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ビルマの放置プレイを許すべきではない

ここでは、「ビルマの放置プレイを許すべきではない」 に関する記事を紹介しています。
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今日の朝日新聞には、「『救援強行』揺れる国連」と題する記事が出ていた。
今月2日から3日にかけてビルマを襲った巨大サイクロンによって、同国では甚大な被害が出ており、今も家や家族を失った人々が何の救援も受けられずに苦しんでいる。
これに対して軍事政権は国民を助けるどころか、自分たちに都合のいい新憲法案を可決させるために国民投票を強行した。
さらに他国からの援助物資は受け入れるとしながらも、人的支援は頑なに拒み続けている。
同国内では、援助物資が十分に行き渡らず、家も崩壊したまま、為す術もなくその日暮らしを送っている人々が250万人もあふれているというのに。
これはまさしく国家による放置プレイだ。
このままでは国民の命が危ない。
ビルマ

この状況をなんとかしなければならないと、国連ではフランスが声を上げた。
「国家が国民を十分に救おうとしないとき、国際社会はその主権を侵してでも救援を行うべきだ」
サイクロンは天災に違いないが、その後起こっている状況は、明らかに軍事政権による人災だというのが基本的な考えで、このままでは飢餓や疫病などで新たな被害が出る恐れがあるとしている。

これに対してビルマの宗主国でもある中国は、国内問題に介入すべきではないと反対している。国際法上も災害救援のための強制介入を認めた合意や取り決めはないという。

現在、フランス側にはアメリカ、イギリス、ベルギーが同調しており、中国側にはロシア、南アフリカ、リビアなどがついていて、国連安保理は分裂状態にある。

相変わらず日本はこういう話題にはなかなか登場してこないのがもどかしいが、ここは客観的に見て国民を救うことが第一であり、軍事政権が十分にそれを行っていないことがはっきりしているのであれば、強行してでも救援をするべきだと思う。

米英両国は、イラクに大量破壊兵器があるという見込みだけで、その主権を侵し、戦争を勃発させた。
こういう主権侵害についてはいくらでも非難されるべきだと思うけれど、国民を死の瀬戸際まで追い詰めている政府に対しては主権侵害もなにもないだろう。
こう書くと、まったくの感情論のようになってしまうが、国連にはルワンダの虐殺などを教訓にして、危険にさらされた人間は国家だけでなく国際社会にも守る責任があるという「保護する責任」が採択されている事実がある。
ビルマの場合は、国民を守るべき政府がその義務を果たしていないのだから、まちがいなく国際社会がその責任を果たすべきだと思う。

ただ、心配されるのは、強硬に救援策を取った場合、軍事政権との摩擦あるいは衝突が懸念されることだ。
救援物資を運び、国内に行き渡らせるには、物資を積んだ船をビルマの軍港に接岸しなければならないだろうし、ヘリを飛ばして人々の元に配る必要も出てくるだろう。
それを軍事政権が黙って許すか。

ここでまた紛争が始まったのでは元も子もない、というのが慎重論派の考えだ。

たしかに難しい問題をはらんでいるとは思う。

しかし、こうして論争をしている間にも、苦しんでいるビルマ国民の命はどんどん危険にさらされているのだ。

その事実の重さの前には、思い切った行動が、やはり必要だと思う。
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