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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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数日前、わが家のポストに妙なチラシが入っていた。
B4版に印刷されているのは「新・女性知事に千葉の未来を託し千葉をもっと元気に」という赤い文字と笑顔の赤ん坊の写真。そして筆文字で「よみがえれ! 千葉」とある。
あ、千葉知事選のチラシね。
それはすぐに分かった。「新・女性知事に千葉の未来を」なんて書いてあれば、これが白石真澄候補のものだということも分かる。

しかし、なんだか変なのだ。
というのもこのチラシ、どこを見ても白石の名前が出てこない。
赤ん坊の写真の下には「5つの改革」という項目があって、
1いのちを大切に、医療と福祉 2子育て支援と教育で人づくり 3いきいきと働ける雇用促進 4交通と産業のさらなる発展 5農林水産業を元気に
とあって、それぞれに箇条書きの公約? が書いてある。

で、裏面を見るとさらに変。
ここには白石を応援する人間の写真が並んでいて、それぞれにメッセージが添えられている。応援者のメンツは大阪府知事の橋下徹、衆議院議員の小渕優子、それにヤンキー先生こと参議院議員の義家弘介、漫画家のやくみつる、千葉商科大学学長の島田晴雄。
変なのは、彼らのメッセージに一言も白石の名前が出てこないのである。
みな「彼女は」とか「彼女の」と3人称代名詞を使っている。
いちばん変なのは橋下徹のメッセージで、こんな具合だ。

千葉県知事選挙もいよいよ間近に迫ってきました。
○○さんが千葉県知事を目指されるとお聞きし、驚くと同時に都道府県知事の中にまた一人、共に霞ヶ関と戦っていただける頼もしい同志が増えることに大きな期待を持っております。
○○さんは、東洋大学、そして現在は関西大学でバリアフリーをはじめ地域福祉論の教鞭を執られる一方で、国の審議会委員だけでなく、千葉県では教育委員も務められるなど、行政とも関わりが深く、豊富な知識と経験に裏打ちされた判断力をお持ちで、国に対してしっかりとモノ申すことができる方です。

(以下略)

なんで、わざわざ「○○さん」などと名前を伏せて書く必要があるのだ?

チラシにはもう1枚折りたたんだものが添えられていて、こちらには白石ますみの顔写真とプロフィール、マニフェストなどがくどいくらいに書いてあるのだ。

もう一度、白石の名前を伏せてあるチラシを見ると、隅っこに「このチラシは公職選挙法にもとづいたものです」と断り書き。
公職選挙法では、2枚チラシを配布するときにはどちらかを名前を伏せて作らなければならないことになっているのか?

だいたい「○○さんは」などと下手な謎解きみたいなことをやって誰が喜ぶというのだ。
白石真澄は「千葉の家計簿を見直す」と言っているが、それはすなわちムダを省くという名目に名を借りた財政緊縮と職員の首切りで、こんなことをやられてはますます千葉の景気が悪くなり、失業者の数が増えてしまう。
白石などには絶対に投票しないと最初から決めていたが、こんな奇妙なチラシを見たら、誰に投票するか決めかねている有権者も白石だけには投票したくなくなるのではなかろうか。

■追記
不審に思ったので、白石の選挙事務所に電話してみた。
すると、公職選挙法では本人が作る正式なチラシには顔写真、名前を出してもいいが、応援団体が作るチラシには名前も顔写真も出してはいけないことになっているのだそうだ。
ふむふむ、ひとつ勉強させてもらったよ、白石センセ。

でもなあ、いかに応援したいかは分かるが、「○○さん」とまでして出す応援メッセージって、どうよ。
いかにも策がないねえ。大丈夫なのか、知事になったとしても。
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関連タグ : 千葉知事選, 白石真澄,

いやはや、しばらく更新を怠っている間になんとも困った状況になってしまったものだ。

今、千葉県では29日の投票を前に、県知事選が最後の追い込みに入ろうとしている。
当初、私は前知事の堂本暁子から後継指名を受けた吉田平が本命と見ていた。
立候補しているのは吉田をふくめて5人。
前回の知事選で「善戦」して敗れた森田健作と県議から立候補した西尾憲一、それに共産党から立候補した八田英之(はったふさゆき)、大阪生まれだが今は千葉県在住の新自由主義者、白石ますみ。

このうち白石ますみについてはあらためて語る必要もあるまい。民主党からの公認を取り消され、今は公明党の推薦を得ているが、テレビのコメンテーターとして出演していた頃からきわめて上昇志向の強いガチガチの新自由主義者で、今回の公約でもムダをなくすという旗印の下、県財政については超緊縮型政策で臨むことをうたっている。選挙公報で白石に応援文を寄せているのが大阪府知事の橋下徹で、自分とともに霞ヶ関と戦っていける同志であると白石のことを祭り上げているが、白石などが知事になれば橋下が大阪で行っているようななんでも切り捨て型政治を行うだろうことは想像に難くない。橋下同様、白石も県民のためのサービスなどには目もくれない「小さな自治体」実現のためにやっきになることだろう。

吉田平は白石を見切った民主党が推薦し、前知事の後継ということもあってもっとも知事に近い存在かと思っていた。
財政難に苦しむ「いすみ鉄道」の社長に就任して次々とユニークな経営手段を導入したことはニュースでも報じられたし、社員の誰よりも早く出社して社長自らトイレ掃除をするという日課は、社長になるがゆえに陥りやすい傲慢を自ら戒めるためだというのも新鮮に映った。
しかし、現職知事からの要請を受けたとはいえ社長に就任してから1年もたたないうちに仕事を放り出す形で「いすみ鉄道」を辞め、知事選に立候補するというのはいささか無責任というしかない。
私は吉田平には投票しないつもりでいたが、県民の意志をならしてみれば吉田がもっとも有力なのではないか、少なくとも無難な候補なのではないかと思っていた。

