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酒好き、映画好き、本好き、落語好き、バイク好き、そして鬱。 ちょっとばかり辛い日もあるけれど、フンニャロメ~と生きてます。
◎心にとめおく言葉
●人は、自分が見たいと思うものしか見ようとしない――ユリウス・カエサル
●為政者たるものは憎まれることはあっても、軽蔑されることだけはあってはならない。(塩野七生)
●自分に当てはめられない基準を他人に当てはめるべきではない
――ノーム・チョムスキー
●さまざまな知識人、文化人、政党やメディアは一般の人々よりも右よりな立場を取る――ノーム・チョムスキー
●考えろ、考えろ、考えろ!――ジョン・マクレーン

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オバマ
バラク・オバマが第44代アメリカ大統領に就任する。
アメリカ国内はもとより、同盟諸国もこぞって彼の就任を喜び、祝福することだろう。
おそらく明日の新聞もニュースも、オバマ新大統領で埋め尽くされるだろう。
ブッシュによるこれまでの8年間があまりにもでたらめな政治だったこともあり、オバマに対する期待はいやが上にも高まる。

しかし私はアメリカ国民ではないし、次期大統領になったときからのオバマを見ていて素直には喜べない気持ちでいる。喜べないというよりも、やはりアメリカはアメリカであり、大統領が誰になろうともどうしようもないのだという諦めと落胆で一杯になっている。

なぜオバマに失望しているかといえば、ひとえに彼がこの年末から始まる3週間にわたってパレスチナを空爆し、侵略行為をほしいままにしたイスラエルに対して、なにひとつ行動を起こさなかったからだ。
ガザ地区という世界でもっとも人口密度が高い地域に無差別に爆弾を落とし、文字通り町中を廃墟に変えてしまったイスラエルの蛮行は、非難してもしきれるものではない。1000人以上の女性や子どもをふくむ市民が犠牲となり、家を失っていったこの3週間の間、オバマはハワイでゴルフを楽しみ、悠然と構えてワシントン入りに備えていた。

これは私に、あの2001年の「えひめ丸事件」が起きたときに、平然とゴルフを続けていた総理大臣・森喜朗を想起させた。
アメリカの潜水艦に衝突されて何人もの若者が命を落としたとき、森は事件の一報を耳にしながら事件を究明し、アメリカに抗議をするどころか第三報が入るまで楽しげにプレーを続けた。
その結果、森内閣に対する支持率は決定的に下落し、二ヶ月後に森は退陣へと追い込まれた。

ハワイでゴルフに興じ、パレスチナで多くの犠牲が出ていることを聞かされながらも「大統領はふたりも必要ではない」と言って平然としていたオバマは、大統領就任が決まり、金融危機に陥ったアメリカ経済に直面したときとは、明らかに違った対応を見せた。
それはオバマが、アメリカはこれまで通りイスラエルとの関係を重視するということの表明であり、他国で起こっていることよりも自国をまず優先して考えていくことの表明に他ならない。
彼が就任演説でどんなに立派なスピーチをしようとも、この事実は変わらない。
オバマは、パレスチナでの虐殺行為を肯定し、イスラエルを擁護し続けることに積極的ではないかもしれないが、決して反対ではないのである。

私はこの数週間にわたって行われたイスラエル政府による大量虐殺は、かつてナチスがユダヤ人に対して行った行為に匹敵するものだと思うし、国際社会を味方に引き込んで好き放題をしようとしているイスラエル政府を決して許すことができない。今回の虐殺に荷担し、これを肯定し続けたオルメルト首相ら政府要人と軍関係者は国際軍事法廷にかけて厳しく非人道行為を責められるべきだと思う。また、自らの歴史的背景を理由に被害者意識を持ち、それゆえにパレスチナを攻めるというイスラエル人たちの甘えは、今後決して許されるべきではないと思っている。
犠牲者


イスラエルは、今回の非人道的行為を行ったことにより、後々大きな代償を払うことになるだろう。今回の身勝手な行為によって世界に根深く浸透している反ユダヤ主義には恰好の材料を与えることになるだろうし、新たなレイシズムを生み出す原因にもなるかもしれない。私はレイシズムに与するものではないが、ユダヤ人とは積極的に親しくなりたいとは思わないし、オリンピックなどの国際大会にはイスラエルが参加するかぎりボイコットする方を支持する。
スポーツを政治の道具にするなとはいわれるが、スポーツとは政治の道具であり続けてきたのだ。その道具をこれから日本も使うことにすることに異論はない。

