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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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前のエントリで取り上げた、中川秀直を中心とする「生活安心保障勉強会」に参加した顔ぶれが、早くも明らかになった。
晴天とら日和」が公開したもので、私もそのメンバーを載せておこうと思う。
情報を上げてくれた「晴天とら日和」さんに感謝したい。

以下、「徳島新聞」より転載。
 中川秀直元自民党幹事長を中心とする議員連盟「生活安心保障勉強会」設立準備会の参加者は次の通り。
 【衆院】(50人)
 ▽町村派 松本文明、早川忠孝、奥野信亮、関芳弘、中山泰秀、中川秀直、中野正志、高木毅、衛藤征士郎、谷畑孝、鈴木淳司、下村博文、馳浩、西村康稔、安倍晋三、三ツ林隆志、並木正芳、伊藤公介、杉田元司、小池百合子、柴山昌彦
 ▽津島派 伊藤達也、鴨下一郎、桜田義孝、小坂憲次、山口泰明、加藤勝信
 ▽古賀派 平井卓也、徳田毅、竹本直一、菅義偉、塩崎恭久、清水鴻一郎、木原誠二
 ▽山崎派 上野賢一郎、大前繁雄、江崎洋一郎、山際大志郎、石原伸晃、広津素子
 ▽二階派 清水清一朗
 ▽無派閥 佐藤ゆかり、小野次郎、片山さつき、渡辺喜美、菅原一秀、水野賢一、安井潤一郎、藤田幹雄、山内康一
 【参院】(7人)
 ▽町村派 山本一太、中川雅治、世耕弘成、丸川珠代、若林正俊
 ▽津島派 田村耕太郎
 ▽伊吹派 秋元司


こうして見ると、見事に新自由主義者と次の選挙では当選が危うい崖っぷち議員たちがそろっていることに、いっそ嗤ってしまいたくなる。
しかし肝心なことは、これらの中で、渡辺喜美のように大衆にとって口当たりのいい言葉を吐く者がいないか注意することである。
上記のメンバーこそは、社会保障をよりよくするどころか、社会保障を削り、格差拡大による国民生活逼迫の度合いを深めようとする犯罪者的政治家なのだ。


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麻生太郎が以下に低能で、総理はおろか社会人としても無能であることは今さら言うまい。
言うだけで空しくなるというものだ。

しかし看過できないのは、反麻生勢力として立ち上がった有象無象の政治家たちである。

11日、自民党の中川秀直元幹事長を中心とする社会保障改革の議員連盟「生活安心保障勉強会生活安心保障勉強会
」の設立準備会が、自民党本部で開かれた。この会には衆参両院議員57人が出席した。

テレビ各局のニュースでは、いかにも無能な麻生太郎を見限った良識派議員が決起したかのような取り上げ方をしていた。
たしかに安直な見方をすれば、率直な物言いでマスコミにも好印象な元行政改革担当相の渡辺喜美が参加している。
そのうえ、開会の挨拶では中川秀直が「政局を目的としたグループだと伝えられ、心配をかけたが、純粋な政策の勉強会なので、安心してほしい。国民に安心してもらえる社会保障制度を作ることに反対する議員は1人もいないと思うので、しっかりと議論したい」と述べ、あくまでも自民党議員たちによる社会保障の勉強会であることをアピールした。

これだけ見れば、小泉改革により毎年2200億もの予算を削減され、今やボロボロになってしまったわが国の社会保障制度を見直そうという動きが、ようやく出てきたかに思われる。

しかし、この会に集まった顔ぶれを見れば、社会保障の綻びを繕うどころか、小泉改革を維持し、さらに発展させようと考えている連中が集まっているのは明らかだ。
代表の中川秀直からして、そもそも上げ潮派として市場原理主義すなわち新自由主義を唱えてきた男である。上げ潮派とはすなわち自由放任経済で、政府の管理などなくても市場は自ずと発展し、市場が持つ良識の下、富が再分配されるとする考え方を指す。

だが、今や誰もが承知の通り、アメリカが率先して行ってきた自由放任経済は見事に破綻して今日に至っている。市場の「良識」に任せていたのでは、自国の経済どころか世界中を巻き込む不況を引き起こすことが現実となって明らかになっているのである。
この点を反省することなく、中川秀直はどんな考えをもってこれからの社会保障を考えようというのか。

