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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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どうも体調が良くない。
それを言い訳のつもりで、ついつい本ブログの更新を怠ってしまった。
怠っている間にもいろいろ書いておきたいことはあったのだが、昨日の参院選でそうした気持ちもすっかり冷めてしまった。

なんだい、つまらねえの。

今回の参院選の結果について、感想を言うとすればこの一言に尽きる。
それほどに、私にとってこの選挙結果はがっかりさせるものであり、ウンザリさせるものであり、バッキャローと空に向かって叫びたくなるものであり、ついにはもうどうとでもなりやがれ、とすべてを放り出してしまいたくなるほどつまらないものだった。

民主党が負けたのは分かる。
菅直人が思いつきのように言い出した「消費税10%」が多くの国民に拒絶感をもたらしたからだ。
沖縄普天間基地の移転問題など、他にも重要な課題はあったはずだけれど、今回の選挙は消費税選挙といっていいほどに消費税増税問題に焦点があてられ、他の問題はかすんでしまった。

けれども解せないのは、民主党にNOを突きつけた人の多くが、その代わりとして自民党を選んだという事実だ。

何で、よりにもよって自民党じゃなきゃいけないの?

消費税についていえば、自民党の方が増税を言い出したのだし、10%という数字も自民党が出したものに菅直人が乗っかったものだった。
どちらかといえば、消費税増税については、自民党案に民主党が追随したといってもいい。

それなのに、民主党はダメだと思った国民は社民党でもなく、もちろん共産党でもなく自民党を選んだ。
保守的な人々には国民新党という選択肢もあったはずなのに、誰一人それを選ばなかったといっていい結果になった。

どうして、民主党がダメなら自民党になるのだ?
自民党はそんなに頼りになる政党か?
自民党が選挙中に訴えていたのは、とにかく民主党の暴走を食い止めるというのが中心で、いかに民主党がやってきたことがでたらめだったかをあげつらうことだった。いわゆるネガティブキャンペーンを党を上げてやっていたのだ。
そして自らの主張としては「日本をいちばんの国に戻す」ということだった。

けれども、国民の幸福度において、満足度において、日本がいちばんだったとき何どあるのだろうか。
谷垣禎一は、ありもしない幻想を掲げ、そこに日本を戻すといっていたのだ。
これをペテンといわずして何をペテンというのか。

テレビでは放送されなかったようだが、小泉進次郎が出演したCFでは、進次郎が「ほどほどの努力では、ほどほどの幸せもつかめない」と見ているものを叱咤していた。
心ある国民ならば、これを見て、なんで世襲の見本のようなこのガキに、俺たちがしているのはほどほどの努力でしかないと言われなければならないのだ、もっと頑張れとこの青二才に尻を叩かれなければならないのかと嫌な気分になったはずである。

党首の谷垣がありもしない幻想を語り、若手注目株の進次郎がまだまだ努力がたりないと叱咤する。

こんなでたらめな政党が、どうして民主党に替わる選択肢になるのだ。

昨日の夜は、刻々と報じられる選挙結果を見ながら、どんどん気分が落ち込み、頭が痛くなってきて、私はついにテレビを消してしまった。

なにしろ、民主党は谷亮子が当選し、自民党は石井浩郎が当選した選挙である。
堀内恒夫は落選したが、三原じゅん子が当選した選挙である。

ただもう、ふざけるなとしか言いようがない。

民主党が政権を取ってからというもの、確かに不満の多い政治が行われてきたのは事実だ。その最たるものは、言うまでもなく沖縄駐留の米軍基地問題で、首相だった鳩山由紀夫の言葉があれほどぶれまくり、信用ならないと思わせたものは他にない。
しかし、米軍基地の問題だって自民党ならましな解決をするのか? 最低でも県外はおろか、そもそも辺野古に移転すると決めたのが自民党だったはずだ。

あるいは、人によっては児童手当という名のバラマキが許せないという場合もあるだろう。
しかし、自民党が以前やってきたのは、特定の業種業者と癒着した、利権という名のバラマキだったはずだ。

