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1000億をドブに捨て、懲りずにバイクイベントを企てる石原慎太郎

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この男のことを考えると、それだけでジンマ疹が出そうになるのでしばらく触れずに来たが、それでも言わずばなるまい。
石原慎太郎
杜撰な経営で破綻寸前の新銀行東京は、2008年3月期決算で累積赤字が1016億円にも達し、6月末に赤字分を減資することになった。
これで都民の血税1000億が、見事にドブに捨てられることになったわけだ。

すでに何度も書いたように、都民にとってはほとんど役立たずの金食い虫のようなこの銀行は、石原慎太郎によるトップダウンによって設立されたものである。
ところが、その銀行が大赤字を出した挙げ句、400億の追加出資をさせ、なおそのうえ今度は赤字分を資本金で穴埋めすることにして企業としての価値を限りなく低くした。
こんな銀行は一刻も早く業務を停止し、すべてを精算すべきなのに石原慎太郎という男は責任をすべて他人になすりつけて知らんぷりをしている。

まったくもって、これも何度も書くことだが、この男は唾棄すべき男というほかない。

新銀行東京の責任については知らぬ存ぜぬを貫こうとしている石原が、今やろうとしていることは何かと言えば、三宅島でのバイクイベントだ。

三宅島の復興を旗印に掲げ、観光振興の起爆剤にと石原は昨年このイベント開催をぶち上げたが、実のところはこのイベントも批判轟々の代物だった。
石原は当初、「マン島のようなバイクレースをやろうじゃないか」と三宅村に話を持ちかけた。
マン島のレースといえばバイク好きならご存じだと思うが、バイク数十台が島の公道を完全に遮断して走り回る伝統のレースだ。
しかしこのレースは高速で曲がりくねった公道を走ることから危険が多く、数多くの死亡事故を起こしていることでも知られる。

マン島のようなバイクレースをやりたいと言い出した石原は、もちろん三宅島の一般の通行を封鎖し、島を周回する都道をコースにすることに固執した。
ところが、これを知ったバイクメーカーやプロ・ライダーたちは危険すぎる、絶対に開催すべきではないとして反発した。
結局、昨年のレースは国内のバイクメーカー4社は不参加を決定、公道レースも断念せざるを得なくなり、三宅島空港の滑走路を使ってドラッグレースを行うことになった。

このイベントが、果たしてどれほど三宅島復興に役立ったのか。
東京-三宅島間のフェリーを運航する東海汽船によると、期間中の来島者は909人で、三宅島の平野祐康村長は「経済効果は十二分に出ている」と語ったようだ。しかし1000人にも満たない観客を前に繰り広げられたバイクイベントが、どれほどの盛り上がりだったのかは、はなはだ疑問といわざるを得ない。
バイクメーカーからも見放されるようなイベントを企画するくらいなら、もっと島民に直接結びつく復興策があろうというものだ。
それにもかかわらず、石原は懲りずに今年もまた同じイベントをやるつもりでいる。
以下は石原の記者会見での発言だ。

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「大いに盛り上がったですね、あのモーターサイクルフェスティバルが、今年もですね、さらに内容を充実して、開催することになります。開催日は10月17日から19日の3日間で、三宅島とですね、三宅島のNPO法人が主催することになります。フェスティバルではクラシックバイクやレーシングサイドカーなどが都道を走りましてですな、ツーリストプロや全日本選手権最終戦として行われる空港ドラッグレースの他ですね、一般参加型の新しい企画やフリースタイルのモトクロスなど見て楽しいですね、参加しても楽しい、三宅島ならではのレースが計画されております」
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ほとんど三流キャバレーの呼び込みのような、バカ丸出しのセリフである。

Wikipediaの記述によれば、このイベントのために「東京都は専門家による検討経費などに4000万円、都道改修に3億円を2007年度予算に計上している。民家への衝突を防ぐガードレールを増強し、マンホールには滑り止めを施す予定である。運営する三宅村(人口2934人)も、開催に必要な約3億円を負担する見込みであり、村民一人当たり約10万円の負担となる」

結局、公道を使うことは断念されたけれども、いまだ帰島できない人もいるというのに、島民一人あたり10万も負担させる復興計画があっていいものだろうか。

それを石原は今年もまたやろうとしているのである。
共産党の都議会議員団は石原に対し、「島民のおおくからは歓迎されず、計画そのものが破たんした三宅島でのバイクイベントはきっぱりと中止すべき」と声明を出している。
この声明では、このバイクイベントは例によって石原のトップダウンによって始められたものであり、石原は巨額の税金をかけてマン島視察をおこない、噴火の被害に苦しむ三宅村・島民に公道レースを押しつけようとしたと非難している。
石原からすればマン島視察は専門家による検討経費にふくまれているというのだろうが、石原はバイクの専門家でもなんでもありゃしない。東京マラソンと同じレベルで考えているのだろう。
しかし、もしもこんな奴のためにレースが行われ、死亡事故が起こったならば、どうなっただろう。バイクに対する危険なイメージがふくらみ、事故の責任を取るために都はまたしても莫大な金を出さざるを得なかったかもしれない。

このバイクイベントに反対するサイト「WWW.MADERV.COM」の告発によると、このイベント運営は石原の選挙を仕切った東急エージェンシーが行っており、税金を使い放題にしていることや、村営住宅の建設等は無視して道路族議員の言いなりに税金を道路整備に注ぎ込んだことなどが挙げられている。

こんなイベントには何にも価値はない。
またしてもポピュリスト・石原慎太郎のワンマンショーになるだけだ。
開催日は10月17日から19日までとしているが、7月6日にはお台場でプレイベントまで開催するという。

もう、いい加減にしてくれよ、石原慎太郎
早いところ、私の目の前から、都民の目の前から、国民の目の前から姿を消してくれ!

これは一バイク愛好家からの願いでもある。


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