上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

「国交相などやってられるか」とケツをまくった中山成彬

ここでは、「「国交相などやってられるか」とケツをまくった中山成彬」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
中山成彬
2004年年の第2次小泉改造内閣で文部科学大臣として初入閣し、様々な教育改革を提案した中山成彬としては、国交相などというポストはどーでもよかったのだろう。
それよりも、かつて慰安婦問題で調査を行い、南京大虐殺は存在しないというレポートを出した「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長として、今の教育のあり方に一言言いたかったのだろう、善意に解釈してやれば。

それにしても中山の言い分は支離滅裂とも言っていいほどひどいもので、日教組と学力調査の結果との因果関係はなにも見られなかったというのに、「日教組の強いところは学力が低い」などと言っていた。「大分県の学力は低い」という文言は、差別発言とも解釈できる内容だ。
さらに「日教組は教育のガン」「日教組をぶっ壊すために私が頭になる」という発言になると、これは単に教育のあり方について考えを述べているのではなく、中山は日教組に対して私怨を持っているとしか思えない。
卒業式で君が代を歌うのを拒否したり、日の丸掲揚に反対したりする日教組職員が、右翼としての心情を刺激し、憎くて仕方ないというところだろうか。
たとえそうだとしても公の席でのこうした発言は、己の頭の悪さを露骨に示すばかりの効果しかなかったと言うべきだろう。

右翼って、こういうバカしかいないのかね。

従軍慰安婦問題については、軍による強制はなかったと主張し、南京大虐殺についてもその事実はなかったといい続ける「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」は、中山が会長を務め、事務局長が安倍晋三、会員には中川昭一や山本一太、自殺した松岡利勝らが名前を連ねている。要するに自民の極右政治家がたむろする集団で、中山はそのボスというわけだ。

中山はさらに文科相時代は新自由主義的教育改革の導入を主張したことでも知られる。文科相就任当時の時事通信は次のように伝えている。

中山成彬文部科学相は4日、大臣就任のあいさつのため訪れた地元の宮崎県庁で記者会見し「学校の中では競争してはいけないと言われ、(社会に)出ると競争、競争では、ギャップについて行けない」と語り、教育現場への競争原理導入が必要だと強調した。具体的には「学力テストの結果を公表するようにして、各校で競い合う」などの方策が考えられるとしている。また、「先生にも自分の資質や技術を問い直し、緊張感を持ってもらうのはいいことだ」として、教員免許の更新制度導入を「前向きに考えて行きたい」と述べた。(2004年10月4日)<

子ども同士がライバルで、しのぎを削って行ってこそ国力がつくという考え方は、つまるところ新自由主義社会で勝ち組になる人間を作ることが目標だ。教育を多様化し、差別選別教育をすすめ、激しい競争に耐えられるようにしてエリートに対する憧れをもつようにすべきという教育理念をもつ中山にとって、なるほど日教組は許し難い仇のようなものだったかもしれない。
なにしろ日教組は「ゆとり教育」を推し進め、学校では「競争をタブー」とした教育方針をとってきた団体なのだから。

私は日教組的な「ゆとり教育」や過度に競争を廃した学校運営(運動会でもみんな同着にするとか)には賛成しかねるが、だからといって学校が新自由主義者養成所のようになるのはもっと嫌だ。
中山のようなねじ曲がった右翼に大切な子どもの教育を任せた時期があると思うと今さらながらにぞっとする。そして中山に文科相を任命したのがコイズミだったことを思い出すと、あらためてコイズミという男は日本を根底からひっくりかえそうとしていたのだと痛感する。

同じ極右政治家として、麻生太郎はごく自然に中山成彬をチョイスしたのだろうが、今回の中山の暴走に対して少なくとも麻生は罷免するなり更迭するなりのリーダーシップを見せることができなかった。麻生内閣にとっては中山の辞任そのものよりも、麻生がまったく決然たる態度を見せられなかったことの方がダメージが大きかったのではないだろうか。

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://funnyarome.blog82.fc2.com/tb.php/275-53ea7fa7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。