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労働者搾取の総本山「経団連」が消費税10%を要望

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御手洗冨士夫

資本は労働者搾取することによって肥え太ってきた。
『蟹工船』が再び読まれるようになっている現代は、こんな大時代な言葉も古くさくなく聞こえるから背筋がうそ寒くなってくる。

しかし実際、いざなぎ景気を超えたといわれる長期にわたる好景気とやらは、一般国民の生活を一向に豊かにすることなく、企業ばかり――それも大企業や外資ほど多く――が懐を潤してきた。
一方で労働者側はどうだったかというと、非正規雇用の増加によって劣悪な労働条件と不安定で低い賃金で働かされてきた。

これはコイズミ改革以来の自公政権によってもたらされたものであり、その歪みがたまりにたまって現在の社会格差や年間3万人を超す自殺者として現れてきているのである。
こんなこと、あらためて私などが言うまでもないことなのだが、自公政権が揺らぎ、もしかしたら政権交代が実現するかもしれないという今になってもなお、世の中には次の指導者として小泉純一郎の名を挙げる人が多いことに驚かされる。

テレビをつければ小泉と協力して世の中を悪くした張本人の竹中平蔵が頻繁に顔を出し、「まだまだ日本には改革が必要だ」と訴えている。

今、自民党は総裁選を行い、新しいリーダーを選ぼうとしている。そして世間では総裁選後、間をおかずに解散総選挙が行われると見るのが専らとなっている。
年金問題や官僚の天下りの問題、後期高齢者医療制度の問題があれだけ騒がれたのだから、よもやふたたび自民党が勝つなどということはないだろうとは思うのだが、私はどうも安心する気になれずにいる。

ひとつには、すでに述べたようにいまだに世間にはコイズミを待望する人々が多くいるという事実。
もうひとつは日本人特有の忘れっぽさがあるという事実。年金問題や後期高齢者医療制度であれだけ腹を立てたけれど、それは自民党が悪かったからだと思っている人がどれほどいるのか。後期高齢者医療制度が、小泉内閣で採決されたものだということを覚えている人はごく少数だろう。そういう人たちは、今度の自民党総裁選でリーダーが替われば世の中も(多少は)よくなると思っているに違いない。

そしてもうひとつは、自公政権とがっちり手を組み、ときには政治家たちを利用してまんまと美味い汁を吸い取ってきた資本側の総本山、経団連がそう簡単に政権交代を許そうとはしないだろうという点だ。

YOMIURI ONLINEによると、日本経団連は8日、中期的な税制の抜本改革案として、消費税率を2011年度から5%引き上げて10%とするよう政府に要望する方向で最終調整に入った。
経団連はこれまで、07年1月に御手洗冨士夫会長のビジョンという形で、15年までに2段階で消費税率を事実上10%まで引き上げるよう求めていた。しかし最近の試算によって、医療、年金などの社会保障制度を安定的に持続させるためには、消費税率を一気に引き上げ、引き上げ時期も前倒しせざるを得ないと判断した。

消費税増税によって社会保障制度を維持するという考え方は、そのまま与謝野馨の政策に受け入れられるだろうし、本命の麻生太郎が総裁になったとしても財政出動の次は消費税増税として当然のように実施されるだろう。
労働者搾取する側の資本=経団連は、こうしてさらに労働者=消費者から搾り取ることで社会保障を維持しようとしているのだ。そうしなければ社会保障制度を安定的に維持できないと言っているのだ。

しかし、われわれ国民の側から見れば、これだけ生活が追い詰められて余裕がなくなっているときに消費税増税を前倒しにして実施するなどはとんでもない話で、そんなことをすれば日本の景気は一気に冷え込むことは目に見えている。
さらにこれから目指すべき社会民主主義の視点から見れば、社会保障制度は消費税でまかなうのではなく、これまで行われてきた大企業や金持ち優遇の税制を改めることによってまかなうべきと考える。あるいは徹底した無駄の削減も当然ながらこれにふくまれる。
小沢一郎

昨日、小沢一郎の代表三選が決まった民主党は、新たな政権構想を発表した。その概要を見ると総花的とも取れるが、基本は「生活第一」と謳っていた原点に戻った感があるし、安易な増税に頼ろうとしていない点は評価できると思う。
これを経団連はどう受け取っているのか。
同じ日に消費税増税を前倒してまで実施すべしという案を公表し、政府にこれを迫ると宣言したのにはそれなりのメッセージがこめられているだろう。

つまり、資本側は今後も安い税金で利益を確保し、社会保障は労働者から搾り取った金を充てるべしということだ。
昔も今も、資本は労働者搾取することを第一にしているのである。

私は今、社会に必要なのは政権交代と社会民主主義の実現だと考えているが、もうひとつ必要なものとして、これまで骨抜きになってきた労働運動を見直し、資本側に対する労働者の権利を堂々と主張できるような仕組みも作り直す必要があると考えている。

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