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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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福田康夫が夏休みを取って以降、マスコミは内閣改造があると騒いだが、当の福田はいつものポーカーフェイスで何も考えていないという答えを繰り返していた。

それがここに来てにわかに8月初旬に内閣改造という話が浮上してきた。
それだけではない。支持率が低い福田康夫に首相を続投させるよりも、いっそ福田を退陣させて民主党の代表選に合わせて解散総選挙をぶつける案まで出ているという。

今日の朝日新聞の社説では、このところ公明党が連立パートナーの自民党に対して注文をつける大胆な発言が目につくようになったことを取り上げている。
もともと支持率が低迷している福田内閣は、洞爺湖サミットを区切りとして退陣するのではないかという憶測があったが、公明党元代表の神崎武法は、講演会で露骨に福田康夫の首相退陣の可能性をにおわせた。さらに同党幹事長の北側一雄は「内閣改造をしても支持率が高くなる保証はない」と発言し、幹部たちが口々に「早期解散」を唱えはじめたという。
さらに自民党が想定していた8月下旬の臨時国会召集に待ったをかけ、9月下旬への先送りを主張する。
こうした事情を踏まえて朝日は「内閣改造を軸に、総選挙の時期や首相交代などの思惑をはらんでうごめき始めた政局の主導権を、公明党が握っているようにさえ見える」と書いているがまったくその通りで、今や選挙を行ったとしても自民党公明党創価学会の支援がなければ 議席を確保することが難しいのは明らかだ。

その結果、自民党内閣改造も国会召集も解散の時期も公明党の顔色をうかがわなければ決められない状態になっている。
もはや自公政権ではなく、公自政権と呼んだ方が正しいといえるだろう。

しかし、政権の行方を左右するほどの影響力を持つようになった公明党はいったい何を目指そうとしているのか。それが一向にはっきり見えてこないから公明党=創価学会を忌み嫌っている私としてはすこぶる不気味で仕方がない。

今まで公明党がやってきたことは、自民党の悪政を補強するばかりで党是の「国民生活を守る」とはほど遠いことだったことは明らかだ。そこには政党としての主義も主張も認められず、ただただ権力の座にしがみつきたいという執念だけが見て取れた。

そのやり口から見て、おそらく政局を左右する力を持った今、公明党はあくまでも自民党を表に立てて裏で糸を引く気でいるのだろう。首相は人気があり、少しでも今より支持率が高くなるのであれば、麻生太郎でも構わないと踏んでいる。そうして責任の矢面には自民党を立たせ、実質的な人事権や政策決定権は自分たちで握ろうと考えているのではないか。

あるいは、自民党ではもはや勝ち目がないと判断して民主党にすり寄ることも考えられる。実際、鳩山由紀夫は講演会で「公明党を排除することを最初から考えるつもりはない。民主党の考えに協力していただければ大変有り難い」と発言し、公明党との連立を視野に入れていることをうかがわせている。

公明党にしてみれば、政権の座に留まることができるのであれば相手は自民であろうと民主であろうとかまわないのだろう。
しかしこのような政党が政権の座に居座り続けたとして、その先に見えてくるのは決して明るい社会像ではない。むしろカルト宗教による言論封殺と自由を制限する一種の恐怖政治による社会の姿がうかがえるから背筋が寒くなる。
いみじくも朝日の社説は、かつて党の委員長まで務めた矢野絢也が「政治評論家としての活動を中止させられた」と創価学会を提訴していることに触れ、矢野が国会での証言にも応じる姿勢を見せていることから公明党が長期の国会会期を嫌っているのはそのためではないかと推測している。
公明党にはよほど表沙汰にしたらまずい事情があるのだろう。

さらに、今日の「きまぐれな日々」では民主党の永田寿康元衆院議員が創価学会の名誉を傷つけたとして略式起訴された事件を取り上げ、JanJanのさとうしゅういち記者による批判記事を載せている。

「誰であれ、どの団体であれ、公に政治活動をすればそのことに対して批判なり論評を、他勢力や有権者から受けるのは当然のことです。その程度の覚悟もなくて政治をやるなと申し上げたい。この程度のことで、永田さんが起訴されるような状況が、さらにエスカレートすれば、うかうか政治活動ができないではないですか?今度は政策論争すら難しくなりかねません」

そのうえでkojitaken氏は「私は、これなど創価学会と公明党の強権的体質がむき出しになった象徴的な一件で、今後の新政権の枠組には断じて公明党を入れるべきではないと考える」と結んでいる。

