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麻生太郎には資質に問題ありと語る野中広務

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野中広務
クソ面白くもない自民党総裁選は、どうやら麻生太郎で決まりの出来レースが公然化しているようだが、今日の毎日新聞には元自民党幹事長の野中広務のインタビュー記事が出ている。野中といえば、麻生が「部落出身者では総理大臣にはなれないわなあ」と暴言を吐き、激怒して黙らせたというエピソードが知られている。
この時期、毎日があえて野中にインタビューを行ったというのも、総裁選のニュースを垂れ流しているばかりの他のマスコミと一線を画すところがあってなかなかいい企画だと思う。

インタビューはやはり、麻生太郎について語るところから始まっている。そしてやはり、野中は麻生に対して「(麻生には)人権を踏まえた視点がありますか。華麗な家柄だけど、人を平等に考えない。国家のトップに立つ人として資質に疑問がある」と答えている。
おお、やっぱり野中は麻生をまだ許してないんだ。
言ってくれるじゃん。
人間として麻生という男には欠落したものがあるという見方にはまったく私も共感するし、こんな男に国のリーダーを任す気になれないというのも同感だ。

昨日の、「安城や岡崎だからよかったけど、名古屋だったら大洪水だ」と言って顰蹙を買った失言にも、麻生という男が被害に遭った人々に対する思いやりを持たず、その場だけのウケを狙っている底の浅い男であることがよく現れていた。

ミクシィでは、このことを非難した私に対して、「麻生さんはべつに岡崎に豪雨が降ってよかった、万々歳と言ってるわけじゃない。名古屋だともっと大きな被害になりかねなかったといいたかっただけで、わざわざネガティブに受け取る方が問題だ」と難癖をつけてきた馬鹿な男がいたが、こういう男も麻生と同類で、実際に安城や岡崎で水害にあった人々の気持ちをまったく理解も想像もしていないとしかいえない。
麻生太郎は育ちがいいから下々とかけ離れた神経を持っているのかと思っていたが、必ずしもそうではないということが端なくも分かったのは面白かった。
想像力に欠ける馬鹿な男はどこにでもいるということである。

さらに野中は厳しく言葉を重ねる。
「安倍晋三前首相と福田康夫首相が辞める時、(麻生は)2度とも事前に打ち明けられたのに、善後策も講じないで一番先に自分が手を挙げた。幹事長の職責が分かっていない人だ」

もう全否定に近いね。
麻生よ、お前など総理になる資格はないと野中は公言しているようなものだ。痛快、痛快。

野中は民主との大連立はあるかとの問いに答えて、
「それよりも、与野党とも右傾化する中で、二度と戦争をしない日本をつくる基軸となるような人たちの集まりをつくるチャンスじゃないか。ガラガラポンやった方がいい」と政界再編に期待している。
この点では昨日、小泉純一郎が小池百合子の激励会をやって「『小池首相』になれば世界にも発信できるし、これほど変化が起こったことを示す道はない」と語り、「味方が敵になるかもしれない。敵がやがて味方になるかもしれない」と発言、やはり政界再編をにらんだような言葉を発している。

実際、昨日は民主党と国民新党との合併話が持ち上がるなど、再編に向けた動きは現実化しつつあるようだ。もしそうなれば、今の自民党は瓦解するだろうから国民としては望むところなのだが。

さて、話を野中に戻すと、自民党総裁選について、野中は「できれば麻生よりも与謝野馨に勝たせたい。しかし演説を聴いていると声に迫力がない、健康が心配だ。次の次の首相候補を視野に入れたら、石原君はここで登録しておくべき人間だと感じる」と語っている。
石原については大いに疑問符をつけたいところだが、野中は小池百合子に対しては「時の権力者について上手に泳いできた人に一国を任すことはできないなあ。後ろに小泉(純一郎元首相の)再登板という絵が描かれてるんじゃないか」と語るなど、かなり客観的に見ている。石破茂についても、「石破さんは防衛政策では優れた個性を持っているが、政治家としては全体像が出てこないですね」と一蹴している。

このインタビューは続きがあるそうだから楽しみだが、私は野中広務という政治家を必ずしもすべて支持はしない(破防法適用を強硬に主張、森喜朗首相選出に関わるなど)ものの、今の自民党のなかで彼のような存在がなくなったことがいちばんこの党をダメにしていると思うのである。


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コメント
この記事へのコメント
「小沢」+「国民新党」=「古い自民党」じゃないですか。
まだまだ改革が必要な日本にそんな政党はいりません。
2008/09/17(水) 15:49 | URL | M #-[ 編集]
私はもともと、毎日新聞のことを高く評価しているのですが、今回はTBS(テレビ、ラジオとも)も含めて野中を露出させており、完全にグループ全体で覚悟を決めたと思ってよいでしょう。

ご存知かと思いますが、毎日新聞は経営状態が思わしくなく、聖教新聞の印刷代行収入に依存した経営構造となっています。社外から見ても自由闊達で記者どうしが議論を交わしあい、物事をよく勉強していると分かる毎日新聞のアキレス腱が、この創価学会批判だけは出来ないという点なのです。

その毎日新聞が、連立与党の嫌がらせ(聖教新聞印刷の発注取りやめ)を覚悟の上で、野中の発言の発信にかじを切ったことに、凄みを感じます。
2008/09/25(木) 06:56 | URL | harepanda #-[ 編集]
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