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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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まったく、政治家にしろ、官僚どもにしろ、これまでさんざん税金を無駄遣いしてきた連中は、「李下に冠を正さず」という諺を知っているのだろうか。
おそらく知らないだろうから、こんなにも次から次へと国民から疑いをかけられるような行為が露見するのだ。
福田・額賀
李下に冠を正さずとは、中国の故事で、すももの木の下に立って冠をかぶり直そうとすると、傍目には手を伸ばしてすももの実を盗もうとしているかのように見える。だから、そういうところでは冠をかぶり直さないようにするべきだという意味だ。

ところが、今、話題になっている「居酒屋タクシー」を利用した官僚どもなどは、冠を直さないように己を戒めるどころか、ビールでもつまみでも、金券、現金にいたるまで、もらい放題だったわけだ。タクシー券はもちろん税金から支払われるもので、彼らは税金でタクシーを利用しながら、その税金に対する見返りとして種々のサービスを受けていたわけだ。
タクシー券には利用者のサインと利用金額を記入さえすれば、そのまま請求されるわけだから、もしここで水増しした金額が書き込まれたりしていれば、それは横領ということになる。
そして、この横領から得た利益からタクシー業者がビールやらのサービス品を仕入れていたならば、それもまた横領の一端を担いでいたことになるのではないか。

しかし、今回露見した出来事で、私がいちばん驚いたのは、各省庁ごとに驚くべき金額の予算がタクシー券に使われていたということだ。たとえば06年度、財務省では約4億8000万円分ものタクシー券が使われたという。
これはいくらなんでも、多すぎるのではないか。
なんどでも書くが、一般の企業の場合、支出の見直しをして無駄を省くとき、真っ先に削られるのは交際費とタクシー券だ。

今、日本の政府は巨額の財政赤字を抱え、その立て直しを迫られているというのに、タクシーだけに5億近い金を使っているというのは、どういう神経なのだろう。これを他の省庁でも使われている予算と合わせると、莫大な金額になることだろう。

昨日のニュースでは、ビールやつまみの提供を受けていた官僚がインタビューに答えて、「そういうものを受け取っても罪悪感をもつことはなかった」と言っていた。
彼らには、もはや李下に冠を正さずという意識の断片すら残っていないらしい。

官僚は深夜帰宅が多いからタクシーを使わざるを得ないというのなら、まず第一に残業を減らす努力が必要だし、第二には仮眠室のようなものをもうけて、帰宅できない時間になってしまったら、とりあえずはそこに泊まれるようにすべきだろう。それでもどうしてもタクシーを使う必要があるのなら、自腹で立て替えるようにするべきだ。そうすれば無駄な金は使いたくないという神経が、少しは働くだろう。

とはいっても、もはや官僚どもに悔い改めさせることには誰も期待していない。

ならばいっそのこと、タクシー券みたいなものは使用禁止にするべきだ。そもそも、いくらでも誤魔化しの利く制度を利用しているから今回のような事態が起きるのだ。

これからは、官僚どもが何重にもまとっている特権の薄皮を、一枚一枚はぎ取っていき、徹底的に無駄遣いをなくしていくことが求められよう。
長妻昭
消費税増税をふくむ税制改革の話などは、それらが終わってからにしてもらいたいものだ。


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