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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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飲んだくれの財務・金融担当大臣がドタバタと辞めていったことはもう忘れよう。国の経済の舵取りをする重要なポストを担っていた人物が、無教養なうえに自己管理もできない最低の男だったというだけで十分だ。
あんな男のことをいつまでもひきずっている余裕は、今の日本にはないはずだ。

中川が去った後で私が気になるのは後任として与謝野馨が決まったことだ。
与謝野に対する危惧は、すでに今日の「きまぐれな日々」のエントリでも触れられているが、奈良たかしさんの「生きてるしるし」でも与謝野馨が経済財政政策担当大臣と財務・金融担当大臣を兼任するということは経済のあらゆる権限を与謝野一人が握ることになるとして疑義を呈している。

なぜ与謝野馨が日本の経済政策をすべて引き受けることに危惧するかと言えば、与謝野はもともと消費税増税論者であり、財政緊縮論者でもあったからで、今の日本の底が見えない不況のなかで、与謝野が言う通りにしていたらますます状況は悪くなることは明らかだからだ。
こんな時期に消費税を上げれば消費はどんどん冷え込むだろうし、大規模な財政出動が必要なときに緊縮財政的政策をとれば景気の底が抜けてしまうだろう。
与謝野馨は今の日本の危機的な状況にはもっともふさわしくない人材といえる。
さすがに与謝野も今の状況を見れば持論を進路変更させるだろうが、感心できないのは上記のブログでも述べている通り、与謝野馨がリーマン・ショック以来、日本経済の行方を見ながらことごとく的を外した見解を示してきたことだ。
この点を「生きてるしるし」は分かりやすくまとめている。

2008年9月25日 麻生内閣再任後の初閣議後、「日本は重篤な病ではない」と追加財政出動を否定、「8月に策定した緊急対策で」対応し、「次の財政出動の機会は2009年度予算編成過程の話になる」と述べた。

2008年10月3日 日銀の金利誘導水準引き下げは効果ない
「潤沢な資金供給が日銀の金融政策としては正しく、効果がある」と述べ、利下げによる景気浮揚効果に疑問を呈した。

2008年10月7日 日本経済は底堅く健全、円買いの背景に相対的な安全性
 米国発金融不安による世界同時株安や円高進行が日本経済に与える影響について、よい材料はそろっていないが、日本経済自体は底堅く健全であるとの見解を示した。外為市場で円高が進んでいることに関連して、相対的に安全な円が買い進まれているとの認識を明らかにした。
お調子者の麻生は与謝野の言葉に安心したのか、「世界のなかで最も早く不況から脱するのは日本です」などとうそぶいたのである。
麻生太郎には自分の信念も主義・主張も一切ないということがこの半年足らずの間にはっきりしているので、さも自信ありげに言ったあの言葉は与謝野馨の請け売りだったのかもしれないとさえ思えてくる。

どう見てもアルコール依存症の中川昭一が去ったのはいいとしても、後に残るのは相変わらずバカ丸出しの麻生太郎と、日本経済にとって好ましくない考え方を持っている与謝野馨なのだ。

これでは先行きが心配と言うしかない。

ただし、麻生内閣は支持率が10%を割り込むほどの凋落ぶりで、誰が見てもそう長続きしないだろうことは予想がつく。
内閣を解散させる度胸がない麻生はいずれ自民党内の反発と公明党の声によって引きずり下ろされるだろう。自民党は、少しでも国民のウケがよさそうな野田聖子あたりを首相に据えて選挙管理内閣にする、といったことが考えられる。
もっとも、野田聖子が首相になったとしても選挙をすれば自民党が負けるのは目に見えている。
私がもっとも嫌な感じで考えるのは、自民党橋下徹と東国原英夫に色目を使っている点であり、いったん下野した自民党がこの二人を取り込んで盛大な打上げ花火を挙げることである。
信じられないことだが、今、大阪で圧倒的な支持を誇っている橋下徹を御輿に担いではやし立てれば、ポピュリズムに弱い日本の国民はあの郵政総選挙のコイズミ劇場で踊らされたように、再び我を忘れて踊り出すのではないかという危惧がある。

選挙をすれば次は勝つであろう民主党も、小沢一郎の人気は相変わらず高いとは言えず、しかも党内には自民党の小泉チルドレンと近い立場の人間が蠢いている。国民からすれば民主党が政権を取ったとしても少しも安心などできないのだ。
そこに橋下徹がつけ込むスキができる。