なんでこんな政党に回帰するような選択をしたのだろうか。

たしかに、共産党に対しては強いアレルギーがあるから、共産党が伸びないのは分かる。
それでは社民党はどうなのだ。訴求力に欠けるという致命的な弱点を今回も露呈してしまったが、民主党に替わる選択肢として、もう少し注目されても良かったのではないか。沖縄問題で連立を離脱したいきさつも、もう少し思い出されて良かったのではないか。

昨日の結果で良かったと思ったのは、たちあがれ日本、新党改革、日本創新党などの雨後の筍政党がほとんど評価されなかった点だ。たちあがれ日本は1議席を獲得したが、いったいそれで何をするというのだろう。
この点ではたしかに国民の選択眼が働いたといえるだろう。

しかしなあ。
やっぱりどう考えても民主党がダメなら自民党というのは、筋が通らないよ。
ふて寝をしつつ、私の脳裏に浮かんだのは「衆愚政治」という4文字だった。

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関連タグ : 民主党, 自民党, 衆愚政治,

支持率
今日の朝日新聞による世論調査では、自民党の支持率は20%で、前回(7月4、5日)に行ったときの24%から4ポイント下がり、01年4月以降で最低となった。その一方で、民主党は31%(前回25%)と6ポイント増。
「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先も、自民党が19%に対して民主は42%と圧倒的。
ついでに内閣支持率は17%で、前回の20%からさらに下落した。

同様の調査は他の新聞社やテレビ局も行っているだろうが、おそらくは似たような結果だろう。

実際の投票はまだ40日も先のことだから、この先、どんなふうに世論が変化していくのかは分からない。
けれども、内閣支持率が20%を割り、自民党の支持率も20%となると、もはや自民党は党としての体裁を保つこともままならず、選挙を前にして分裂するなどして自滅してしまうのではないかと思ってしまう。
悪政をこれまで続けてきた自民党など潰れてくれた方が、私としては喜ばしいが、一方では核拡散の恐怖ではないけれども、自民党の主流派が民主党と野合してしまう大連合という恐れもある。政権交代は歓迎するが、こればかりは勘弁してもらいたいものである。
昨日は鳩山邦夫が渡辺喜美と平沼赳夫の3人で会合を開いたという報道があったが、もはや化石のような極右の平沼と新自由主義者の渡辺に、死刑制度を自動化できないかなどという、私から見れば気違い沙汰にしか見えないものを信条にしている鳩山邦夫などが党を結んだとして何をやろうというのか。まったく訳が分からない。

一方の麻生太郎も、もはや観念したというのだろうか、記者のぶら下がりインタビューに対しても、どこか他人事というか、なげやりな受け答えが目立つようになってきた。
もとから優柔不断な麻生は、解散の時期を聞かれるたびに「自分の判断でしかるべきときにする」と自主性があるかのように答えてきたが、その実、タイミングをはずすにいいだけはずしてしまい、もはや自力ではどうにもならないところまできてしまい、ようやく解散を21日、総選挙の投票日を8月28日と決めた。これにしても、当初は解散を14日としていたのを1週間もずらさざるを得なかったなど、麻生の決断力の鈍さと周囲の信用のなさはここに極まった観がある。

さらに、中川秀直ら反麻生勢力が両院議員総会の開会を求めたのに対し、自民党執行部はもたついた挙げ句に議員懇談会を開くことでお茶を濁すことにしたが、これに対しても麻生は自分は総会が開かれたとしても逃げるつもりはないなどと言っておきながら、懇談会にトーンダウンしたことについては「党が決めたことで自分はそれに従うまでのこと」と、まるで自分は自民党の食客でもあるかのような言い方をして平気な顔をしている。

麻生はもはや自民党総裁であることも忘れてしまっているのではないか。

都議選で自民党が大敗して以降、党内があれだけゴタゴタしていたにもかかわらず、それを収めようとするどころか、我関せずといった態度を貫いてきた。下手なことを言えば自分の責任問題に火が付くのを恐れたのかもしれないが、麻生の無責任さは、端から見ていて異常なほどだった。

党首がこんな無責任を続け、党内では反麻生勢力が声を上げ、党分裂の恐れも否定できない状況にある。
これでは鳩山由紀夫がいくら問題のある政治資金を受け取っていたとしても、自民党を支持する理由が見あたらない。

