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人間をブロイラーのように殺していく男・鳩山邦夫

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亀井静香
私は亀井静香のような、自分の髪の毛を撫でつけることも満足にできない、アナクロニズムの代表のような政治家は好きではなかった。
けれども昨日、幼女連続誘拐殺人事件の犯人・宮崎勤が死刑に処された後、記者会見をした亀井の言葉に、はじめて共感した。

「死刑によって、国民の幸せにつながるものが生まれるのか。ベルトコンベヤーのように自動的に処刑していくのは異常事態だ」
と語った亀井は、次のように続けたのだ。

「秋葉原でも悲惨な事件があったが、国家が人の命を大切にしないのでは、凶悪犯罪は防げない。死刑による犯罪抑止論は現実離れしている」

亀井の言う通り、今の自公政権による政府は、国民の生活を窮地に追い込み、弱者ほど痛い目に合う制度を次々に作り出し、人々から希望を奪い、不安と絶望ばかり与えてきた。
国家のもっとも重要な使命である、国民生活の安心を守ることをないがしろにしてきた。
秋葉原の事件をはじめ、最近起こった凶悪事件の原因は半分がところ、これまでの政府が行ってきた政治にあるのではないかと私は思っている。

20年前、日本社会を恐怖と不安に陥れた宮崎勤の事件は、間違いなく日本の犯罪史に残るだろう。今田勇子の名をかたり、社会をあざ笑うかのような犯行声明文をマスコミに送りつけた宮崎は、少なくともあの時点では残忍で狡猾な知能犯だったと思う。
しかし17年にもおよぶ拘禁生活のなかで、宮崎の精神は明らかに異常をきたしていた。彼が妄想や幻聴に悩まされていたことは多くの人が語っていることであり、最近では現実認識すらできない状態だったという。
宮崎勤
宮崎は最期まで自分が犯した罪と向き合うことなく、遺族に謝罪することもなく死んでいった。
昨日のマスコミはこのことに触れ、宮崎という男が最期まで悪人だったという印象を与えようとしていた。
「ニュース23」のゲストに招かれた佐木隆三も、宮崎が法廷で嘘をついていたことや拘置所でも精神病を詐称していたと語り、マスコミ全体の論調を補強していた。

たしかに宮崎は謝罪することもなく、罪と向き合うこともなかっただろうが、それは自らの意志でそうしたのではなく、精神に異常をきたしていたためにそうしたことができなかったと見るのが妥当なのではなかったか。
だとすれば、宮崎の死刑を命じた法相の鳩山邦夫は、心神喪失状態の人間を死刑に処してはならないとしている法に反したことになる。
鳩山邦夫
鳩山は、凶悪な犯罪を起こした人間はそれに見合った報いを受けなければならないという、江戸時代以来の感覚を持った人間であり、このような男が犯罪人とはいえ、人間の生殺与奪の権利を持つのは非常に危険だと思う。
実際、鳩山は法相に就任以来「任期中は粛々と刑を執行する」と言い、半年余りの間に4回のペースで13人の処刑を命じてきた。
その機械的なほど生真面目な刑の執行ぶりは、まるで食肉用のブロイラーを次々吊していく様を思わせる。

なぜ、鳩山はこうまでも死刑執行に固執するのだろうか。
私はそれが不気味でならない。
鳩山という男は、もしかするとナチス・ドイツのハイリッヒ・ヒムラーのような素質を持っているのかもしれない。いうまでもなく、ヒムラーとはナチス政権下でユダヤ人虐殺の指揮を執った男である。

最近の日本には犯罪に対する厳罰化が顕著になり、死刑確定囚が急増しているという事情がある。
厳罰化はある程度、犯罪の抑止力になるかもしれないが、だからといって増えすぎた死刑囚を見せしめのように次々と処刑していくことが、犯罪抑止につながるのか。
私にはどうも、そうとは思えない。
むしろ鳩山による処刑の仕方は愉快犯の仕業のようにも見えて、社会に対する役割とは無関係なところにあるのではないかと思ってしまう。

精神に異常をきたしていた宮崎勤は、死刑に処してはならなかった。
百歩譲って宮崎がいつか処刑されるのは仕方がなかったとしても、その時期は宮崎が正気を取り戻し、自分が犯した罪と向き合えるようになってから処刑するべきだっただろう。
しかし、そうしたところで死刑という方法が、ほんとうに社会のために役立つところがあるのか。
それは疑問である。

宮崎勤は、まちがいなく歴史に残る犯罪者であり、日本でもっとも憎まれた犯罪者の一人として長く記憶に留まることだろう。
同時に、鳩山邦夫もまた別の意味で、歴史に名を残し、長く記憶に留まる法相となるのではないだろうか。


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コメント
この記事へのコメント
鳩山法相の死刑執行命令の多さには、「見せしめ」の
臭いを感じます。どす黒いものが漂っている様に思えます。

「人間の命を絶つ」重さが全く感じられないからでしょう。
「犯罪者は死んでもいいんだ」とでも思っているのでしょうか?

法相の顔が「命軽き時代」の代表の様にも見えてきます。
2008/06/19(木) 02:18 | URL | 錨七鉄斎 #m399y5vg[ 編集]
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