さらに中川のもとには、やはり新自由主義者として知られる小池百合子石原伸晃山本一太そして今やテレビではヒーロー扱いを受けている渡辺喜美がかけつけている。さらには佐藤ゆかりら小泉チルドレンも雁首をそろえている。
これだけで、このグループの本心は「生活安心保障勉強会」などとは名ばかりで、今や先行きが危なくなった自民党のなかで、なんとか政治家生命をつなぎ止め、新自由主義の巻き返しを図ろうとすることにあるのは明らかというものだ。

さらに目を覆いたくなるのは、メンバーのなかに安倍晋三までが顔を出している点だ。
安倍は麻生太郎との関係が深く、マスコミで報じられている「反麻生」的色彩とは一線を画している。無能と低能なことでは麻生にも劣らない安倍は、何を血迷って新自由主義者と肩を並べているのか。

おそらくは低能なくせに世知にだけは長けている安倍のことだ、自民党が沈没した後に残るグループとつながりだけは保っておきたいといったところだろう。

要するに、中川以下の新自由主義者同様、安倍もまた政治家として生き延びるという、自己保身が今回の行動を起こさせたのだろう。「生活安心保障勉強会」とは名ばかりで、誰一人、国民の生活を守ることなど真剣に考えてはいないのだ。
私は、このような欺瞞に満ちた、噴飯もののグループの存在を断じて許すことはできない。

小泉改革以降、いかに国民が辛酸をなめてきたか。その状態がいつ終わるともしれない状況にありながら、何の反省もなく、善人面をして「生活安心保障勉強会」などという名前をつけること自体、国民を愚弄していると考える。

今後、このグループのメンバーが明らかに成り次第、私はこのブログに公表し、国民生活を破壊しながら、なおかつ世界中でその政策では国を破綻させかねない危険なものであると証明されながら、懲りずに新自由主義を推し進めようと画策する者どもを徹底的に批判していきたいと考えている。

今、世の中は麻生太郎の無能にあきれ果て、これに異を唱える者はすべて正義のように考えてしまいがちだが、これほど危険なことはない。新自由主義者は狡猾で巧妙だ。
日本にこれ以上の格差と生活破壊を許さないためにも、これらの者どもに対する監視をするべきであることを強く訴えていきたい。

関連タグ : 生活安心保障勉強会, 新自由主義者, 中川秀直, 安倍晋三, 渡辺喜美,

仕事のせいもあるのだが、ブログの更新が間遠くなってしまった。
この間にもいろいろなことがあったのだが、それはすぐれたブロガーたちがそれぞれに書いていることなので、あえて私が書く必要もないだろう。

ブログを休んでいた間はミクシィの日記を頻繁に書き重ねていた。思いついたことをメモでも書くように記しておけるので、それはそれで便利なものである。
そこでも折に触れてはニュースについて記していたのだが、そんななかで私が関心を持ったのは、たとえば次のような記事である。

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[ワシントン 14日 ロイター] 2006年の米国の勤労者世帯の貧困層は28%で、2002年の27%から増加したと、ワーキングプア・ファミリー・プロジェクトが14日発表した調査で明らかにした。

 同調査によると、2002年には9200万人だった貧困家庭が2006年には9600万人に増加。米国では、子どもの3分の1が貧困家庭で生活している。

 また、調査では、2008年の基準を、ハワイ州とアラスカ州を除いた48州で、家族4人が4万2400ドル(約432万円・訂正)以下で生活している家庭を勤労者世帯の貧困層と定義した。

 世帯収入の減少は、富裕労働者に比べて、清掃作業員やレジ係、建設作業員、ベビーシッターなどの職種に多くみられるなど、所得の不平等が調査期間中に拡大したこともわかった。
-------