バラク・オバマは熱狂的にアメリカ国民に迎えられることだろう。
そして彼は、彼らの期待に応えるべく、必死に仕事に取り組むだろう。
しかし、それはアメリカ国内に向けたものに大きく限られるに違いない。
経済の立て直し、雇用の改善など、アメリカ国内には取り組むべき問題が山積している。オバマは、これらに取り組むことで精一杯だろう。もし、それが上手くいけば、波及効果として世界経済も立ち直るきっかけをつかむかもしれない。しかしそれはあくまでも二義的なことだ。
オバマは内政に重点を置かざるを得ない。
だから、イラク問題やアフガン問題は同盟諸国の負担を強いることだろう。
確固とした政治的信条を持たない日本政府は、唯々諾々としてアメリカの要求に従おうとするだろう。しかし、われわれは忘れてはいけない。
戦争に荷担するようなことはしない。
そして非人道的な虐殺行為を黙認し、荷担するような国の言いなりになど、決してなるべきではないということを。

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関連タグ : オバマ, イスラエル, パレスチナ,

ヒラリー候補
米大統領民主党予備選挙で、ヒラリー・クリントンが息を吹き返した。
代議員の数が多いテキサス、オハイオ州でバラク・オバマを破ったからで、昨日のニュースでは真っ赤なスーツに身を包んだヒラリーの弾けるような笑顔が映し出されていた。
その様子を見ていると、やっぱりヒラリーには華がある。
なんとなく勝たせてやりたいと思わせるものがある。

しかし、綺麗な花にはトゲがあるというが、ヒラリー・クリントンの場合には毒があるといってもいいのではなかろうか。
私は、民主党から大統領が立つならば、バラク・オバマになってもらいたいと思う。
それは「カナダde日本語」の美爾依さんが伝えている、ヒラリー陣営によるネガティブキャンペーンを見てもわかる。ヒラリーという女性は、4年前のブッシュを思わせるような、なりふり構わぬやり方でとにかく勝とうとしているのだ。

さらに彼女の場合、ファースト・レディだった頃からユーゴスラビア空爆に消極的だった夫の尻を叩くほど強行的な政策を主張したことでも知られているし、現在でもその考え方の基本は対外的に強硬な路線を主張するネオコンと同じである。その詳細については田中宇の国際ニュース解説「ネオコンと多極化の本質」で述べられているが、彼女は少なくとも2006年時点では「イラクは上手くいっている」と主張していたのであり、ネオコンをブレーンとして親イスラエル、反イランの姿勢をとっている。

彼女はまた、従来はリベラルな立場を表明し、同年代の女性層や都市部のヒスパニック系から強い支持を得ていた。アメリカでは常に大きな争点となる人工妊娠中絶に対しても女性の権利としてこれを支持していたが、大きな支持基盤であるキリスト教原理主義者たちの反発にあうと簡単に変節、保守派を懐柔した。要するに、勝つためならば何でもやる女なのである。

私は嫌だね、こういう女は。だいたいフェミニストという人種にしてからが性に合わないし。
だってフェミニズムというのはミーイズムの亜流じゃないか。フェミニストであることを公言しているヒラリーは、結局ミーイズムの人なんだと思う。
初めての女性大統領になることを大きな売り文句にしているヒラリーに比べれば、オバマが掲げている変革はアメリカ社会の差別や格差をなくそうというものであり、ずっと受け入れやすい。
彼が大統領になれば、初の黒人大統領ということになるが、そう呼ばれることは必ずしも彼にとっては本意ではないだろう。人間としてオバマの方が器が大きいのではないか。
バラク・オバマ
今、アメリカは国内に格差の問題を抱え、国外ではイラク、イランそれにイスラエルとの難しい関係を抱えている。解決するにはどれも難問ばかりだ。
しかし大統領選が行われることで、こうした問題が浮き彫りにされ、政治家はいかに真摯にこれらと向き合うかを迫られるのはいいことだ。
日本の国会のようにいつの間にか年金問題が道路問題になったり、誰が見ても劣化している与党に対して何ら有効な対決策をとらずにいる野党第一党を見ていると、アメリカがうらやましく思えたりするのが、何とも口惜しい。


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関連タグ : 米大統領, ヒラリー, オバマ, ネオコン,

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