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薬が効かない鬱なのだ

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今週も医者に行ってきた。
私のようにバーンアウトに伴って鬱の沼にはまった患者は、抗うつ剤を飲んでも意味がないのだそうだ。
状態を改善するには、生活を切り替えること、仕事の内容を改めること。そういう間接的な方法しかないという。

道理でな。
いくら薬を飲んでも気分がよくならないわけだ。
眠りも浅いし、いつも頭の中に鉛が入っているように重く、苦しい。
仕事に向かおうとすると体がすくんだように動けなくなる。他のことに逃げたくなる。余計な買い物でもして気を紛らわしたくなる。
いつまでたってもそんな状態から抜け出せない。自分ではどうすることもできない感じだ。
去年の暮れあたりから、またひどい状態が続いている。

生活を切り替える。仕事の内容を改める。

できるかよ、そんなこと。
いつもギリギリの気分でいる人間にとってはいちばん難しいことじゃないか。生活に余裕がない鬱々とした毎日を送る者には、もっとも困難なことじゃないか。
いったい、どうすればいいのだ。
どうにもできない自分に腹が立ち、腹立ち紛れに世の中を見るから妙に斜に構えたことを書く。まったく嫌になってくる。
いったいどうすれば。いったいどうすれば。
グルグルと、その言葉だけが頭の中で繰り返される。
歯がみして、仕事に向かおうとしても、頭が拒絶する。
どうにかならないものか。
薬も効かないんだってさ。

それでも以前のように死にたいとは思わなくなった。生きていたいとも思わないけれど、少し前よりは少し前進した。前進はしたけれど、これ以上は進めないかもしれない。
まったく、どうにかならないものか。

薬が効かない鬱だなんて、最悪じゃないか。
鬱はかならず治る病気です、て言ってたのはどこのどいつだ。
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