この報道について、私は、日本ではこのような調査が行われているのだろうか、その場合、年収200万程度が基準になるだろうか、などと書いた。

すると、16日付の神戸新聞が、まさに私の疑問に答えてくれるような記事を載せてくれた。
それは以下のようなものである。

-------
 若者の非正規雇用の増加が社会問題になる中、兵庫県内の労働組合などが七-九月、県内の若者約百人にアンケートしたところ、四割強が、年収二百万円以下のいわゆる「ワーキングプア」という結果が出た。非正規雇用の人に限れば、四分の三が年収二百万円以下と答えた。労組のメンバーらは今後、兵庫労働局へ調査結果を提出する。

 アンケートは、県内の若者らでつくる労組「ひょうご青年ユニオン~波」などで構成する「ひょうご青年実行委」が実施。三宮など神戸、尼崎市の計八カ所で、学生を除く十-三十代の若者百二人に年収などを尋ねた。

 それによると、雇用の形態は六十六人(64・7%)が正規雇用。三十三人(32・4%)が派遣やアルバイトなど非正規雇用だった。三人は求職中。

 年収は全体の四十五人(44・1%)が「二百万円以下」と答えた。雇用形態別の内訳は正規雇用では十八人(27・3%)だったが、非正規雇用は二十五人(75・8%)を占めた。年収二百万円の人のうち十六人は親から独立しており、生活は困窮していると推測される。

 自由回答では、三十代のアルバイト女性は「正社員の補助業務で仕事にやりがいがない。賃金も安く生活がしんどい。将来が不安」と記し、二十代の求職中の男性は「職場でののしられ、家にひきこもりがちになった。一人一人が大切にされる職場や社会にしてほしい」と訴えた。

 同実行委の門屋史明さん(37)は「ひどい労働環境でも、仕事を続けるために声を上げられない人もいた。若者が安定して働けるように法律を変えてほしい」と話している。
-------

ここではまさに年収200万以下がワーキングプアとしてカウントされており、働く若者の4割強がこれに該当。さらに非正規雇用者に限ってみれば、なんと75%がワーキングプアだという結果が出たのだ。
アメリカでは貧困家庭が9600万人にのぼるとされているが、日本でも貧困家庭の数は確実に増えているに違いない。

これらの報道を見て、私はセーフティネットを失った現代社会に問題があると思い、今の自民党政権には弱者を救う方策はないし、元来麻生太郎の頭の中には大企業・大資本に利する経済対策はあっても社会的弱者を救うという考えなどないだろうと思った。
だからこそ、自民党政権を倒し、政権交代の必要があると思う。

ところが、私がミクシィでこのことを書くと、意外なコメントがつけられた。一応、書いた者のHNは伏せておくが、次のようなものだった。

-------
金が無くて僻んでいる人は哀れですね
>富める者に痛みを味わってもらいたいものだ

貧乏で無能な者に投資しても、
ゴミ箱に捨てるようなものです。
-------
大企業・資本家優先の経済対策という認識がそもそも間違っています。
いわいるワーキングプアの方に対する政策を行っても、言い方悪いですが無意味ですから。

ワーキングプアがいやなら社会主義の国にでも行けばいいんです。
生存権を主張する前に義務を果たしてもらわないとww
-------

今、世界的な金融不安を迎えているのは、とりもなおさずアメリカが行ってきた新自由主義的政策が敗北した結果と考えるのが妥当だと言われている。しかし、日本の社会には上のような言葉を平気で書きつける真性の新自由主義者がまだまだいるということである。

私は、テレビに竹中平蔵などが出てイケシャアシャアと喋っているのを見るともちろんむかついてくるのだが、一般の社会に生きる人間から生の声としてこういう言葉を受け取ると妙に凹んでしまう。
貧乏するのは能力がないからで、助かりたければ自分で何とかしろ。
そういう声があることはもちろん知ってはいたが、直接そうした言葉を投げつけられるとけっこう堪える。
こういう考えを持っている人間が、もしかすると街ですれちがっているのかもしれないし、近所にこういう考えの持ち主が暮らしているのかもしれないと思うと慄然としてしまうのだ。

彼らはほんとうに貧乏な者は無能な者だと思っている。
ワーキングプアの対策を取るのは無意味だと考えている。生存権を主張するならば、その前に義務を果たすべきと信じている。

