上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

生者にこそ、涙を流せ!

ここでは、「生者にこそ、涙を流せ!」 に関する記事を紹介しています。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
週末の夜遅くに放送されたニュースで、先にガンでなくなった民主党の山本孝史参議院議員の追悼演説の模様が映し出されていた。
尾辻秀久
演壇に立って追悼原稿を読み上げる自民党の尾辻秀久参院議員会長は、ときどき声を詰まらせながら「あなたは参議院の誇りであり、社会保障の良心でした」と締めくくった。
尾辻は厚労相時代、ガン対策や自殺対策に力を注いでいた山本議員と共闘した間柄であり、親交も深かったようだ。
傍聴席では演説を聴く議員たちが与野党の別なくもらい泣きをしている姿が目についた。

このニュースは、演説が行われた23日にはほとんど放送されなかったらしい。しかし、この一事は与野党の壁を越えた友情の現れとして、自民党と民主党の対立が続くなかで生まれたひとつの美談として新聞が取り上げていた。ブログでも、対立と論争で明け暮れるだけでなく、国会にもこのような心温まる光景があっていいといった趣旨の記述が見られる。

亡くなった人に対してはそれぞれの思いがあるだろう。それは否定しない。

しかし、それでも私はあえて思う。
もはや亡くなって何もできなくなった人に涙を流す暇があるのなら、国民の方を振り向き、多くの国民がどれだけ生活に苦しんでいるのか、大きな不安を抱えて生きているのか、劣悪な条件で働いているのかを見てほしい。
死者よりも、生者をこそ見て、涙を流して欲しい。それが国会議員としての努めなのではないか。あの涙を流していた議員たちの中で、いったいどれくらいの人数が、国民のために涙を流せるだろう。
「あなたは、社会保障の良心でした」とたたえる気持ちがあるのなら、現実の社会保障をもういちど見直してみたらどうなのだ。構造改革のために、今や日本の社会保障はズタズタにされているのだ。高齢者にも医療費を負担させ、生活困窮者には生活保護を与えず、保険料を滞納する者には10割負担を強いて社会保障の枠から締め出しているのが、今の日本の社会保障の姿だ。

春以降、国民生活には電気、ガスをはじめ食料品などの大幅な値上げがのしかかってくることが確実になっている。生活はどんどん苦しくなっていくのだ。賃金は上がらず社会不安は大きくなるばかりだ。国民はみな喘ぎながら生活をしている。毎年、交通事故死者をはるかに上回る自殺者を出し、極貧の生活から餓死する者が100人単位で出ている。
これからもこんな状況が続くのを放っておいていいのか。
この状況にこそ、涙するべきなのではないか。

演説が行われた23日には東京にも雪が降った。翌24日は強い低気圧のために関東地方に冷たい北風が一日中吹き荒れた。
職を失い、路上で生活することを余儀なくされた人々は、どんな思いでこの厳しい日々を送っているのだろう。彼らの中には働きたくても働けない者が相当数ふくまれている。働いても生きて行くに足るだけの収入が得られない者がふくまれている。
こうした人々を、一刻も早く救うべきではないのか。その辛さに共感すべきではないのか。

今日は大阪で府知事選挙の投票が行われる。
人間としての信義にもとる橋下徹が、まんまと得票を伸ばしていくのか。
もう少し真面目に府政を考えている民主党、共産党の候補が勝てるのか。
この選挙は、生者に対して温かい目を向けられる候補者を選ぶ選挙だ。
大阪府民の動向に、全国の心ある人々の目が注がれている。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://funnyarome.blog82.fc2.com/tb.php/19-5e99d09a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。