私もまったくこれに同意見である。
今や死に体といってもいい福田内閣と自民党は、公明党と結ぶしか活路を見出すことができないだろうが、野党第一党である民主党には、いかに政権奪取のためとはいえ「公明党を排除するつもりはない」などと節操のないラブコールを送ってほしくない。

民主党にはここいちばんのときに公明党をパートナーにするのではなく、社民党なり場合によっては共産党との組み合わせを考えてもらいたいものだ。
自公政権によって破壊されてしまった日本社会を修復し、新自由主義に対抗する社会民主主義を実現するにはそれしかない。
カルト宗教と癒着した政党は、政権のパートナーの選択肢に入れるよりも、むしろ国政の場から追放すべきだと私は考える。

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関連タグ : 公明党, 創価学会, 内閣改造, 自民党, 民主党,

今の自民党内には、中川秀直を中心とする「上げ潮派」と与謝野馨・谷垣禎一を中心とする「消費税増税派」が対立する形でしのぎを削っている。

今週、福田康夫が夏休みをとったことにより、休み明けには内閣改造があるのではないかとの憶測が流れるなか、中川は19日、広島県東広島市で公演し、福田康夫が内閣改造に踏み切る場合、経済成長を重視し安易な消費税引き上げに反対する「上げ潮派」を内閣人事に重用すべきだとの考えを示した。

中川は、町村派が先に特別会計の余剰積立金である「埋蔵金」など総額50兆円規模の財源を捻出し、社会保障費などに活用するよう求める提言を発表したことに言及。その上で「2011年度のプライマリーバランス(基礎的財政収支)黒字化という財政再建目標を先送りせず、国民生活再建と両立させるべき。そのために提言を参考にして対応策を取る人を閣僚にしていただきたい」と語ったという。

原油高にはじまる諸物価が高騰している折り、国民生活がどんどん苦しくなっているというのに消費税増税などは断じて許すべきではない。
しかし、それに対立する形となっている中川の「上げ潮論」だが、一見ごもっともなことを語っているように思えるものの、気をつけなければならない。
それというのも、もともと中川秀直の言う「上げ潮派」とは、大企業を儲けさせることにより日本経済の土台を引き上げさせるという狙いがあり、これは竹中平蔵により打ち出された由来を持つ新自由主義政策の一環であるからだ。

小泉による規制緩和により、これまで大企業は税制面などで優遇され、トヨタなどはそのおかげで世界最高の利潤を生み出す企業になり得たといえる。
もし、中川の言うように上げ潮派の立場を取る政治家が重用されることになり、今後さらなる企業優遇が推し進められることになれば、今までの流れからして国民への負担がいっそう増すことは明らかで、中小企業の倒産がさらに増え、年間自殺者の数は延々と3万人以上を記録していくことになるだろう。
したがって、字面のみから上げ潮派を肯定することは非常に危険である。

また、上げ潮派自身、消費税増税を決して否定しているわけではなく、要するに順番の問題だとしていることも見逃せない。中川も「要は打順の問題だ」と言っており、大企業優遇による景気浮揚策が上手くいったにせよ、失敗するにせよ(私は上手くいかないと思っているが)、次に繰り出してくるのは与謝野や谷垣がやりたくてやりたくて仕方のない消費税増税なのだ。
自民党としては、上げ潮派による景気浮揚策が上手くいかなかったのだから後は消費税を上げるしか策はないという理屈を通しやすくなる。

国民のわれわれとしては、今このときに与謝野馨や谷垣禎一らの言い分を認めることができないと同じように、中川秀直の言う上げ潮論も、到底受け入れるわけにはいかない。

いちばん理屈が通るのは、竹中平蔵が推し進めてきた大企業優遇をやめて、いちばん金を儲けているところから金を出させるということであり、霞ヶ関の無駄、多すぎる国会議員の数を減らすという無駄の削減を徹底的に行うことではないか。
消費税増税などはその後に語るべきものである。

しかし自民党が上げ潮派と消費税増税派との二者選択しか示していない以上、われわれとしてはやはりこの政党を支持する理由はないわけで、結局のところ、いちばん望ましいのは福田康夫に内閣改造よりも解散総選挙の決断をさせ、自民党を敗北させる以外にないということになる。
だが、あくまでも慎重な福田康夫が解散総選挙をする可能性は低いだろう。内閣改造をするとしても、上げ潮派にかたよるでもなく消費税増税派に傾くでもない、中途半端な人事をするのではないか。

だとすれば、残るのは生活が追い詰められつつある国民の声を背に、野党が結束して自民党を追い詰め、解散総選挙に持って行くしかないだろう。
その気運は十分に整っていると思うのだが。

関連タグ : 自民党, 上げ潮派, 消費税増税, 内閣改造, 解散総選挙,

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