。。。などと考えていると、今、ブログで反自民を唱えている人々がやらなければならないのは、現在の自民党を批判することよりも、ひとつ先を見越した考えに基づく発言をすることではないかと思うのである。

ということで、これからしばらく私は自民党批判もさることながら、橋下徹と東国原英夫の動向を注視し、この二人がこれまでやってきたことを掘り返し、強く批判していきたい。
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関連タグ : 与謝野馨, 橋下徹, 自民党,

私が昔、小さな写真店でバイトをしていたときのことである。
その店の経営者は、典型的な小売店主で金の勘定しか頭にない男だった。それでも都内の中心部に支店を2つ、3つと増やしていったのだから、やり手の経営者には違いなかった。

頭のてっぺんから出すような甲高い声で、朝から晩まで細々とした仕事を命じ、少しでも気に入らないところがあるとくどくど小言を言い続けた。
客に対するヘコヘコした対応ぶりと、店員への横柄な態度のあまりの対照ぶりに、私たちバイト連中は徹底的に「社長」(彼は自分をそう呼ぶように命じていた)を嫌っていた。

その社長があるとき、支店に監視用のビデオカメラを据え付けた。
客の万引きを防止するためだと説明されたが、私たちバイトには、それがバイトたちの働きぶりを監視するためのものだということがバレバレだった。
なにしろ、カメラは社長がいつも詰めている店舗には置かれず、バイトだけで営業する店舗だけに据えられたのだから。

仕事をさぼっていないか、商品をちょろまかしていないか、レジから金を抜き取ったりしてないか。
一日中ビデオを回して録画し、棚卸しのときにでもおかしいところがあれば社長はそれを再生して犯人捜しをするつもりだったのだろう。

天上から無表情にこちらを向いているカメラを、私たちバイトはしばしば見上げ、憎らしげに悪態をついたものだ。もちろん、表情だけは平静を装っていたけれどね。

今でもあの社長のことを思い出すと、守銭奴野郎という言葉しか浮かんでこない。
橋下徹

大阪府知事の橋下徹が、廃止方針を打ち出している府立国際児童文学館(吹田市)の館内の様子を調べるため、職員に内緒で2日間にわたってビデオ撮影したことを明らかにした。そのうえで、ビデオを見た橋下は、「(来館者を増やす)取り組みは一切感じられなかった」と酷評。子どもたちが漫画ばかり読んでいたとして、「実際は漫画図書館」と不満を現した。

ビデオ撮影は橋下の私設秘書が行ったようだが、隠し撮りをしたことについて橋下は「民間だったら当たり前のリサーチ」だと言い、問題はないとした。

これに対して文学館の北田彰常務理事は「びっくりした。府民サービスを心がけて、いつ誰が来てもきちんと対応している」と困惑気味に話した。6月から書庫などの見学ツアーを始め、50回で延べ約500人が参加したといい「7月の来館者は昨年の4割増、8月は5割増になった」と反論。さらに「『漫画ばかり』と言われるが、70万点の資料のうち14%に過ぎない」と話した。
府は財政再建案で、文学館を来年度中に廃止し、機能を中央図書館(東大阪市)に移す方針を示している。橋下知事は「行政は予算を付けても、執行の管理ができていない。本当にやっているのかチェックするのが僕のやり方」と話し、廃止を検討する他の施設についても府職員らに「隠し撮り」させる方針を示した。(Yahooニュースより)

橋下徹は隠し撮りといっているが、これは職員から見れば職場を盗撮されたようなものだろう。
そのうえ、夏休み期間のこともあって通常以上に忙しく働いていたのに一方的に「来館者を増やす取り組みは一切感じられない」と断定し、文学館ではなく「実際は漫画図書館」だとこき下ろしたのだ。

私はこのニュースを読んで、あの守銭奴野郎の社長をすぐに想起した。
自分の下で働く人間を信用せず、一方的に監視する。
それでもあの社長はまだ、堂々と監視カメラを店内に据え付けることで見張っていることを店員に知らせただけマシだったかもしれない。橋下の場合は手下を使ってこっそりと職員の怠けぶりを暴いてやろうという魂胆が見え見えなだけにさらに悪質だ。
新自由主義者の橋下は「民間だったら当たり前のリサーチ」とうそぶいているが、一般の職場で実際にそういうことが行われているとして、それで成果が上がるのだろうか。あるいは社員の怠慢をみつけて減給したり降格したりといったことが行われているのだろうか。それで社員の士気が上がるのだろうか。

