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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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ミサイルかどうかもはっきりしないものを「ミサイル」と断定し、連日連夜これを報じて国民の目をそらそうとしている日本の異常さを取り上げたばかりだが、昨日の夜、その異常さがいよいよ仮面を剥ぐ形で現れてきた。

私が知ったのは夜遅くのニュースだったが、それは自民党の坂本剛二組織本部長が7日に開かれた党役員連絡会で、北朝鮮の「ミサイル」発射について、
「北朝鮮が核を保有している間は、日本も核を持つという脅しくらいかけないといけない」と発言したというもの。さらに、朝日新聞によると、坂本は国連安保理で日米が唱える新たな決議の採択が難航していることも触れ、「国連脱退くらいの話をしてもよい」との考えを示したという。

坂本はその後、朝日の取材に答えて「日本は国際社会に対して国連を脱退するぞ、核武装するぞと圧力をかけるくらいアピールしないとだめだという例えで言った。現実に日本が核武装できないのは知っている。私は核武装論者ではない」と話したとし、朝日はこれに付け加えて細田博之のいつもの弁解を載せている。
いわく、
「誰も本気で言ったとは思っていない。核武装できるとも思っていない。特に問題視はしない」

まったく、ミサイルか人工衛星かもはっきりしない「飛翔体」を「ミサイル」と断定して連日報道している朝日に、自民党の極右政治家を批判するような資格はないと思うのだが、それにしても一連の発言は冗談やたとえ話で誤魔化していい類のものではない。

それというのも、自民党は以前から中川(酒)が政調会長時代に「核があることで攻められる可能性は低いという論理はあり得るわけだから、議論はあっていい」と発言しているし。総理の麻生太郎自身も、外相時代には「他の国は(核保有議論を)みんなしているのが現実だ。隣の国が持つとなった時に一つの考え方としていろいろな議論をしておくのは大事だ」と語って核保有を容認する構えを見せているからだ。

自民党の政治家が劣化し、日日その政権担当能力のなさをさらけだして日本を無残な姿にしてしまったことは今あらためて言うまでもないことだが、無能な一方で奴らは危険きわまりないことを目論んでいることが、これで明らかになったというものだ。

日本はすでに核を保有しているようなものだ。
国内に原発を持ち、核処理施設を持っているのだから、その気にさえなればいつだって核爆弾を作ることができる。さらに日本は世界でも5本の指に入るほどの軍事力を持っているのだから、これまたその気にさえなれば北朝鮮のみならず東アジア一体を侵略だってできるのだ。
現実には、そんなことをしたら中国やロシアが黙っていないだろうが、自民党議員の言うように「たとえとして」「気構えを持てば」、侵略することは実現可能で、そうなったら当然戦争に突入することになる。

いまさら日本が戦争をするとはにわかに信じられないだろうが、実を言えば戦争こそは今のどん底状態の不況を脱するための特効薬なのだ。
歴史を振り返ってみるがいい。
1929年に始まった世界恐慌から、世界が抜け出したのは第2次世界大戦が始まったからである。
アメリカでは農業も工業も需要がなく、工場が閉鎖されて失業者があふれていた時代、戦争が起きたことでまず工業が息を吹き返し、腹が減っては戦ができないとばかりに農業も立ち直っていった。日本でいえば、外交のまずさから孤立してしまい貿易ができず、しかも国内には資源がないという八方塞がりで大不況に陥ったとき、中国、朝鮮をはじめ東アジアを侵略することで新しい市場を開拓し、資源までも手に入れようとした。
そして国民はこの政策を諸手を挙げて歓迎したのだ。

戦争こそは今の金融恐慌を脱する絶好の手段なのである。

しかし、いったん戦争を起こしてしまえば、今度は本当に日本全土が焼け野原となり屍の山を築くことになるのは火を見るよりも明らかである。
だから戦争などは絶対に起こしてはならず、したがって戦争につながるような言説は厳に慎まなければならないのだ。

自民党の馬鹿で無能な政治家たちは、政治的手腕がないものだから劇薬の戦争に手を伸ばそうとしている。
マスコミもまた、これに利用されてミサイルでもないものをミサイルと決めつけ(誰が実際に弾頭を見たというのだ!)、大本営発表を垂れ流す愚を繰り返している。

細田博之はたとえ話と誤魔化しているが、われわれはよくよく自民党の言うことには注意をしていかなければならないだろう。
奴らは密かに劇薬に手を伸ばそうとしているのではないか。
われわれは、麻生太郎の本質が極右政治家であることを忘れてはならない。
麻生が景気回復を唱え、財政出動を発令しようとも、その心は常に財界を向いており、国民のことなど考えていないということを忘れてはならない。
国民が眼中にない総理大臣にとって、戦争という劇薬は、さぞかし甘いシロップのように映っていることだろう。

日本は今、われわれが思っている以上に危険なところに来ていることを心しなければならないようだ。

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関連タグ : 自民党, 核保有, 抑止力,

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