ところが、少し前からちらほら情報を耳にしていると、あに図らんや、私はまったくの泡沫候補だと思っていた森田健作が善戦しているという。
それを裏付けるように、今日の東京新聞でも21日、22日に行った電話による世論調査の結果として森田健作が5人の中で一歩リードしていると報じている。
森田に続くのが吉田平で、次いで白石ますみという結果になったという。

森田は無所属ながら自民党県議の約半数から支援を受けており、もともと自民党支持層が多い千葉県民がこれを補強する形で他を引き離しているというわけだ。自民党支持者が多い地方というのは、中高年だけでなく20代をはじめとする若い世代も自民党を支持する傾向が強い。千葉県の場合はきれいにこの傾向を現して森田健作支持へとなびいているのだろう。

同じような調査は毎日新聞も行っていて、その結果でも、やはりトップを走っているのは森田健作で、その支持は県全域にわたっているという。これに吉田、白石が続いているというのだから、どうやら森田健作は今のところ県知事にいちばん近い存在であるといえそうだ。

しかし、選挙公報を見ても「輝け! 千葉日本一。」とか「千葉県民くらし満足度日本一宣言」などとやたら「日本一」が並ぶばかりで、およそ具体性に欠けるのが森田の「政策」アピールだ。知事になるからには、何をどうやって「日本一」に持って行くのかを明らかにしなければならないというのに、森田の口から出てくるのは号令と、「さらば涙といおう」の熱唱だけだ。

森田といえば「おれは男だ!」というスポ根青春ドラマが唯一のヒット作で、タレントとしてはお世辞にも一流とはいえない存在だった。その後、自民党から国政に打って出たが、当選したものの議員として数え上げることができるような実績を上げたこともない。
世間的にはもはや大昔のドラマである「おれは男だ!」で演じた剣道部のキャプテンのキャラをいまだにひきずって、威勢だけで突っ走る向こう見ずな男。要するに、かけ声だけはよく通るが、中身は空っぽの男というのが森田健作なのだ。
だが、この男が千葉の首長になるとすれば、単に威勢だけの男として見逃すわけにはいかなくなってくる。

森田健作は、「青春の巨匠」などともてはやされたこともあるが、その体質はまさに体育会系そのもので、石原慎太郎とも通じるところがある右翼的人物である。実際、前回の知事選では堂本暁子に敗れはしたが、選挙戦後半になって石原慎太郎の応援を得て猛追し、結果として6000票ほどの僅差で敗れている。今回、石原が応援するかは分からないが、森田が絶叫する青春スピリットは「つべこべ言わず、とにかく俺についてこい!」という問答無用なものであり、そこには議論を尽くして民主的に結論を導き出そうというプロセスはない。要するに森田健作は男一匹であり、ひとたび大将になれば周りに忠実な僕を侍らせて石原慎太郎のようにふんぞり返るに違いない。

と、こんな想像をいくら書いてみたところで仕方ないのだが、森田健作が県知事になって何を具体的にやろうとしているのか、それが今の段になってもほとんど見えてこないところが恐ろしい。こんな奴にどうして千葉県民の多くが支持を寄せているのか。私には皆目見当がつかない。
森田健作ならば何かをやってくれるかもしれないと思っているのだろうか。
それは世の中の景気がよくて県民も満ち足りた生活を送っているときならば許されるのかもしれない。
しかし実際には多くの地方自治体の例に洩れず千葉県も財政難に苦しんでいるのであり、県内の経済情勢もまったく振るわない状態にある。さらに公立病院が閉鎖されたり規模縮小を余儀なくされるなど医療問題も山積している。教育問題もある。こうした問題の一つ一つに有効な対策を立てていけるのか、森田健作に。私には「おれは男だ!」と叫び続けているだけの男にしか見えない森田などに、県政を任せようなどという気持ちには到底なれない。
森田のような右翼的体質を持った頭の空っぽな人間が4年間もトップとして県政の舵を取って行ったなら、任期が終わる頃の千葉はどうなっているのか。
私には空恐ろしくさえある。

今からでも遅くはない。
千葉県民は29日の投票日には森田健作になど投票しないでもらいたい。
もちろん、白石ますみでもなく、吉田平でさえなく、ここは八田英之に投票して革新県政を誕生させてほしい。今、5人の候補の中で社会格差の問題、福祉の問題など、県民の生活に密着した事柄に丁寧に答えようとしているのは八田英之だけである。
私は共産党とは何の関係もないが、今の社会には共産党の主張をもっと生かしていく必要があると考えている。

いや、今の状態で八田に投票したのではただの死票になってしまう恐れがある。

ならば百歩譲って吉田平でもいい。民主党、社民党、国民新党が推薦するこの候補者を当選させれば、自民党にとって嫌な思いをさせることができる。

とにかく森田健作のようなかけ声だけの男が首長になって、県民がボロボロになるのを許すわけにはいかない。タレント特有のポピュリズムにひきずられて、宮崎や大阪で見せられた馬鹿げたショーを千葉でも再現するのだけは勘弁してほしい。
テレビで作り上げられた熱血漢の虚像に惑わされるのだけは、止めてほしいと心から願わずにいられない。


関連タグ : 千葉知事選, 森田健作,

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