社員からすれば、そんなことをする経営者は掛け値なしの「嫌なヤツ」であり、そんなヤツのために精を出して働こうという気には到底ならないだろうと思う。

府立国際児童文学館の職員がほんとうに普段から怠けていたのかどうかは分からない。
しかし、わずか2日間ばかり、しかもはじめから予断たっぷりの視点で撮影されたビデオを見て「なんの努力の形跡もうかがわれない」と結論を出せるものだろうか。
職員としてはたまったものではないだろう。

橋下徹。やっぱり嫌なヤツ。

こんな男は絶対に上司にしたくない。
石原慎太郎と同様、人を不愉快にする人種の最右翼といえるだろう。

関連タグ : 橋下徹, 盗撮, ビデオ, 文学館,

よもやとは思っていたが、やっぱりそうか。

もう、いい加減にしてくれよ。

大阪府知事の橋下徹が、市町村への08年度補助金を79億円カットすると発表したこと対して各市町村長が面と向かって批判した。すると、橋下は泣きながら「どうか協力してください」と訴えた。
橋下徹
その涙に対して、大阪府庁に電話やメールが900通も届いたのだそうだ。
府の情報公開室によると「とにかく頑張れ! 応援します!」「涙を流して感動した。改革に一生懸命になってる姿勢に感激しました」などと知事への応援が約8割を占めたという。(スポーツ報知)

900通の80%といえば720通。みんな涙に感動したというわけだ。
これだけだったらごく一部が反応しただけと思うけれど、ヤフーが行った意識調査でも、5万3116票のうち76%にあたる3万9966票が橋下を支持すると答えているのだから、控えめに言っても橋下の涙は半数以上の日本人を刺激し、同情を呼んだといっていいだろう。

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しかしどうしてこうも、目から出る分泌液に弱いのかね。
私には不思議で仕方ない。

橋下は予算を削れるだけ削って公共サービスの質を低下させようとしているのだ。
そのしわ寄せをまともに食らうのは、橋下の涙に感動した市民にほかならない。
橋下は自分の給料も削っているようだが、これだけ他に削れと厳しくいうのなら、給料をすべて返上してフンドシ一丁になって仕事に励めばいいだろうに、そこまでするつもりはない。知事になってもタレントはやめないように、もらうものは権利としてもらうのだ。
ならば市民の権利はどうなる。
知事として弁護士として、橋下はその点を明らかにしてから予算を削るべきだろう。

それにしても、市民の反応だ。
なぜ、涙ごときに判断を曇らせるのだろう。
あんな、B級映画を通り越して、C級映画の熱血先生みたいな文言に踊らされて感動するとは、あまりに批評眼がないというべきではないか。

「金がなくて困ってるんだよ。だから、お前の金をよこせ」
そう言って首を絞められても、その強盗が泣いていたら金を出す者があるか。
「あんたの気持ちはよくわかった。金はくれてやろう。ついでに首も絞めてくれ」
そう言う人間がいるか。

しかし驚くことに、この国には盗人に追銭をやるような人間がたくさんいるらしい。

私は、人前で泣くやつは男女を問わず嫌いだ。
信用ならない。
涙を流すやつは、理屈を通さずに情で無理を通そうとする。
詐欺はみな悪質だが、泣き落としをするやつは悪質なうえに卑怯である。
橋下はずるがしこく立ち回って人気を煽り、テレビのセットのような安物の政策で知事を名乗っているが、なんのことはない、奴が言っていること、やっていることは他人に痛みを求めることだけではないか。
政治とは、ときに痛みをともなうものであったとしても、その先に希望が見出せるものでなければならないはずだ。生活者に希望を与えることができずに何がリーダーだ。
今の大阪にはそんな余裕はない、だから痛みしか与えることができないのだというのなら、橋下はただのサディストであり、政治家としての資格はない。

涙などに誤魔化されてはならない。
いやしくも公の席で涙を流す奴は、その涙の出所を疑ってかかるべきだ。
橋下が、安っぽい涙と無責任な発言だけで今まで乗り切ってきたことを、いい加減に見破るべきだ。

泣いたから感動する。頑張れと応援する。
なんともはや。
それなら、福田康夫がカメラの前で泣いたら、ガソリン税が元通りになってもいいのか。後期高齢者医療制度もうやむやになっていいのか。
現内閣のうつけ大臣どもがそろって泣き出せば、社会格差がそのままになっても、医療問題が深刻になっても、年金が誤魔化されたままでも、国民はみんな応援するのか。

