為を即刻止めるように強く求める声は聞こえてこない。日本の麻生太郎首相は、パレスチナのアッバス議長と電話会談し、早期停戦への努力を要請したようだが、麻生がやるべきことはアッバスではなくイスラエルのリブニ外相を説き伏せ、首相のオルメルトを説得して非道を止めるよう説得することだった。
あるいはアメリカに働きかけて国連の停戦議場声明案に反対しないようにするべきだった。

この戦争はイスラエルによって一方的に行われている殺戮行為であり、武器も物資も十分でないパレスチナの側に停戦を呼びかけるのは見当違いというものだろう。

今、この時間にも侵略と虐殺を行っているイスラエルに対して、なぜ世界は声を上げないのか。
パレスチナという国を公然と地図から消し去ろうとしている悪事に対して、黙認を続けるのは何故か。
今、イスラエルがやっている行為は、ナチスがユダヤ人に対して行った行為に匹敵する野蛮な行為である。

それに対して、止めろと声を上げずにいることは「悪」である。
罪のない人々が殺されていくのを黙って見過ごすのは、人殺しに荷担しているようなものである。

アメリカでは変革を訴え、世界の協調を訴えたバラク・オバマが次期大統領に決まっているが、オバマはこの野蛮な行為に対して何も声を発していない。
偉そうに変革を訴えていたときの勢いはどこに行ったのか。
もちろん、イスラエルの行為の裏にはアメリカの協力があるからオバマは何も言えないのかもしれない。
それでも、側近を通して「この次期は大統領が二人いるべきではない」と言ったというのはいかにも逃げ腰で卑怯で、およそ次のリーダーにふさわしいとは言えない態度だったのではないか。

今、必要なのは、世界中が声を上げることだ。
イスラエルが行っている非道な行為に対して「No」を突きつけなければならない。

黙っていることは悪である。

小さくてもいい、一人ひとりが声を上げるべき時である。

戦争に反対。人殺しを止めろ。
他国を侵略するのを止めろ。

この声をイスラエル人たちの耳に届かせることが必要だ。

■追記
NYの独立放送局デモクラシー・ナウ!で12月29日に放送された、イスラエルのガザ攻撃をめぐるディスカッションを字幕つきでストリーミングしています。
http://democracynow.jp/subomov/20081229-1
日本では報道されない事実を是非知っていただきたい。
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関連タグ : イスラエル, パレスチナ,

コメント
この記事へのコメント
はじめまして。イスラエルの攻撃を止めさせるべく日本も積極的に働きかけるべきというご意見に100%賛同します。

一つ、あまり報道されない事実は、政府の強攻策に反対するイスラエル市民が沢山いるということです。毎回の選挙の結果が左・右ぎりぎりで拮抗していることからも、国民のほぼ半数は戦争反対と言えます。私はイスラエル滞在暦が長かったことから、その空気をよく知っています。また、市民の平和団体も多数あって、アラブ人イスラエル人が協力して活動しています。以下のサイトはその一例、Gush Shalomのものです。
http://zope.gushshalom.org/index_en.html

約1万人が攻撃反対デモに参加している。日本でさえ1万人のデモはそう無いでしょう。

ここまで市民が反対しているのに、政府は非道な行為を強行する。国際社会が動いても容易には説得されないでしょう。これまでもそうでした。政権にある者の頑迷さ。私は思ったのです--これは日本も同様だと(国民がどんなに引導を渡しても麻生は絶対引かない)。

だからと言って黙っている訳には行かない。ooaminosoraさんのおっしゃる通りです。どんなに事が動かなくても諦めずに声を上げ続けて行く必要があるのでしょう。
2009/01/06(火) 19:05 | URL | ホタル #OARS9n6I[ 編集]
ホタルさん、貴重な情報をいただき、ありがとうごうざいます。イスラエル市民も今回の侵略行為には反対を唱えているのですね。これは初めて知りました。また、少し救われた思いもしました。
けれども、政府・軍による非道はまだ続いているわけですから、私たちはこれからもイスラエルに対して声を上げていかなければなりませんね。
2009/01/06(火) 19:34 | URL | ooaminosora #v64swWl6[ 編集]
ooaminosoraさんへ
コメントへのお返事ありがとうございます。誤解のないように付け加えさせてください。

反対が唱えられたのは今回の侵略行為にだけではありません。ガザやジェニンの封鎖や、レバノンへの侵攻や、分離壁の建設などなど平和に益さない政府の決定には、いつも大きな反対の声が上がっていました(政府に賛成する市民もいますが)。デモ行進をしたり、プラカードを掲げて街頭に立ったり、とても積極的な活動がありました。
2009/01/06(火) 22:30 | URL | ホタル #OARS9n6I[ 編集]
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