FC2ブログ
酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

人の言葉尻をつかまえて揚げ足を取るような真似をするのは本意ではない。
けれども、先日の麻生太郎のナチス発言に続き、今度は農水相太田誠一がとんでもない発言をした。
これは捨てては置けない問題だ。
太田誠一

太田誠一は10日のNHKの番組に出演した折り、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件などを受けた食の安全対策について、「日本国内は心配ないと思っているが、消費者がやかましいから徹底する」と述べたのだ。

これに対して毎日新聞は、国民が食の安全に対して過剰反応していると消費者を軽視したとも取れる発言と批判。
一方の太田はその後、「日本は消費者が正当な権利を主張する民主主義の国という意味での発言だった」と釈明した。

しかし太田の言葉を蒸し返して言うならば「消費者がやかましいから徹底する」とは、もし消費者がやかましくなければやらないということであり、中国産毒入りギョーザに対する消極的な姿勢が端なくも本音として現れているととっていいだろう。

まして、今、日本では国内でも各種食品の偽装問題が相次ぎ、高級料亭でさえもが客の食べ残しを使い回していたことが発覚するなど、食と食に関わる者の倫理観が厳しく問われているときである。
さらに、毒入りギョーザ事件では、死者こそ出なかったものの、重症患者が出ているのであり、一つ間違えば無差別大量殺人事件に発展する可能性さえはらんでいた。

こうした国民生活の基本に関わる重大な問題を抱えているにもかかわらず、「消費者がやかましいから安全対策をやる」という言い方はまったく不見識というもので、これは先にスーフリグループによる集団レイプ事件が起きたときに、レイプ犯のことを「元気があってよろしい」と言った軽率な発言に通じるといえるだろう。

麻生太郎は対立野党である民主党に対して「ナチス」という最大限の侮辱をしたのであり、太田誠一は国民に対して「やかましいから安全対策をやる」と侮辱的な発言をした。
政治家として、人間として、許されるべきことではないと私は思うのだが、当の野党からも国民からも大して声が上がらないのはどういうわけなのだろう。

こういうアホでトンマで無神経な男たちが国政に携わっていることの危険性には、もっと敏感にならなければならないと思う。

スポンサーサイト



関連タグ : 太田誠一, 農水相, 毒入りギョーザ, 食の安全,