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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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実をいうともう一周年記念にすべき日は過ぎてしまったのだが、この「フンニャロメ日記」を立ち上げたのが昨年の23日だった。
なんだかあっという間の1年だったという気がするが、私がなぜブログを始めようと考えたかと思えば、1年前にもこの社会が閉塞感に満ち、生き難さを感じざるを得ない、まったくもって忌々しい気持ちがあったからで、1年が過ぎた今、その気持ちがどうなったかというと、少しでも和らぐどころか、ますます忌々しさが募っている状態だ。

一年前にも、世の中ではクリスマスが終わり、正月の支度が始まっているのに、私の中では一向にそうした気持ちが盛り上がらないことを書いている。
それは今年も同じで、職を奪われた多くの人が寒空の下に放り出されている現状を見て、何がクリスマスだ、何が正月だという気持ちが強い。今日の毎日新聞の社説では、派遣切りをして人員調整している企業は社会的責任を果たすべく考え直さなければならないと訴えていた。10月から来年3月に失職する非正規雇用者は8万5000人を超え、前回調査から1ヵ月も経たないうちに2.8倍にも膨れあがっている。

こうした状況に対してNPO法人や労働団体が支援に動き出し、いくつかの自治体では臨時職員を採用するなどの方策を打ち出している。
しかし、これらの支援だけでは追いつかないほどの失業者が毎日、企業からゴミのように排出されている。
収益を上げながら内部留保として貯め込み、就業者のために使おうとしない企業の在り方は、今後さらに非難されてしかるべきだろう。
たしかに、企業としては先行きの見えない経済状況で、少しでも体力を温存しておく必要はあるだろう。経済のグローバル化によって外国人株主が多くなった結果、国内の雇用を守るために収益を切り崩すのが難しくなっているという事情もあるだろう。

しかし、どんな事情があるとしても、これまでその企業のために尽くしてきた人々を切り捨てることで生き延びようとする考え方は到底受け入れられるものではない。
企業には雇用者としての責任があることを十分に反省してもらわなければならない。

また、政治に目を向ければ今国会は何事もなく終了し、雇用対策をふくむ法案の審議は新年5日から始まる通常国会からということになってしまった。政府与党はそれで十分、この事態に対応できると考えているようだが、政治家たちがのんびり構えている間に餓死者や凍死者が出たら、責任はどう取るつもりなのだろうか。麻生太郎が口をひん曲げて百万回頭を下げたところで、許されるものではない。

今国会の最後に見せ場を作ったのは一人、渡辺喜美ということになるだろう。野党が提出した解散要求決議案に、自民党の中でただ一人賛成の起立をして今やヒーロー扱いだ。
しかし渡辺喜美という男はそれだけ目立つことをやっておきながら、結局自民党を離党するでもなく、「政界再編の必要がある」と言いながら自らは中川秀直との連携をにおわせるような発言をするばかりで実質何もやっていないのと同じだ。これでは単なる目立ちたがり屋と同じで、ヒーロー扱いなどする必要はないのだ。

渡辺は中川と仲がいいくらいなのだから政治的には小泉改革路線を主張する新自由主義者なのだが、今や日本でも新自由主義は人気が無くなってしまったので動くに動けないのだろう。渡辺としては民主党の新自由主義者たちと組んで政界再編をしたいと考えているところだろうが、今の民主党は渡辺などと組んで小党を組むよりも、解散総選挙で政権を取ることの方を優先しているだろうから相手にされない。
結局のところ、勇気を出して一人だけ解散要求に賛成して見せたものの、渡辺喜美程度の男にできるのはそこまでだったと思った方がいいだろう。渡辺と意気投合して「議員連合」を作った連中は、起立する度胸すらなかったわけで、国民からすれば期待値は限りなくゼロに近い。

渡辺喜美のつまらないパフォーマンスはあったものの、麻生内閣による政治の行き詰まりはこのまま年を越し、いつになったら宿便が出てすっきりするのかも分からない状態が続く。

一年前もパッとしない状況に変わりはなかったが、今年はそれに輪をかけてつまらない状況になっている。
振り返ってみれば今年もいろいろなことがあったけれど、国民にとっては希望が薄く、楽しみが少ない状況がずっと続いているわけで、この状態は年が明けてもまだまだ続くと見た方がいいだろう。
せめて政権交代が実現して、新自由主義のためにガタガタになった日本社会が少しずつにしろ修復される様子が見られるようになれば希望も見えてくるだろうが、今のところはまったく何も見えてこない。
つくづく忌々しい状態が続いているとしか言いようがないのである。

