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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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26日、アフガニスタンの農村で医療、農業支援などを行ってきたNGO「ペシャワールの会」のスタッフ、伊藤和也さんが武装勢力に拉致された事件は、一旦は解放されたというニュースが流れた後に誤報だったと発表されるなど、情報が錯綜し、いまだに事件は解決していない。
タリバーンが仲間の釈放を求めて伊藤さんを拉致したとの情報もあるようだが、いずれにしても一刻も早く、伊藤さんの無事救出を祈りたい。
「伊藤さんは現地の住民ともなじんで、その活動は感謝されていた。現地の有力者が解放の仲介に立ってくれると信じている」という福元満治事務局長の言葉もある。武装勢力との武力衝突を避け、できれば現地の人々の説得で解放してもらいたいものだ。

しかし、こういうニュースが流れると気になるのは、不測の事態が起こったときのためには軍による護衛が必要だという考えが表面に出てくることであり、日本の自衛隊派遣は是非とも必要だという論調が力を得ることである。

けれどもテロや暴力に対抗するには軍の力に頼るしかないという考え方はいかにも危険で、間違っていると私は思う。
現に、ペシャワールの会現地代表の中村哲氏はアフガニスタンの現状について、
「治安悪化の原因は、大干ばつによる深刻な食料難と、タリバン掃討作戦を進める米軍の相次ぐ誤爆による犠牲への怒り・反発だ。かつては日本人であるだけで命拾いしたが、今は日の丸がむしろ標的になっている」と語っている。
アフガニスタンにはアメリカ軍だけでなく国連軍も派兵されていて治安維持にあたっているが、どうやら評判の方はアメリカ軍に劣らずよくないようだ。全体にモラルが低く、地域の習慣や文化を理解しない兵士たちはアルコールが禁じられているアフガニスタンにいながら装甲車の上でワインをラッパ飲みし、空き瓶を通行人に投げつけるといった傍若無人を繰り返している。そのため現地の人々からは感謝どころか憎しみを買っていると、これも中村医師が語っている。

さて、ここでもう一つ心配になるのは、民主党代表の小沢一郎のことだ。

すでに民主党は代表選を行わずに小沢代表の三選を決めてしまったようだが、そのまま総選挙が行われて大方の予想通り自民党が敗北し、連立するにせよ民主党が政権を取ったとなると、当然ながら小沢一郎首相の誕生ということになる。
私が心配するのは、小沢は自身のウェブサイトで憲法改正を主張しており、日本が国際社会との協調を図っていくためには「国連常備軍」を創設する必要性を訴えている。
小沢は持論のなかで、今の国連は明治維新のときの朝廷のようだとたとえている。以下はその引用。

-------
明治維新のとき、朝廷は武力を持たなかった。警察力も権力もなかったので、薩長を中心に親衛軍をつくったのである。今の国連は、ちょうど維新後の朝廷と立場が似ている。固有の力を持っていないので、事が起きた時に、その都度各国に呼びかけPKOを始めとして多国籍軍の編成を行うことになる。これでは、緊急な時に迅速な行動がとれないという事もあり、又、その時々の各国の思惑や事情により実効があがらないという面も多々ある。従ってこういうやり方でなく、一歩進めて国連に常備軍を設けるべきであるというのが私の主張である。
--------小沢一郎 「政策とオピニオン」より。

つまり、今の国連がイラクやアフガニスタンに多国籍軍を送って平和維持活動を行うというやり方ではスピーディな対応ができないから、日本が中心になって国連常駐の軍隊を置き、イラクやアフガニスタンに派兵すべきだというのだ。
そして実際、小沢は雑誌『世界』1997年11月号に投稿論文を発表し、そのなかで「私が政権を取って外交・安保政策を決定する立場になれば、ISAF(国際治安支援部隊)への参加を実現したい」と述べ、「国連の平和活動は、たとえそれが武力の行使を含むものであっても、日本国憲法に抵触しない、というのが私の憲法解釈です」と断言している。

民主党は、私の記憶が正しければ、テロ特措法延長に反対の立場をとっているはずだが、その代表であり、もしかすると次期首相になる可能性もある小沢一郎は憲法を改正することにも賛成した上に海外派兵にも積極的な考えを持っているのだ。

これは普通、どう見てもおかしいのではないか。
もし小沢内閣が実現したとして、小沢はさっそくISAF参加を実現させるだろう。その結果どうなるか。
ペシャワールの会の中村哲医師が語ったように、軍事力の介入は現地人からの憎しみを買うだけになるのではないか。
小沢が改憲を実現させ、国連に日本を中心とした常備軍を置くことにしたとする。その軍とは誰が行くことになるのか。自衛隊とは別の組織なのだから、新たに兵士を募ることになるだろう。
私はそこで「徴兵制度」という言葉を思い浮かべないわけにはいかなくなる。
小沢一郎は、日本で徴兵制度を始めるつもりなのだろうか。それを視野に入れながら次期政権を取ろうと目論んでいるのだろうか。
私はここに非常な危惧を感じる。