馬鹿馬鹿しい。
もう三文芝居に酔うのはやめてくれ。
こういう状況があると、今週末に迫った山口2区の補欠選も先が思いやられる。
橋下が流した涙の悪影響はすこぶる大きいと思う。

大衆をバカ呼ばわりするのは天に唾するようなものだが、あえて言う。
もういい加減に自分の頭で考えろよ。

20日の時事通信のニュースでは、4月に行った世論調査で、首相にふさわしい人物はだれかという問いに対して、トップが小泉純一郎、2位が麻生太郎という結果が出たそうだ。

もう私は、溜息を通り越してめまいを起こしそうな、悪いげっぷが出て今にも吐き出しそうな気分にげんなりし、ほとほと参っている。


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まだあまり言われていないようだが、今の日本の状況は、スタグフレーション局面に入っていると言っていいのではないだろうか。
スタグフレーションとは、物価上昇(インフレ)と景気後退(あるいは景気停滞)が同時に進行することを指す。

物価上昇については、もう言うまでもなくほとんどの国民が感じていることだろう。原油高にはじまるガソリン価格の高騰、それを元にして連鎖的に起きている諸物価の高騰。なかでも食料品の高騰ぶりは、バイオエタノールを起因とする海外の穀物価格の急騰や自民党の農政の失敗なども重なり深刻な状態にある。
加えて、後期高齢者医療制度に見られるような社会保障の切り捨てによる負担増がある。
労働者の賃金は上がらないというのに、物価だけが上がり、社会保障の質がどんどん悪くなって行っている。

物価が上がれば消費活動が鈍り、経済活動は停滞する。一部の企業を除いて、多くの企業、とくに中小零細企業は苦しい経営に喘いでいる状態が続いているといっていいだろう。

昭和48年(1973)にオイルショックが起きたときには潜在やトイレットペーパーを買おうとする主婦がスーパーに殺到して大騒ぎになったが、今の日本社会でこのような現象が起きずにいるのが、私には不思議というか、不気味でさえある。
オイルショック
GDPなどの数値で見る限りは日本経済は安定しているように見えるが、国民一人ひとりの現状を見れば、安定とはほど遠い状態にある。何事も表面上の数値でしかものを言おうとしない自民党政府は、現状を決して後退局面にあるとかスタグフレーションに入ったとは言わないだろうが、生活者の実感としては間違いなく今の日本はスタグフレーション局面に入っており、これからの成り行き次第ではまたオイルショック時のような騒動が起こりうると思う。

暫定税率の問題で国会がもたつき、一時的にガソリン価格は安くなっているが、それでも高値安定という感じであり、原油高が今後さらに続いていけば揮発油税などなくてもどんどんガソリン価格は上がっていくだろう。
さらに今月末には自民党が暫定税率維持を衆議院可決させる可能性もあり、そうなればさらにガソリン価格は上がることになる。

となると、これまで民主党がやってきたことは何だったのかということにはならないか。

今、民主党は後期高齢者医療制度の廃止を叫んでいるが、もともと去年の夏の参院選で勝利したときには国民の生活第一をかかげ、年金問題と医療制度に取り組むことを約束していたはずだ。
それがいつの間にか暫定税率にすり替えられ、今は後期高齢者医療制度に文句を言っている。
文句を言ってくれるのはいいが、民主党がもともと掲げていたマニフェストに忠実に行動していれば、年金問題ももう少し混乱が小さくすんだかもしれず、後期高齢者医療制度にしても、4月に入ってからガタガタ言うようなことにはならなかったはずだ。

結局は民主党も国民に対して誠実な態度を見せなかったがために、今の混乱があると言ってもいいのではないだろうか。
その意味で、民主党=小沢一郎の怠慢はもっと責められるべきである。
小沢一郎
今、国民はどこを向いても値上げばかりで、相当に追い詰められてきている。生活に危機感を持っている。
この状況はいつまで続くのか。
今の状態が、さらに悪くなっていくのではないか。
国民にとってはそれがいちばん切実な問題であり、この事態から脱却することが、今いちばん望むことである。
民主党は、この願いに誠実に応える必要がある。
そうでなければ、何のための参議院与党なのだ。

昨日、大阪府知事の橋下徹は府内首長たちの前で涙を見せた。
08年の予算で、知事直轄の府改革プロジェクトチームの削減案により大幅に市町村への支出金を削減すると発表したことから大ブーイングを受けたためである。
橋下徹
橋下は泣いて頭を下げたが、腹の中では削減案を譲る気は少しもなく、冷酷に予算をカットしていくことだろう。そうして府民全員に痛みをこらえてもらう必要があると言ったのだから、当然のことだと言うだろう。
そこには貧しい人々を思いやるあたたかさは微塵もない。

