上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

賃上げ要請しても相手が御手洗じゃカエルの面にナントカだ

ここでは、「賃上げ要請しても相手が御手洗じゃカエルの面にナントカだ」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
1日、首相の麻生太郎は、首相官邸に日本経団連御手洗冨士夫会長ら経済界首脳を呼び、賃金引き上げや雇用の安定を要請したという。

北海道新聞の記事によると、「景気が後退局面入りし、雇用や収入の先行きに不安が広がっていることから、年明けに本格化する春闘交渉を控え、異例の賃上げ要請に踏み切った」とのこと。
雇用と賃金は生活に直結しており、防衛しないといけない。賃上げに努力してもらいたい」さらに採用内定取り消しの増加を踏まえて、「できるだけ避けてもらいたい」と述べた。

これに対し御手洗は「雇用安定に経済界としても努力する」と応じ、内定取り消しについても「(回避を)会員企業に呼びかける」と語ったが、賃上げ要請に対しては「(2009年春闘の)経済界のスタンスを検討の最中」と述べるに留まった。
さらに日本商工会議所の岡村正会頭は「多くの中小企業では賃金を引き上げる余力はほとんどない」と厳しい現状認識を首相に伝えた。

麻生太郎は景気対策が優先といいながら二次補正予算の提出を先送りし、その一方で経団連の御手洗らを呼びつけて賃上げ要請をしたというわけだ。
しかし御手洗冨士夫はかねてより消費税増税を主張して国民生活をさらに圧迫することを考えている張本人であり、こんな男にただ賃上げせよと言ったところで、円高と金融危機で減益している企業には余力がないというのが本音だろう。
麻生が御手洗たちを呼びつけて行った要請は、明らかに国民向けのパフォーマンスと見るべきだろう。

ほんとうに麻生が「雇用や収入の先行きに不安が広がっている」と感じており、その対策を急ぐと考えているのなら、雇用創出や最低賃金引き上げの法案を作るはずだ。御手洗らに言うとすれば、いたずらに消費税増税を叫ぶなとたしなめるべきだろう。そのうえで、自ら言った3年後の消費税増税を取り消し、消費税減税をして国民の消費マインドをもり立てるべきだろう。
御手洗冨士夫は頭から湯気を上げて反対するだろうが、財源はもちろん大企業からの税金であり、御手洗や麻生ら富裕層から徴収する税金を引き上げることで生まれる金を充てることだ。
当然、こんなことは麻生自身の口からは百年待っても出てくるはずがないのだから、この連中が引き出す答えとしては「雇用安定に経済界としても努力する」という御手洗の言葉に集約されるのだろう。

それにしても麻生は、せっかく御手洗たち財界首脳を集めておきながら、どうして3万人にもなると言われる非正規雇用の雇い止め問題に触れなかったのだろうか。御手洗自身が会長を務めているキヤノンでも多くの非正規雇用者が契約を打ち切られ、失業するという自体を迎えているのに、麻生の言った「雇用や収入の先行きに不安が広がっている」というセリフはいかにも生ぬるい。

御手洗冨士夫は言うまでもなく自民党のスポンサーである経団連の会長であり、その権力を背景に2011年度までに消費税を2%程度、その後さらに3%程度上げることを主張した「希望の国、日本」(御手洗ビジョン)の提唱者である。そして消費税増税の一方で、法人税は2015年までに10%引き下げるべきだとも提唱している、国民は犠牲にして企業だけが肥え太ればいいという考えの持ち主である。前会長の奥田碩同様、自民党を操り、協同して日本の社会をここまで破壊し、国民を苦しめてきた人物に他ならない。

麻生政権が長持ちしそうもないことは、今や誰が見ても明らかなところだが、肝心なのはこれまで暴走してきた財界の手綱を誰がどう引き締めるのか、だ。
民主党は自民党に替わる経済政策を参院に提出するが、ガソリン税廃止などではなく、消費税減税といった、より国民生活に直結した政策を打ち出すべきではないのか。そうして財界との対決姿勢をも明確にすべきではないのか。
これができない限り、政権が民主党に替わったところで、そう大きな期待はできないと思うのだが。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://funnyarome.blog82.fc2.com/tb.php/308-fb7af98c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。