小沢三選が決まってしまった以上、もはやISAFについても論じられることはなくなってしまったとは「きまぐれな日々」のkojitakenさんも批判的に書いているが、私もまったく同感である。

国民生活を破壊した自公政権には、一刻も早く舞台から降りてもらいたい。
しかし、次に政権を取るだろう民主党はどのような国政を運営していくつもりなのか。それがもうひとつはっきりしない。
憲法を改正し、海外派兵にゴーサインを出そうとする小沢一郎を抑える勢力が民主党内で力を持つことと、連立する政党には小沢の暴走にストップをかけ、本来の「生活が第一」の内閣を実現してもらいたいものである。

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関連タグ : アフガニスタン, 拉致, 小沢一郎, ISAF, 憲法改正, 民主党,

今日の朝日新聞の社説では、「参院が邪魔なんですね」というタイトルで、自民党の有志議員が一院制を目指す議員連盟を旗揚げしたことを取り上げている。

それによると、自民党の連中は衆参両院を統合し「国民議会」という一院制の国会にすべきだと主張しているとのこと。
その狙いはもちろん、現在の参院が野党多数となっている「ねじれ状態」を解消することにある。一院制になり、今の自公独裁状態が維持されれば、今後、日銀総裁人事で揉めることもないし、暫定税率の問題でもたつくこともなく、道路特定財源の無駄遣いを暴かれることもなくなるというわけだ。

私も少し前までは、参議院なんていらないじゃんと思っていた。
自民党が政権を握ってきた、つまりは衆参両院とも自民党が過半数を占めていた状態が続いていた時代には、参議院はほんらい持つはずのチェック機能を果たす場面はほとんどなく、自民党が提案する法案をただ通過させるだけのトンネルのように見えたからだ。
こんなトンネルのために選挙をするのは無駄だし、多数の議員に税金から給料を支払うのも無駄だと思っていた。

けれども、去年の参院選で自民党が歴史的大敗を喫して民主党が第一党になったおかげで上にあげたような、自民党にとっては都合の悪いことがいろいろ国民の目にも見えるようになったのである。
国民からすれば、今の「ねじれ状態」は、はななだまっとうな状態なのであり、これを解消して一院制にするなどという企ては断じて許すべきではないと思う。

しかも、今回の一院制議連の顧問には、森、小泉、安倍というトンデモ総理経験者が顔を並べる予定だという。
ますますもって、こんなもん、認めるわけにはいかないぞ。

昨日発足した議連の設立総会には、衆参から48人が出席したというが、こういう悪しき独裁を狙う者の名前は国民一人ひとりが脳裏に刻み込み、今後政界に生き延びることを許さないようにしたいものだ。
と思ってそのメンツを調べてみた。
しかし太田誠一、中馬弘毅、山本一太といった名前はすぐに上がってくるのだが、他の44人がなかなか出てこない。
山本一太
それもそうだろう。こんな時期にこんな虫のいい魂胆を持った会に参加するヤツは、確信犯かさもなくば後ろめたさを持っているに違いない。変に名前を覚えられて、後々選挙で損をするのは御免とばかりにこっそり総会に出席したのだろう。
まったくもって忌々しい。

朝日の社説では、冒頭で「テストの成績がふるわない生徒が、自分の努力不足を棚に上げて『テストの制度が悪い』と開き直」っているようだと揶揄している。
しかし、産経新聞は一院制に賛成的な記事を書いている。さすがサンケイ。自公の独裁が続くよりも国会が停滞しているのを解決する方が重要と考えているらしい。
自民党幹事長・伊吹文明の「国会が常識と矜持を取り戻せないと国民が判断した場合、二院制が一院制になることはあるかもしれない」という言葉を引用し、「一院制論議は『転ばぬ先の杖』と言えなくもない」と結んでいる。
伊吹文明
なにが転ばぬ先の杖だよ。こんな制度にしたら、日本は本当にひっくり返ってしまうだろうに。
伊吹によるいつもの偉ぶった文言も忌々しいが、産経の記事もかなり忌々しい。

そんなこんなを考えていたら、ああ、日曜日も午後になってしまった。
まったく自民党のアホ議員どもがくだらないことを企てるから、時間を損した気分だ。
どうせ一院制にする議論など、憲法改正の面倒な手続きうんぬんよりも、職を失いかねない参議院議員たちが猛反対して尻すぼみになるに決まっている。
同じ憲法改正をするなら、インチキ臭い「みなし否決」のような制度を改めることを考えた方がいいよ。

外はよく晴れて爽やかな風が吹いている。
初夏の日射しは少し暑さを感じさせるが、のどかな空気がいかにも日曜日にふさわしい。
それなのになぜ、私は朝から自民党のアホな企てのことなんか考えて時を費やしてしまったのだろう。
そう思うと、我ながらますます忌々しく、私は暗い思いに心を浸しながら一言つぶやく。

ガッデム・自民党!


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関連タグ : 一院制, 新国民議会, 自民党, 参議院, ねじれ状態, 憲法改正,

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