この冷たさはいったい何だろう。
これが同じ人間の考えることか。
新自由主義者というのは、血も涙もない人間のことなのか。

そんなとき、NHKが美輪明宏の番組を放送していた。
私はスピリチャル関係の話は別にして、シャンソン歌手としての美輪明宏は大好きである。
その美輪明宏が、かつて一世を風靡した「ヨイトマケの唄」を歌った。

オトーチャンのためなら、えんやこら。
お母ちゃんのためにも、えんやこらさ。
もひとつおまけに、えーんやこら。

こんな掛け声が、私の子ども時代には流行った。それは男も女も一緒になって働く土木労働者、いわゆる土方の掛け声であり、美輪明宏は彼らの姿を見て「ヨイトマケの唄」を作った。
この歌にはかつて美輪明宏が直面した非常に印象的なエピソードが根底にあり、それは私にも忘れられないものである。

それは美輪明宏が小学生で、父兄参観があったときのことだ。教室にはよそ行きの服で着飾った母親たちが大勢並んでいたが、そのなかに一人だけ、遅れてきた母親がいた。彼女は汚れた野良着のままで、汚い前掛けを外しながら背中をまるめるようにして教室に入ってきた。しかしその姿には少しも卑しさはなく、自分は単に仕事場から直接来たにすぎないということを無言のうちに語っていた。

休み時間になって、野良着を着た母親は自分の息子のところに行き、ヨレヨレになっている服をしゃんと伸ばしてやる。顔を見ると、息子は鼻から青白い鼻汁を2本垂らしている。すると母親は、唇をその鼻につけてチュルチュルッと鼻汁を吸い取り、窓からペッと外に吐き捨てた。

それを見ていた美輪は、なんて汚いことをするのだろうと思った。
しかし次の瞬間、その母親からは他の着飾った母親たちには逆立ちしてもできないことをしてのける大きな母性、母親としての深い愛情が教室一杯に満ちるのを感じた。

「子供の頃に 小学校で
 ヨイトマケの子供 きたない子供と
 いじめぬかれて はやされて
 くやし涙に くれながら
 泣いて帰った 道すがら
 母ちゃんの働く とこを見た
 母ちゃんの働く とこを見た」

ヨイトマケの唄」の歌詞には、そのときの記憶が刻み込まれている。

ヨイトマケという言葉は今では死語になってしまったが、ヨイトマケの子供、きたない子供とはやし立て、苛める子供なら今でも腐るほどいるだろう。
子供だけではない。
額に汗して働いても生活が苦しい者を見て、それは自分に能力がないせいだとか、貧乏人を救っても無駄だと本気で考えている大人がこの社会には生きているのだ。

ヨイトマケの唄」が流行った頃から日本は経済成長を遂げて確実に豊かになったかもしれない。
しかし、人の心はいまだに貧乏は悪であり、不幸なことであるという価値観からは抜け出せずにいる。
今、自民党政府は小手先だけの経済対策で金融不安を乗り切ろうとしているが、たとえそれが功を奏して日本経済が立ち直ったとしても国民は幸福にはなれないだろう。
なぜなら、麻生太郎にも自民党にも、弱者を救済し、貧しい者でも幸せを感じて生きる社会を作ろうという気持ちも方策もないからだ。

私が書いた日記にコメントをつけてきた新自由主義者は、自分のことだけを考え、金を十分に持っていることを幸せとして生きているが、人間の価値観はそれだけではない。
そのことを彼らに知らしめるには、どうすればいいのか。

私は単に政権交替が行われるだけでなく、日本においても市民革命のようなものが必要なのではないかと思いはじめている。


関連タグ : ワーキングプア, 年収200万, ヨイトマケの唄, 新自由主義者,

石原伸晃

石原伸晃小池百合子は昨日、正式に総裁選への出馬を表明した。
これで自民党総裁選の候補者は麻生太郎、与謝野馨に加えて石破茂、石原伸晃小池百合子の5人となった。
前日まで出馬に前向きだった山本一太と棚橋泰文だが、そうそうに山本は脱落。棚橋も結局のところ推薦人が集められずに脱落するだろう。脱落したとして、この2人にとっては総裁選に名をあげるだけが目的のようなものだったのだから、べつに後悔はないだろう。同様に、世間的に見てもこの2人の売名屋が消えたとして何の痛痒も感じないというのが正直な感想だ。

