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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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3月以来ダラダラと代表の座に居座り、日本の政局に停滞感となんともいえない閉塞感すらもたらした小沢一郎がようやく辞任して、さあこれから政治が変わっていく、つまりは政権交代に向けてまっしぐらに動き出すかと、愚かにも私は期待してしまった。

いや、なんともあさはかでした。
それは認めよう。

なんと、民主党代表選を16日に行うことを早々と決め、マスコミでは早くも鳩山由紀夫岡田克也が有力視されている。

実は、私は民主党がこの時期に代表選を行うことにも懐疑的だった。
なぜなら、代表選を暢気にやっている時間などないと思っていたからだ。そんなことをすれば、また自民党の細田博之あたりが得意げな馬鹿面をさらして、ことさらに民主党批判するのは目に見えている。
そんなスキをわざわざ敵に与える必要はない。
そう思っていたのである。

新しい代表は、これまで代表代理を務めてきた菅直人でいいではないか。

ところが民主党は、というよりも辞任を決めた小沢一郎は、自分が陰に回る代わりに表舞台で思い通りに動かしやすい人物を新代表に据えようとしている。
これまで小沢にいちばん近かった人物と言えば鳩山由紀夫であり、菅直人などはいちばん遠いところにいると見て間違いないだろう。
なにせ、3月に小沢の秘書が逮捕されてから、面と向かって小沢に辞任を促したのは菅直人だけだったのだから。

反対に鳩山由紀夫は小沢をかばい続け、小沢のスポークスマンとなって甲斐甲斐しく働いてきた。
鳩山が次の代表として最有力といわれるのも、その論功行賞があればこそだろう。

なんだか、こうして書いていても嫌になってくる。
まるで、これでは自民党内部のことを書いているような気になってくるからだ。
昨日の「きっこの日記」では民主党は飛車角抜きで戦ってもアホぞろいの自民党には勝てると豪語していたが、私はまったくそうは思わない。

民主党が、仮に鳩山由紀夫を代表に決めれば、麻生太郎と変わらぬ世襲議員の代表誕生であり、なにより鳩山由紀夫という人物は麻生太郎よりも優れたところがどこにも見あたらない凡庸な男だからである。
鳩山の人物像については、今日の「きまぐれな日々」や「カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記」がくわしい。
まず「きまぐれな日々」から一部を抜粋してみることにする。

鳩山一郎の孫である鳩山由紀夫は、単に安倍晋三(岸信介の孫)や麻生太郎(吉田茂の孫)と同じ類型の、世襲政治家の権化であるばかりではなく、耐震強度偽装や田母神俊雄が大賞を獲った懸賞論文で悪名の高いアパともべったり癒着している。
(中略)
小沢一郎は、自らはタカ派にして新自由主義的な本音を抱きながら、選挙区の事情や左派と結んだ政策協定によって左派を重用する党内采配を行ってきたが、代表が鳩山由紀夫に代わってしまうとそうはいかない。確実に左派の影響力は低下し、民主党の政策は右旋回をすることは間違いない。


「カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの虚業日記」では次のように書いている。

鳩山由紀夫の能力は麻生太郎以下だと思っていて、鳩山由紀夫は世襲であることと統一協会などのカルトな支援組織と財界が後ろで煮凝りになっていることが取り柄といえば取り柄な、政治家としては少なくとも政党の看板に置いちゃ不味い奴だと評価しているんだが、なんでそんな安倍晋三と似たり寄ったりな無能野郎が民主党の代表候補としてすぐに名前挙がるんだろうか。日本には選んで有害なバカを担ごうとする体質があるんだろうか。それと民主党構成員はあの鳩山由紀夫代表時代の不人気ぶりをもう忘れてしまっているんだろうか。

二人のエントリを読んで思い出したが、民主党は一度、鳩山由紀夫を代表にして懲りた事実があるのである。
にもかかわらず、小沢一郎は鳩山由紀夫を担ぎ出そうという意識がどうやら強いらしい。「きまぐれな日々」のkojitakenさんは小沢にとって鳩山という男は「担ぐ御輿は軽くてパーがいい」という御輿だと看破している。

もちろん、代表選をやる以上は立候補に前向きな姿勢を示している岡田克也にも可能性があるわけだが、岡田にしても世襲議員ではないものの、その出自はイオングループの御曹司であり、すくなくとも自民党に対して世襲議員のことを非難するには抵抗がある人物だ。さらに岡田は新自由主義的立場をとっていることでも知られ、政策については社会保障費の財源として消費税増税を主張している。

無能な鳩山由紀夫と新自由主義者の岡田克也
こんな二人が代表候補になる民主党が、はたして「きっこの日記」が言うように「飛車角抜きでも自民党に勝てる」と言い切れるだろうか。
とてもではないが、私は民主党に一票入れる気にはなれない。

こんなことならば広く候補者を募り、時間をかけて代表選をやってくれる方がよほどよかった。そうすれば長妻昭、あるいは蓮舫といった新しいイメージの代表が生まれる可能性が出てきたはずだ。
しかし民主党執行部は投票を衆参議員だけに限り、今週末に決着を付けようとしている。これではニューフェースなど出てきづらいし、立候補したとして当選する可能性はほとんどないだろう。なにしろ党内派閥で言えば小沢一郎系がもっとも多く、そして彼らが推すのが鳩山由紀夫なのだから。

というわけで、ようやく政治が動き出したと思ったのも束の間、民主党に対してはまたしても裏切られた思いでいっぱいの私は、またしばらく鬱々とした日々を送らざるを得ないようである。

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関連タグ : 民主党, 鳩山由紀夫, 岡田克也, 代表選,

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