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あんたに言われりゃ「死に神」だって怒るだろう

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「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神
朝日新聞の夕刊コラム「素粒子」がこう書いた。
これに対して、書かれた本人である法相の鳩山邦夫が机を叩いて激怒した。
鳩山邦夫
「(死刑囚は)犯した犯罪、法の規定によって執行された。死神に連れていかれたというのは違うと思う。(記事は)執行された方に対する侮辱だと思う」

確かに死神につれて連れて行かれたのではあるまい。鳩山邦夫が「あの世に送れ」と指示を出したのだ。死神は人に取り憑いて死に追いやるが、鳩山は判を押して囚人を死刑台に追いやる。
宮崎勤は拘禁状態により精神に異常をきたしていたことは明白であり、そのような者を死刑に処してはならなかったと私は思っている。
しかし鳩山は、直近に起きた秋葉原通り魔事件に呼応するように宮崎の死刑を命じた。この処刑は誰の目にも理不尽で残虐な犯罪を犯した者に対する「見せしめ」と映ったに違いない。
鳩山は2ヵ月ごとに死刑の執行を「粛々と」行い、半年に13人をあの世に送ってきた。のみならず、側近の者には「もっと処刑者のリストをよこせ」と命じているという。
朝日の素粒子の筆者は、そのことも頭にあって「死に神」と書いたのではないか。

激怒した鳩山は、続けて言った。
「私を死に神と表現することがどれだけ悪影響を与えるか。そういう軽率な文章を平気で載せる態度自身が世の中を悪くしていると思う」

いったい何を言いたいのか意味不明だが、鳩山を死神呼ばわりすることが世の中にとって悪影響を与えることにつながると言いたかったのだろう。頭の悪い鳩山には、まともな言葉づかいもできないようだ。それにしても友だちの友だちはアルカイダという鳩山ごときを死神になぞらえたところで、何の悪影響があるというのだろう。鳩山には是非具体例を挙げて反論してもらいたかった。

それにしても、こんな、本物の死神でさえ怒り出すような幼稚なおつむの持ち主に対して、日本社会では擁護する者が多い。そのことに驚きを禁じ得ない。件のコラムを掲載した朝日新聞社には、1800件もの抗議や意見が寄せられたというのだ。その多くは「鳩山法相は法に従って職務を遂行しただけだ」といった内容だったという。たしかに法律では死刑が確定してから6ヵ月以内に刑を執行しなければならないという定めがあるが、精神異常を疑われる者は刑を執行してはならないという定めもまたある。鳩山は自分に都合のいい規則を選んで刑を執行したにすぎないのではないか。

激怒した鳩山に対し、兄の鳩山由紀夫は「弟は死神ではない。私は『死神の兄』と呼ばれたくはない」と言った。マスコミはこれを兄が邦夫を擁護したものと伝えているが、そうだろうか。私には「愚かな弟と並び称されたくない」と言っているように思えるのだが。

鳩山邦夫という男は、死刑が自動的に執行されることを望んでいる人間であり、死刑を執行することに対する責任や罪の意識から逃れたいと願っている人間だ。死刑が確定した人間はその瞬間から死刑台へのベルトコンベアーに乗せる。法の名の下にどんどん人を吊していけば、それが見せしめとなって犯罪が防げるという考えを持っている単細胞な人間だ。そこには法相としての責任感など微塵も感じられないではないか。
こんな男に死刑台に送られる死刑囚こそ、人生の最後に侮辱を受けるようなものであり、さぞかし無念を抱えて刑場に消えたことだろう。精神異常の宮崎勤を除いては。

今の内閣はさまざまな病根を抱えているが、鳩山邦夫はそのなかでも特大の病巣のひとつに数えられるだろう。


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関連タグ : 鳩山邦夫, 死刑, 死に神,

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散々言葉の端々を大きく取り上げ揚げ足を取った朝日新聞及び女性議員。言葉というのは時として人の心の稜線を刺激し、執筆者の想像の範囲を超えることがある。言葉と文章のプロたる新聞社がそのことを甘く見ていた結果、冗談ですまなくなってしまった。朝日新聞社には自身の権利や報道の自由を謳いあげる前に常識と言ってもよいこと、悪いことの区別をまず勉強してもらいたいものだ。今回の件は人命を軽んじ、死刑になった犯罪者を嘲笑し、弄ぶ行為であったことを肝に命じて欲しい。たとえどのような詭弁を弄しても朝日新聞というものの本質が現れているように思えてならない。
2008/06/23(月) 15:45 | URL | マリネラ国王 #-[ 編集]
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  “死神”がつくキャラクターというと真っ先に思い出すのが天本英世演じる“死神博士”である。  今回、それに匹敵するほどのキャラクターが誕生した。 “死に神大臣”である。 永
2008/06/23(月) | 資本主義から民主主義へ!小さな行動
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