結局、総裁選は麻生太郎と与謝野馨の一騎打ちとなり、決選投票で麻生が総裁に選ばれる、というのが自民党の筋書きなのではないだろうか。一昨日のTBS「ニュース23」では、この2人の出来レースであり、その他は単なる賑やかしでしかないと批判していたが、私もその通りだと思う。

国政の空白に乗じてお祭り騒ぎを演じ、茶番とも言える出来レースを賑やかにするために、あるいは今後のキャリアのために立候補するなど、私としては許し難いものがある。
なかでも許し難いのは石原伸晃小池百合子で、とくに石原伸晃などはほんの数日前、総裁選に立候補に前向きと言われていた段階でインタビューに答え、「候補としていちばん重要視する政策は?」と問われて「やっぱりガソリン価格が高いから、それを何とかすることでしょ」と答えていた。この男は総理になってまず最初にやらなければならないのはガソリン価格を抑えるか、何らかの補助金を出すことだと答えていたのだ。
私は耳を疑ったね。
たしかにガソリン価格の高騰は国民生活を圧迫している大きな問題には違いない。けれども、総理として最重視するもんだいがコレか?

その後、石原は昨日になって正式に出馬を表明し、神妙な顔つきになって「心の通った構造改革を実行する」と述べた。
しかしコイズミと一緒になって血も涙もない構造改革を実行してきたのは他ならぬ石原自身ではないか。石原は小泉内閣で行革担当大臣、国土交通大臣と重用され、道路公団問題などに取り組んだ。続く安倍内閣の党人事でも幹事長代理、政調会長に就任している。いわばコイズミ改革の申し子のような政治家なのだ。
それが何の反省もなく、「心の通った構造改革を実行する」とはよくも言ったものだ。
小池百合子

小池百合子はどうか。
小池百合子は上げ潮派に属し、つまるところは大企業を優遇することで景気を上昇させるという新自由主義者である。会見ではネオリベらしく「キーワードは改革。改革すべきは改革し、守るべきは守る」と語った。女性初の総裁候補ということで、その会見には女性の力を活用し、女性の目線に立った政策を実行していきたいという言葉が踊ったが、小池といえば小泉内閣で環境大臣を務め、郵政総選挙のときにはコイズミが送った刺客として東京10区から立候補、対立候補の小林興起に圧勝している。そして安倍内閣では防衛大臣の座を射止めている。
小池もまた、コイズミの息のかかった構造改革主義者なのである。そして石原と同様、小池もこれまでの構造改革がもたらした弊害に対する反省など一言もなく、総理になったときにはさらなる改革を進めていくと言っているのだ。

石原伸晃と小池百合子。
この2人の違いはといえば、石原がガソリン価格を気にしていることと小池が女性を重視していくというくらいで、反省なき構造改革を実行するという点において違いはまったくない。

いったいなんでこんな2人が同時に立候補する必要などあったというのだ。
だからこそ、今回の自民党総裁選は茶番だというのだろうが、ふざけていると言えばあまりにふざけた立候補で、自民党のダメさ加減がこの2人にはもっとも顕著に現れていると言ってよさそうだ。

関連タグ : 石原伸晃, 小池百合子, 構造改革, 新自由主義者, 反省,

今や一部左派ブロガーの間でカリスマのごとく持ち上げられ、「偽装CHANGE」だとかいう陰謀論をでっち上げている元大学教授で痴漢容疑を受けた人物。
植草、あんたのことだよ。

この男が、実は新自由主義者だったことが、図らずも自らのブログで明らかになった。

なんでも彼によれば、「小さな政府」には「良い小さな政府」と「悪い小さな政府」があるのだそうだ。
かいつまんで言えば、「良い小さな政府」とは天下り利権など政官の癒着がない、無駄を取り除いた「小さな政府」で、「悪い小さな政府」とは政官の癒着を温存し、国民生活を守るべきセーフティネットを破壊する「小さな政府」なのだそうだ。