今、政治を担っている者たちは、みな橋下のように国民に痛みを強いているように思われてならない。痛みを強いるのが当たり前だと思っているように感じずにいられない。
自民党に公明党、そして民主党も同じだ。

国民は今、政治に対してもっと怒りを持つ必要がある。
怒りを持って自公政権を倒し、民主党の勘違いを正していかなければならない。
そうしなければ、日本国民の先行きはあまりに暗すぎる。


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私が通っていた高校は男子校で、今は知らないが当時はあまりガラのいい方ではなかった。
クラスの5%がガリ勉で40%が不良、残りは勉強もしないけれどワルもできないというサエない没個性組。図らずも私は第3のグループに属し、学校が嫌いで、小説と映画に没頭していた。
どこを見ても校舎は灰色で暗く、黒の詰め襟がうようよしている学校は私にとっては刑務所のように思えた。教師は威圧的か無気力で、授業は反吐が出るほど詰まらなかった。

教室はほんとに暴力教室だった。休み時間になるとワルの子分がすべての机を片隅に寄せ、空いたスペースで決闘がはじまった。彼らのカバンには教科書などなく、ヌンチャクやメリケンサック、チェーンが入っていた。
ワルが街で問題を起こすと、授業中いきなり教師がワルたちをぶん殴った。
ワルは大人しく殴られていたが、数日後、どこかでその教師に復讐したらしい。それがどんなものであったのかは分からないが、次の授業では顔を腫らした教師がいきなり掴みかかり、首謀者らしき生徒をぶちのめしはじめた。肉と骨を打つ音が教室に響き、私たちはじっと下を向いているしかなかった。
まるで時津風部屋状態。

威圧的な教師のなかで、もっとも恐れられたのが数学のヒオキという男だった。
彼は生徒を下等動物のように壇上から見下ろし、怒鳴り散らした。
ただでさえ数学が不得意だった私は、この学校で決定的に数学が嫌いになった。
当時はテレビで「必殺仕置き人」シリーズが人気だった頃で、私たちサエないグループは、その数学教師のことを「必殺ヒオキ人」と呼んでいた。ヒオキ先生がそれを知ったら、私たちはどうなったのだろう。おそらくゴミでも見るように一瞥されるだけだったろう。
とにかく、ヒオキが教室に入ってくるとそれだけで、数学ができない私は相当にびびったのを今も忘れない。

選挙で大勝し、大阪府知事に就任した橋下徹が初登庁した日の挨拶で、職員たちに号令をかけていた。
「皆さんは『破産会社』の従業員であるという、その点だけは厳に認識してください」
「給料が半分に減ることなんて当たり前」
「破産・倒産状況になれば、職員の半数や3分の2カットなんて当たり前」
職員たちは相当びびったに違いない。

たしかに5兆円もの負債を抱えているのだから、呑気に構えてはいられないのはわかる。
そのうえこれまでも、大阪府では信じられないような税金の無駄遣いをしてきたのだから、仕方がない部分がある。

しかしなあ、橋下。
初日から職員をびびらせて、どうするんだよ。
いきなり給料半額にするぞ、首を切るぞといわれて、働く気がするか?
部下を脅す上司のために、頑張って仕事をしようと思うか?
ほんとに橋下って、頭が悪いな。想像力がないな。
職員にだって生活があるんだから。
民間企業にこんな社長がきたら、業績下がるんじゃないの、普通。
イヤな奴。ヒオキみたいな奴。

あれじゃあ、仕事が嫌いになってしまうよ。
私が数学嫌いになったように。

職員同士でひそひそ言ってる声が聞こえてきそうだ。「またエライのが来たな」。
せめて、「今は非常に苦しいが、力を合わせて頑張ろう」くらい言ってやれないものか。
大阪府の財政を救うということは、職員も合わせた府民の生活を守るという意味もあるだろうに。
それを脅してどうすんだよ。
橋下ってやつは。
NHKに啖呵切るのもいいけどさ。あんまりエラそうにしない方がいいよ。
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石原都知事と握手した図。ある意味、歴史的な絵だったかもしれない。
極右知事ががっちり手を組んだ絵として。
日本の、あまり明るくない未来が見えてきそうだ。

大阪府庁が、職員たちにとって刑務所のようにならなければいいが。

私にとっての高校がそうであったように。

関連タグ : 橋下徹, 大阪府, 石原慎太郎,

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