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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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世界的な金融危機、円高が始まっていらい、国内の雇用状況が悪化している。
とくに輸出で大きく稼いできた自動車産業は景気の悪化の影響をもろに受ける形となっており、トヨタが来年3月までに国内工場の期間従業員を3000人程度に半減するとしている。トヨタは今年3月末までは約8800人の期間従業員を雇用しているので、1年で雇用人員を3分の1に減らすことになる。

さらに日産も、九州工場で4万台の減産を決めており、生産体制の縮小は必然的に雇用調整に向かう。
マツダは国内2工場で働く派遣社員約1800人のうち7割強にあたる約1300人を年末までに削減することを明らかにした。
日産ディーゼルもまた、年末までに派遣社員約1100人のうち約200人を削減する予定だ。
日野自動車も、約2200人いる期間従業員について、今度の販売動向を見て調整することを検討するとしている。
三菱自動車も、国内工場の期間従業員と派遣社員約3500人のうち約1000人を削減する方針を固めた。同社では年明け以降の人員削減も検討しており、来年3月末までの人員削減は計2000人規模に達する見通しだという。

この年の瀬も押し迫ってきた時期に、不況だからといって、会社の儲けが減ったからといって、いったい何人の労働者が職を失うのだろう。
世間では不況といいながらもこれからクリスマス、年末そして正月と一大商機を迎える。
しかし、そんな賑やかさを味わうこともできずに不安な日々を迎えなければならない人がいる。自動車工場で働いている非正規雇用者だけではない。関連会社で働く人々もまた同じように首を切られていくのは必然なのだから、その数は数千ではなく1万人単位になるのではないか。

クルマという商品が売れないのだから、企業としてはなんとかコストを切り詰めなければならない。それは道理だ。
しかし、その道理が人の暮らしを奪う方向に向かっていいものだろうか。
トヨタに限っていえば、今年前半までは2兆円もの売り上げを記録し、その規模は空前といわれた。
それだけ儲かっていながら、トヨタという企業は非正規雇用者に対して最低限の賃金しか支払わず、そしてひとたび社会が不況に突入したとなると当たり前のように非正規雇用の契約を打ち切り雇い止めにする。

今、社会は環境に配慮することが当然とされ、環境に負荷を与えない商品を創り出すことが企業の将来を握っているといっていい。自動車産業もその点には熱心なこと周知の通りで、各社とも電気自動車や燃料電池式の自動車開発に余念がない。そして、その研究に熱心であればあるほど「我が社は社会に貢献しています」と広告を打つ。

しかし、労働の世界から見れば、トヨタをはじめどの企業も社会に貢献などしていないのだ。
むしろ労働者の首を切り、生活に不安を与えることで社会そのものを暗く不安に満ちたものにしている。
たしかに時代は「エコ」に向かっているかもしれない。

だが、その前に企業は人を大切にしろと言いたい。
エコ」よりも「ヒト」が第一である。
二酸化炭素の排出を半減し、3分の1にする技術力があるのならば、雇用を倍にせよとは言わないまでもせめて現状を守る経営力を見せてみろ。それでこそ社会に貢献する企業と言えるのではないか。
社員を不安に陥れることなく年の瀬を迎えさせられる企業こそが、優良企業として讃えられるべきではないのか。

経営者と一部のエリート社員だけが安泰にしていられる企業など、三流以下という考え方で見てはどうだ。
世の中の見方を改める必要がある。
人員削減を抑えるために、その企業が何をしているか。
テレビコマーシャルで空疎なイメージを与え続けている企業の本心を見抜いてやる必要がある。

なに「エコ」だって?
それでオタク、何人の首を切ったのさ。

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関連タグ : 自動車産業, 人員削減, 非正規雇用, エコ,

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