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闘うポピュリスト、勝谷誠彦

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昨日のエントリで、倖田來未のことを書いたが、それとほぼ同じ時間帯に放送されていたテレビ番組で勝谷誠彦が例によって金切り声を上げて倖田來未擁護論を吠えていたらしい。
たんなる偶然だとはいえ、この自称コラムニスト、日本の常識を代表するがごとき言質を弄する右翼タレントと同日、同時間帯に同じようなことを公にしたというシンクロニシティが、どうも気に入らない。あんな無責任で、平気でガセネタを流布するような奴と同じことをいってたかと思うと、自分が恥ずかしくなる。

勝谷誠彦は「闘うコラムニスト」などと称して、いつも喧嘩腰でものを言い、攻撃するのが得意だが、その軸足はぶれまくりで信用に値しない。闘うなどといいながら、文藝春秋の記者時代はいざ知らず、それ以降は真に闘う姿を見せたことがない。その場限りの攻撃で終わる。つまり、あの男の攻撃的な態度は見せ物に過ぎない。あの男の口をつく言葉は「茶の間の正義」程度のものなのだ。倖田來未の件でも、さっそくネットで「沢尻エリカのときは、俺が最初にシメてやると言っていたくせに、倖田の場合は叩く奴がおかしくて、沢尻の場合は世間と同じように自分も叩いてもいいのか」と、揚げ足を取られている有様だ。しかし勝谷がほんとうに沢尻エリカをシメたかどうかさえ、私は寡聞にして聞いたことがない。
勝谷の主張するところの右往左往ぶりはWikipediaに詳しいので、興味がある人はそちらをどうぞ。(もっとも、その記述をすべて鵜呑みにすることもまた、できないのだが)

とにかく、無責任なタレントの言いたい放題を面白半分に聞いているうちはいいけれど、この男が語る扇情的な言葉を真実だなどと思いこむと大恥を掻くことになる。勝谷という男はその程度の男だと、私は思っている。まあ、テレビラジオに出ずっぱりのようだから、稼ぎは私などの数百倍あるのかもしれないけれど。私から見れば、それだけ大資本に魂を売っている輩としか思えない。

つまらない男を攻撃したところで仕方がないのだが、勝谷のような勘に障る男についてはつい一言いっておきたくなる。えらそうに「闘うコラムニスト」などといっておきながら、いったい何と対峙してどのように闘っているのかさえ明らかでない男。こういう男のことを「ポピュリスト」と呼ぶのではなかろうか。
そしてわれわれがいちばん警戒しなければならないのが、こうした一見良識を説いているかに見せかけるポピュリストのやり口なのである。
今回ははからずも勝谷と同じ趣旨の発言をしてしまったが、この男がこれからどんな発言をしていくのかについては、気が向く限り注意していこうと思っている。
なにせ私はワイドショウの類には興味がないもので。
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