麻生太郎にはもはや期待するのは無理に決まっているが、自民党はこの際潔く解党して一から出直したらどうか。
おそらく40日後には、好むと好まざるとに関わらず、同じような結果が出るだろうが、まともなマニフェストも作らずに「政治は、ギャンブルじゃない」などと、民主党を貶すばかりのパンフレットしか作れないような党には政権を担当する資格はないとしかいいようがない。

民主党は、マニフェストも大切だが、政権交代したあかつきには、麻生内閣が15兆円も無駄にばらまいた税金をどうやって補っていくのか。それこそ財源を明らかにしていかなければならないだろう。
その財源が、やはり消費税増税しかありませんというのでは、国民はとうてい承知しない。
次の政権には、これまで自公政権が行ってきた悪政のツケをどう埋め合わせるのか、その知恵も託されているのだ。

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昨日投開票が行われた東京都議選では、民主党が54議席と大躍進し、対照的に自民党は議席を20も減らす38議席という惨敗を喫して終わった。
いや、もうひとつある。
公明党が22議席から23議席へと議席を伸ばして手堅く「勝った」こと。
そして共産党が民主党に票を食われる形で惨敗したことだ。

地方選挙が全国から注目され、投票率も最終的には54%に達するなど、今回の都議選は一種の興奮状態の中で行われたといっていいだろう。
もちろん、全国の注目を集めたのも投票率が高くなったのも、来るべき解散総選挙で政権交代がなるかどうかを占う意味があったからに他ならない。

政権交代という点で見れば、これは明らかに民主党が大勝利で政権を獲得する確率が高くなったといえるだろう。
しかし、現政権を握っている自民党と公明党に対する評価がどうだったかといえば、公明党は議席を減らすどころか一つ増やしたのであり、自公政権が完全に否定されたとは言い難い。
東京都民ではないが、私にはこの点がどうにも歯がゆい。

さらに東京都議会でいえば民主党は野党と言うよりも、どちらかというと与党側に立って行動してきた政党で、選挙運動のときこそ築地市場の移転問題や新銀行東京問題に対して批判をしていたが、そもそもこれらの議案を通すときには民主党は賛成に回った与党だったことを忘れてはならない。

その意味で、「純然たる野党」の共産党が議席を大幅に落とし、社民党も議席を回復できなかったことは残念でならない。
都議会が今後、健全に運営されていくためには民主対自民・公明だけの対立軸だけでは不十分であり、十分な野党の声が必要だと思う。
しかも公明は政権党であり続けたい政党だから、簡単に自民との連携は解消し、今度は民主党と手を組むことも考えられる。
民主党には公明党と親和的な議員もいるので、彼らが手を組めば、都議会はまたしてもオール与党になってしまう。

そんなこんなを考えていると、たしかに自民党が大敗を喫したのは喜ばしいと思うのだが、民主党だけが大勝したという点については、どうしても消極的にならざるを得ないのである。

この都議選の結果を受けて、権力の座に執着していた麻生太郎も、いよいよ仕方なく解散総選挙を決めたようだ。

解散は7月21日で投票が8月30日。
麻生としてはぎりぎりまで解散時期を引き延ばし、都議選で受けた傷を少しでも癒し、あわよくば鳩山由紀夫の献金問題をつついて失地回復を狙ってのことだろう。
民主党としては、ここで余計でつまらない献金問題などを長引かせたりせず、鳩山由紀夫に徹底的に説明させ、必要ならば国会で釈明させるくらいの覚悟を持ってもらいたい。
そして、政権交代をしたあかつきには国民生活をいかにして回復させるかというマニフェストを一刻も早く提示してもらいたいものである。

さらに注文を付けるとすれば、調子に乗って単独与党などという欲をかかず、国民新党や社民党との連携をしっかりと持ってもらいたい。
民主党だけでは信用に値しないことは、これまで何度も書いてきた通りである。
そして、民主党に驕った気分にさせないためにも、主権者であるわれわれ国民は民主党だけに投票するのでなく、国民新党、社民党、あるいは共産党にも票を入れるようにしたいものである。
具体的には、私ならば小選挙区では民主党か共産党に入れ、比例区では社民党に入れる。
もちろん、誰がどの党に投票しようと自由だが、民主党に独り勝ちさせずに政権交代を成功させるというのが、私の考える理想である。

