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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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胡錦涛が来た、死んだパンダの代わりに新しいのを2頭貸してくれると言ってきた。
今回の5日に渡る訪日で、これ以上の意義があったのか。

昨日は胡錦涛早稲田大学を講演に訪れた。
外務省による招待だったらしいが、なぜ、こともあろうに早稲田大学が選ばれたのか。
早稲田大

早稲田とは、今でこそ廃れつつあるが、ながく在野精神と権力に対する旺盛な批判精神を学風として受け継いできた大学だ。
それが昨日は、中国主席が訪れるとあって、チベットの自由を訴えるチベット人やそれに賛同する日本人、いや、何も関係のない日本人まで隊列を組んだ警察によって排除されてしまった。

早稲田大学は、このようなことを断じて許すべきではなかった。
警察の力を頼みにするようなことをすべきではなかった。
客寄せパンダのように自学の学生でもある福原愛を使ってパフォーマンスをすべきではなかった。

昨日の一事で、早稲田の誇りは微塵に散ってしまった。

中国は、いったい日本で何をやろうとしているのか。前哨戦は長野で行われた聖火リレーにあった。
あのとき、リレーの沿道には中国政府によって招集された中国人グループが群れを作り、チベット人や日本人は沿道に近づくことも許されなかった。中国政府がそれを要請し、日本は警察を動かしてそれに応えたのだ。
かくして長野の聖火リレーは、これが日本かと見まがうような、中国国旗と赤いシャツを着た応援団でいっぱいになった。
現場では、中国人とチベット人との「小競り合い」があったと報じられたが、事実は中国人による暴力がふるわれたのであり、警察はそれを見て見ぬふりをして通した。
あの時逮捕されたのは中国人はゼロで、チベット人と日本人だけだった。中国と日本政府にとっては、中国人の逮捕者を出してはならなかったのだ。

中国は北京オリンピックを単なる平和の祭典、スポーツの祭典だなどとは考えていない。
国威発揚の場であり、広がりつつある新自由主義をさらに徹底させることを狙いとしている。
だから、わざわざ聖火をエベレストの頂上まで持って行くという愚挙を平気でやってのけ、その様を世界に配信した。現場にはチベット人も動員されていたが、周囲は関係者以外きびしく排除され、ものものしい警備の中で「儀式」が行われた。
中国は北京オリンピックを成功させなければ、国の威信が損なわれ、市場経済の価値を低めることになってしまう。だから必死なのだ。

早稲田大学大隈講堂で行われた講演で、胡錦涛は日中が互いに脅威ではないことを訴えた。
けれども、中国という国は、国民が中華思想を持ち続けているかぎり、そして一党独裁体制が続くかぎり、世界にとっての脅威であり続ける。日本にとっては北朝鮮と同様、困った隣人であり続ける。

昨日の講演会には、中国シンパの学生と中国関係者しか入場を許可されなかったそうだ。一般の学生は、警察隊によって遠くに追いやられ、学校周辺では商店がシャッターを閉めさせられた。
そういうことをやらせておいて、何が「脅威ではない」だ。

福田康夫胡錦涛の卓球を戦略的と褒めちぎったが、日本の外交は常にその場限りの戦術さえろくになく、ただ膝を屈して卑屈に笑ってみせるだけだ。そうでなければ、ギョウザ問題でもっと強い言葉を発すべきだったし、東シナ海ガス田開発では日本の立場を主張すべきだった。チベット問題についても、中国の人権問題と絡めて意見するべきだったのだ。戦略的に見て、今回もまた日本は非常にまずい外交をやってしまったと思う。
胡錦涛と福田
5日間も滞在して胡錦涛がやろうとしていることは、詰まるところ、中国側の圧力を日本のすみずみにまで浸透させることであり、北京オリンピックのチケットをちらつかせながら広告代理店やスポンサーが意のままに動くことを確認しようとしていることなのだ。
その証拠に、胡錦涛は自分に都合の悪いことは何一つはっきりさせずにいるではないか。

今回の胡錦涛来日は、日本の外交史にまた新たな失敗と屈辱に満ちたページを付け加えただけで終わる。日本の国民の利益になることは、高額の代金を請求されながら恭しく借りることになるパンダ様がやってくることくらいだ。
まったく笑止な話で、涙が止まらん。
私は、この1~2ヵ月で、五星紅旗を見ると反吐が出そうになる癖がついてしまった。
五星紅旗

それにしても。
期待どおり、外交手腕のなさをさらけ出した福田康夫
胡錦涛が来てもシッポを振りながら指をくわえてみているだけの自民党。
ホンマにしようもない奴らだね。


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関連タグ : 胡錦涛, 福田康夫, 早稲田大学,

イスラエルがパレスチナ・ガザ自治区を包囲し、兵糧攻めとロケット弾攻撃を続けている事件は、相変わらず日本のメディアは伝えようとせず、その情報がほとんど入ってこない。
状況は深刻の度合いを深めており、憂慮すべき状態にある。緒方貞子JICA理事長が、その懸念を表明したのが10日のことだったが、日本政府はこれにたいして何ら反応を示していない。マスコミも沈黙したままだ。
14日にはアメリカ、イスラエル、パレスチナがエルサレムで3者協議を開き、2003年の和平案(ロードマップ)が定めた紛争停止への義務履行を検証しようとしている。しかしイスラエルはこのところ、あからさまなロードマップ違反を繰り返しており、この三者会議にも格下の国防省高官を出席させるなど、誠意ある対応を見せているとはいえない。
暴動
そして今度は、中国チベット自治区で暴動が起こり、中国軍が鎮圧に乗り出した。
その結果、当局側との衝突により少なくとも8人の犠牲者が出たとの発表があった。もっともこれは中国側が出したもので、チベット亡命政府の報道官は、少なくとも5人の少女をふくむ80人の遺体が確認され72人の負傷者が出ていることを明らかにしている。