小泉純一郎以降の自民党政権が推し進めてきたのは「悪い小さな政府」で、天下り利権が温存される一方で社会的弱者に対しては冷酷無比に保障を切り捨ててきたとする。
そしてさらに元大学教授がいうには、

今、自民党内で派をなしている「上げ潮派」が提唱しているのは、小泉いらいの自民党清和会政権が主張してきた「悪い小さな政府」で、この一派が提唱する金融緩和政策こそ売国政策で、要するに日本に大損をさせ、外資に大儲けさせる陰謀だったということらしい。
何でも元大学教授によれば、日本はドルを買い進めてきたために今では外貨準備高は1兆ドルを超えているが、ドルでなくユーロを買っておけば、ドルが弱くなった今、実に73兆円もの違いができていた。つまり、日本はドル買いをしていたために大損をこいたが、それは自民党上げ潮派による陰謀的な売国政策の結果だったというわけだ。

たしかに、一面的にはそう見えるところはある。
けれども、日本とアメリカのパワーバランスで考えれば、日本がドルを捨ててユーロに切り替えるなどということがそう簡単にできたはずはないわけで、日本がアメリカを買い支えている現在の状況は、日銀と財務省の暗愚と日米のしがらみが重なってできたものだと見るのが妥当なのではないか。
竹中平蔵はともかく、清和会にそこまで陰謀を巡らす知恵はないと私は思うがね。

さて、元大学教授は上げ潮派に続いて増税派も官僚利権を温存したままの増税を計画しており、国民生活を守るべきセーフティーネットを破壊するものだと切り捨てる。

さらに麻生太郎が唱える「積極財政」も、セーフティーネットを再構築するために実施されるのでなく、結局は旧来の利益誘導のための財政支出が満載になるだろうという。つまり国民生活を救うのではなく利権まみれのバラマキになるというわけだ。

はい、お説ごもっとも。
それでは先生、いちばん国民にとっていい政策とは、どんなものになるのです?

ところが先生はこれをはっきり書いてないのだ。
書いてないからにはこちらで推測するしかない。
つまり、元大学教授が言いたいのは、官僚利権などを廃した無駄のない「良い小さな政府」を実現すべきだというのだろう。そして、その「良い小さな政府」とは無駄がない上に国民生活を守るセーフティーネットも備えているものであるべきだ。

しかし、だ。
これって矛盾してないか?
国民生活を守るセーフティーネットとは、つまり社会保障のことであり、これは官が責任を持って施策していくべきものである。
そして社会保障を充実させた社会民主主義にもとづく政府とは、「小さな政府」でなく「大きな政府」でなければならないはずだ。
元大学教授が唱える「良い小さな政府」とは政官の癒着やバラマキがない清廉な行政府なのかもしれない。
しかし、結局のところ、小さな政府を実現させるのは新自由主義でしかない。先生の言う「良い小さな政府」とは、小泉・竹中以降の政府が推し進めてきた中から悪そうな部分だけを都合よく取り除いたイメージでしかなく、しかもセーフティーネットまで備えるという矛盾をはらんでいる。まさかいちばん大切なセーフティーネットは民間業者に委託すればいいというのではあるまいね、先生?
反自民の旗手と目されている先生が、実は新自由主義者だったとは笑止きわまる。

だいたい、経済の専門家だったと思うのだが、これでは子どもに聞かせる夢物語のようなものだ。
こんな珍説で人を惑わせるな、と言っておきたい。

■追記
共同通信によると9月8日、週刊誌「サンデー毎日」に「セクハラ癖は業界で有名」などと書かれ、名誉を傷付けられたとして、植草一秀元大学教授(47)が発行元の毎日新聞社に1100万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は8日、33万円の支払いを命じた。大段亨裁判長は「セクハラ癖があるというのは真実」と認定したが、「業界で有名という部分は立証されていない」と指摘した。

重要なのは裁判に勝ったということではなく、この男にはセクハラ癖があるということを国が認定したことだ。
それでも植草を担ぐブロガーは、性癖と言動は別と理解を示すだろう。
しかし、こんなセクハラ野郎の説く陰謀論など、三文の値打ちもないと言っておきたい。

関連タグ : 植草一秀, 新自由主義者, 小さな政府, セーフティーネット, 社会民主主義,

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