いずれにしても解散総選挙が決まった以上、確実に政治を変えるチャンスがわれわれの手に戻ってきたのだ。
この大事な権利を無駄にすることのないように、各人には考えてもらいたいと思う。
これからの1ヶ月半、私も微力ながら健全なる政権交代と、国民生活の回復に向けて考えて行きたいと思う。

関連タグ : 自民党, 民主党, 政権交代,

昨日5日、投開票が行われた静岡知事選では、すでにご承知のとおり民主党推薦の川勝平太が僅差で勝利した。
川勝という人物については、どう見ても右翼政治家であり、民主党がなぜこういう人物を推薦したのか理解に苦しむ。
今後、静岡では学校の式典では日章旗の掲揚と君が代斉唱が義務づけられ、それに反する教師は処罰されることになるのだろうか。
そうだとすれば、民主党候補が勝ったというだけで、静岡県民にとってはあまり有り難いことではなかったのではないだろうか。

しかし、民主党が勝ったという、ただその一事だけを見れば、自民党が顔色を失ったのは想像に難くない。
一夜明けた今日は、麻生太郎をはじめ自民党の閣僚たちは平静を装い、「国政と地方選は別だ」と言っている。

だが、その同じ口で来週に控えている都議選については全力を挙げて勝たねばならないと言っている。
自民党の議員たちは、麻生太郎が「全閣僚が応援するように」と発破を掛けるまでもなく、必死の思いで選挙戦に臨むだろう。

私は、都議選についてはすでに述べたとおり、石原慎太郎を追い詰めるためにも、何としてでも野党に勝ってもらいたいと思っている。
しかし、民主党だけが一人勝ちしたのでは安心できない。
石原慎太郎を徹底的に追い詰め、これまでの悪行を暴き出してやるためには、共産党や社民党というスパイスを強めにきかせる必要があるからだ。

毎日新聞の調査では、来週の都議選で自民に投票するという人は13%、民主に投票するのは26%と、このままいけばダブルスコアになりそうな勢いを示している。
けれども、繰り返すが、東京都民の有権者は民主が勝てばそれでいいという単純思考ではなく、共産・社民といった第三極が躍進することでちょうどバランスがとれた力関係ができあがるのだと考えてもらいたい。

もし自民党が大きく議席を減らすことになれば、麻生太郎はどうなるのだろうか。
都民ではない私は、今はそちらの方が気になる。

もはや麻生は使い物にならないとばかり、自民党では麻生おろしが露骨に行われるだろう。
ことによると総裁選を前倒しして石原伸晃や舛添要一あるいは小池百合子がスポットライトを浴びるかもしれない。

あるいは鳩山由紀夫の献金問題をことさらに大きく取り上げて会期の延長をはかるかもしれない。

そのとき、世論はどう反応するだろうか。

たしかに、民主党にとって代表が2代続けてカネの問題で進退を問われるとなれば痛手にはなろう。
しかし、自民党は二階俊博や与謝野馨という爆弾を抱えているうえに、もし鳩山を交代にまで追い込んだとしても次の一手がない。

むしろ自民党としては手っ取り早く麻生太郎を引きずり下ろすことを考えるだろう。
そして、国民の中には、無能な麻生太郎が引っ込んだというだけで、問題解決と考える者が出てくるのではないか。
それこそ、自民党の思うつぼだ。

しかし、忘れてはならない。
今の日本がこれだけガタガタの惨状を呈するようになったのは、麻生太郎だけの責任ではないことを。
さかのぼれば中曽根康弘の頃から推し進めてきた自民党による一連の政治が、日本をここまで駄目にしたのである。
看板がこれからどんなものに変わろうと、自民党を叩き潰してやらなければならないという国民の使命は変わらない。
土建屋根性に根ざした利権政治から社会保障を重視する社民主義的政治へと、日本の政治を大きく転換させなければならないのだ。

都議選では民主党もいいが、共産、社民も忘れずに。

そして来るべき衆院選では民主党もOKだが、日本新党、社民も忘れずに。

関連タグ : 都議選, 自民党, 民主党,

北朝鮮の核実験とそれに続くミサイル発射実験に、日本国内はなにやら色めき立っているかのように見える。
国内ばかりではない。核実験を強行したことに対しては、国連の安保理も懸念を示し、非難決議を採択した。これまで北朝鮮をなにかとかばってきた中国とロシアも、今回は非難する側に回っている。