パレスチナチベット
一見無関係に見えるかもしれないが、実は両者が抱えている問題には共通点が多い。
パレスチナとイスラエルとの関係は3月9日のエントリですでに述べた通り、ユダヤ人の故郷パレスチナを奪還しようとするイスラエルがそこに居住しているアラブ人たちを無差別に激しく攻撃している。

一方のチベットは、中国全土を支配下に置こうとする中国共産党政府と、仏教を信仰しダライ・ラマ14世を頭に民主主義的独立を願うチベット亡命政府が対立をしている。ご存じの通り、中国共産党は民主主義も宗教も認めない方針をとっており、彼らにとってダライ・ラマ以下仏教信仰で結束しているチベット民族が邪魔で仕方がない。
それでしばしば挑発を繰り返し、1988年にはチベット書記だった胡錦涛(現・国家主席)の指揮によって中国軍は聖都「ラサ」で大規模な殺戮と弾圧、そして宗教破壊を徹底的に行った。
ダライ・ラマ14世はすでに1959年、インドに亡命して臨時政府を樹立していたが、チベット自治区にはどんどん漢民族が入植し、いまや少数派となったチベット民族に圧力を加えている。これもイスラエル・パレスチナ問題と似ている点だ。
ダライ・ラマ14世
今回のチベットでの暴動も、中国政府は公表しないだろうが、挑発したのは中国側であり、チベット人たちが抵抗したのをいいことに軍を派遣して見せしめ的に犠牲者を出したのだろう。
ここにも大国の横暴と人権無視が行われているのだ。

それにしても、中国はあと半年後に北京オリンピックが控えているというのに、いかにも思慮の浅い行動を取ったものだ。あの胡錦涛が政権を握っている中国政府は「ダライ・ラマ14世の集団が暴動を策動した」と発表しているが、その説明はいかにも苦しい。武力で圧倒的な優位に立つ中国軍が、「自由」「民主」を願う人々に対して暴力をふるったことは明らかであり、それは決して許されるものではない。
この事件は世界中から非難されてしかるべきものだろうし、北京オリンピック開催にも影響を与えるのは必至だろう。

しかし、今回も日本政府の対応は、きわめて鈍い。
隣国で起きた暴動事件だというのに、なんのメッセージも発していない。
いったい何を考えているのだろう。
昨夜は、福田康夫が自民党幹部を集めて日銀総裁の後任人事のさしかえを協議したらしいが、世界の動きのなかで、日本がやっていることは本当に短視眼的というか、オタク的というか、なんだか溜息が出るようなことばかりだ。

毒入りギョーザ事件では図らずも中国に対する食の不安が露呈したが、中国という国はそれ以前から人権軽視が問題にされてきた国であり、その他にも環境問題、治安問題などさまざまな問題を指摘されている国だ。
こういう国で開かれるオリンピックに、日本はどこまでも馬鹿面下げて「平和の祭典」などと言って参加するつもりなのだろうか。
そしてメダルをいくつ取れるかと、そんなことばかりに国民を注目させようとしているのだろうか。

私は、必ずしもオリンピックをボイコットする必要はないと思う。
いたずらに中国を刺激しても得るところは少ないからだ。
しかし、この事態を見て何もしないというのは最低だ。
日本は少なくとも、中国政府に対する態度ははっきりさせてから、この大会に臨む必要があるのではないか。大事な食の安全を脅かされたうえ、人権を軽んじている国で、どうして黙って平和の祭典などと御祭騒ぎに興じることができようか。
日本は、毒入りギョーザの問題が解決するまではオリンピック参加を凍結すべきだし、今回のチベット問題をふくめ、人権問題について一定の回答を得るまではオリンピック参加を控えるべきだと、国際社会に立場を表明すべきではないか。
日本一国では、どうせ中国は相手にしないだろう。
しかし中国に対して懸念を抱いている国は多いのだ。それらの国に働きかけて、中国を動かすべきである。
そのうえで、オリンピックに参加するかどうかを判断すべきだ。

スポーツの大会を政治に利用すべきでないという意見は常に出てくるが、逆を言えばそれだけ、これまでのオリンピックはさまざまな政治の具として利用されてきたのだ。
今回だけ政治抜きでスポーツを楽しむというのは、無理というものだろう。

本音を言えば、私はオリンピックなど、もうどうでもいいと思っている。
世界中で紛争が絶えることがないのに、なにが平和の祭典かよ、と思う。
たとえその期間だけでも停戦させられるなら、少しでも意義があるというかもしれないが、もしそんなことが実現したとしても、戦争というものは、終結しないことには意義などないのだ。一時的に人殺しを止めたところで何になろうか。
アスリートたちには悪いが、彼らにはそれぞれの世界選手権で頑張ってもらうようにすればいい。
もうオリンピックが特別な大会であるという位置づけそのものを変えた方がいい。
そして、世界中から戦争や紛争がなくなったとき、あらためてオリンピックを再開させればいいのだ。

それでこそ、オリンピックが平和の祭典としての輝きを取り戻すことができるだろう。


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関連タグ : チベット, パレスチナ, 中国, 胡錦涛, 北京オリンピック,

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