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関連タグ : 企業の責任, 雇用対策, 渡辺喜美, 政界再編,

野中広務
クソ面白くもない自民党総裁選は、どうやら麻生太郎で決まりの出来レースが公然化しているようだが、今日の毎日新聞には元自民党幹事長の野中広務のインタビュー記事が出ている。野中といえば、麻生が「部落出身者では総理大臣にはなれないわなあ」と暴言を吐き、激怒して黙らせたというエピソードが知られている。
この時期、毎日があえて野中にインタビューを行ったというのも、総裁選のニュースを垂れ流しているばかりの他のマスコミと一線を画すところがあってなかなかいい企画だと思う。

インタビューはやはり、麻生太郎について語るところから始まっている。そしてやはり、野中は麻生に対して「(麻生には)人権を踏まえた視点がありますか。華麗な家柄だけど、人を平等に考えない。国家のトップに立つ人として資質に疑問がある」と答えている。
おお、やっぱり野中は麻生をまだ許してないんだ。
言ってくれるじゃん。
人間として麻生という男には欠落したものがあるという見方にはまったく私も共感するし、こんな男に国のリーダーを任す気になれないというのも同感だ。

昨日の、「安城や岡崎だからよかったけど、名古屋だったら大洪水だ」と言って顰蹙を買った失言にも、麻生という男が被害に遭った人々に対する思いやりを持たず、その場だけのウケを狙っている底の浅い男であることがよく現れていた。

ミクシィでは、このことを非難した私に対して、「麻生さんはべつに岡崎に豪雨が降ってよかった、万々歳と言ってるわけじゃない。名古屋だともっと大きな被害になりかねなかったといいたかっただけで、わざわざネガティブに受け取る方が問題だ」と難癖をつけてきた馬鹿な男がいたが、こういう男も麻生と同類で、実際に安城や岡崎で水害にあった人々の気持ちをまったく理解も想像もしていないとしかいえない。
麻生太郎は育ちがいいから下々とかけ離れた神経を持っているのかと思っていたが、必ずしもそうではないということが端なくも分かったのは面白かった。
想像力に欠ける馬鹿な男はどこにでもいるということである。

さらに野中は厳しく言葉を重ねる。
「安倍晋三前首相と福田康夫首相が辞める時、(麻生は)2度とも事前に打ち明けられたのに、善後策も講じないで一番先に自分が手を挙げた。幹事長の職責が分かっていない人だ」

もう全否定に近いね。
麻生よ、お前など総理になる資格はないと野中は公言しているようなものだ。痛快、痛快。

野中は民主との大連立はあるかとの問いに答えて、
「それよりも、与野党とも右傾化する中で、二度と戦争をしない日本をつくる基軸となるような人たちの集まりをつくるチャンスじゃないか。ガラガラポンやった方がいい」と政界再編に期待している。
この点では昨日、小泉純一郎が小池百合子の激励会をやって「『小池首相』になれば世界にも発信できるし、これほど変化が起こったことを示す道はない」と語り、「味方が敵になるかもしれない。敵がやがて味方になるかもしれない」と発言、やはり政界再編をにらんだような言葉を発している。

実際、昨日は民主党と国民新党との合併話が持ち上がるなど、再編に向けた動きは現実化しつつあるようだ。もしそうなれば、今の自民党は瓦解するだろうから国民としては望むところなのだが。

さて、話を野中に戻すと、自民党総裁選について、野中は「できれば麻生よりも与謝野馨に勝たせたい。しかし演説を聴いていると声に迫力がない、健康が心配だ。次の次の首相候補を視野に入れたら、石原君はここで登録しておくべき人間だと感じる」と語っている。
石原については大いに疑問符をつけたいところだが、野中は小池百合子に対しては「時の権力者について上手に泳いできた人に一国を任すことはできないなあ。後ろに小泉(純一郎元首相の)再登板という絵が描かれてるんじゃないか」と語るなど、かなり客観的に見ている。石破茂についても、「石破さんは防衛政策では優れた個性を持っているが、政治家としては全体像が出てこないですね」と一蹴している。

このインタビューは続きがあるそうだから楽しみだが、私は野中広務という政治家を必ずしもすべて支持はしない(破防法適用を強硬に主張、森喜朗首相選出に関わるなど)ものの、今の自民党のなかで彼のような存在がなくなったことがいちばんこの党をダメにしていると思うのである。


関連タグ : 野中広務, 麻生太郎, 総裁選, 政界再編, 毎日新聞,

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