北朝鮮は今月に入って再びミサイル発射実験を実施する準備をしているようだが、自民党内では今、敵基地攻撃論がさかんに取りざたされている。中川(酒)や安倍晋三のような極右政治家は以前からこれを主張し、憲法にも取り入れるべきなどと世迷い言をいっているが、今や彼ら極右政治家だけでなく山本一太のようなへたれ議員までもが、「北朝鮮に対する抑止力強化を考える会」で「敵基地攻撃能力を防衛大綱に入れていくキャンペーンを強めていきたい」と挨拶している。

座して死を待つのを潔しとしない。

対北強硬論者たちの基本にあるのは、戦前の政治家たちも好んで使った武士道精神の受け売りだ。

しかし、どうにかならんのかね。
この大時代なかび臭いような言い回し。
ま、こういう言い方が好きなのは自民党の議員だけじゃなく、左派ブロガーに人気の植草一秀なんかも大好きなんですけどね。

私はこんな言葉、大嫌いだ。聞いただけで拒絶反応が起きてしまうよ。

彼ら「座して死を待ちたくない」連中は、ただやられるくらいなら、せめて一発くらい仕返しをしてやらなければ気が収まらない、という理屈で適地攻撃論の必要性を説いているわけだが、不良のケンカじゃあるまいし、もうちょっとましなことは考えられないものだろうか。

今日、1日はアメリカのビッグスリーのなかでも長くトップに君臨していたGM(ゼネラル・モーターズ)が、ついに破産法を申請し、これからは政府が株式の72.5%を保有する国営企業として再建の道を歩むことになった。
GMのような巨大企業でも経営を誤り負債が山積みとなれば破綻してしまうのだ。

これはなにも企業だけに言えることではないだろう。
たとえば北朝鮮は2004年の国民総所得が2兆円で、日本の280分の1、韓国の40分の1にすぎない。国家予算にしても3600億円で、これは島根県の予算よりも低い額である。
こんな国が核兵器を作り、大陸弾道ミサイルなどを量産していけるのか。
軍事には暗いが、平気を作るには莫大な金が必要であることくらいは私だって知っている。

とすれば、今の北朝鮮の国力で、ミサイルを撃ち続けるのは無理に決まってる。
だって金がないんだから、どうしようもない。
今だって国民を餓死寸前の状態にしてまで予算を軍事費にまわすという無茶苦茶なことをやっているのに、もうこれ以上の無理は利かないだろう。

「お父ちゃん、お腹が減ったよ」と国民が金正日父さんに泣きついても、これまでは「ちょっと待ってな。今にお父ちゃんはアメリカからたっぷり金をもらってやるから。そうしたらたらふく食べさせてやるから」
そう言ってなんとか誤魔化してきたのだが、今回はアメリカは見向きもしない。
おかしいな、と思った父さんは小出しに核実験をしたりミサイル発射実験をしてみたりしているが、財布の中身はどんどん侘しくなるばかりなのだ。

こんな国が、戦争を仕掛けてくるかもしれないだって?
まさか、無理だろうよ。
私ならそう思う。
今は突っ張ってるけど、そのうちに音をあげるに決まってるさ。

そうは思わないかい?

もし私が考えていることに少しの分があるのなら、今自民党の議員どもがギャーギャー騒いでいる「敵基地攻撃論」なども、滑稽なものとしかいえないのではないか。

敵基地攻撃して一矢を報いるなどと、大時代なことを考えるよりも、現実的なのは北朝鮮が破綻したときに誰がどのように引き受けるかを今のうちに考えておくことである。
ガリバーとも称されたGMは破綻した。これを引き受けるのはアメリカ政府しかなかった。
北朝鮮もこのままでは近いうちに破綻する。そのとき、混乱を最小限にしてこの国を再生させるには誰が何をすればいいのか。

今、日本の議員たちが真剣に考えるべきは、このことなのではないか。

座して死を待つよりも、と思っているのはわれわれではなく、北朝鮮の方なのだ。

そうだとは思わないもんですかね、自民党のセンセイ方は。

関連タグ : 敵基地攻撃論, 自民党, 北朝鮮,

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